古今亭志ん生の渋みと可愛げある声が大好きなんだな。

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渋いなぁ。モノクロがより引き立てるよね。

何で落語なんてものに興味を持ったんだろう。

おお、そうか。

ワタシの大好きな芸人・ダウンタウンの松本人志さんが

幼少期の頃、祖父と寄席に言っていた事がベースにあり

移動中のロケバス車内などで落語を頻繁に聞いているという

事実を知った事で、

それじゃあ、落語を聞いてみようと思ったんだっけなぁ。

新しい物事に取り組むきっかけって、

自分の尊敬する・好きな人からの影響を受けるってありますよね。

久しぶりに古今亭志ん生の

替り目

を聞いてみるとやっぱり面白いんだなぁ。

渋いなぁ。モノクロがより引き立てるよね。

渋いなぁ。モノクロがより引き立てるよね。

替り目の内容ってえのが、

現代の日常生活にも当てはまるんだよ。

毎日呑んだくれている親父が

今日もまた、ツケであちこち飲み歩く。

それを見た女房があちこちに平謝りしながら

あんたしっかりしなさいよ、と

旦那を家に連れて帰る。

くだをまく旦那は更にエスカレート、

早く酒を飲ませろ、酒を買ってきてくれ、

頼むから酒を飲ませやがれ、と催促する。

身体を思う女房の気づかいを振り払い

べらんめぇ口調全開で酒の買い出しに女房を

追い払う。

しかし。

実はこの飲んべえ旦那、

心底女房を愛しており

こんな俺と一緒になってくれてホント感謝してると、

あいつには世話になっているんだと

1人つぶやく。

そのつぶやきを聞いていた女房と

酒を買い出しに行っていたと思い込んでいた旦那が

柱の陰に居る女房に気づいてチャンチャン、というオチなのだが。

のんべぇ旦那と

世話焼き女房を一人で見事に演じる古今亭志ん生の

落語は本当にすごい。

誰もが持ち合わせる日常生活の一部分を面白おかしく演じ、

現代のお笑い芸人が発信する笑いとは質の違った

滑稽な人間模様を醸し出すのだ。

先日のブログの歌舞伎の笑いにも似ているだろうか。

見ているうちに、その世界観に引き込まれていくうちにじわりと笑いがこみあげてくるのだ。

落語とは人間の業の肯定である。

と、

故・立川談志は言っていた。

まさにその通りだと思う。

呑んじゃいけないよと言われても呑みたいじゃないか。

努力した方がイイと分かってはいてもそれが継続できないじゃないか。

人を裏切ってはいけないと教えられても自己を正当化して裏切るじゃないか。

不倫はイケねぇと倫理観で知ってはいてもその熱い気持ちを抑えられないじゃないか。

アトピーに酒が悪いと先生に言われてもストレス発散を口実に呑んじゃうじゃないか。

(苦笑)

落語はそういう人間の醜さ・妬み・裏切り・だらしなさなどを

面白おかしく伝えてくれる。

綺麗事じゃない世界を笑いを交えながら

時として泣けてくる日本の伝統芸能・落語。

一度、生の舞台で聞く事をオススメする。

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花城 健

合同会社 代表社員兼 介護タクシーめぐり運転手  1978年 沖縄県・金武町生まれ   旅行をあきらめる障がい者・歩行に不安のある高齢者へ沖縄観光の成功を一緒に考え、現地ならではの情報提供を行い、ゆったり・ゆっくりの小旅行を企画する日本で数少ない駆け込み寺型の福祉・介護タクシードライバーでもある。 良質な情報に触れ・多少の不便を受け入れ・体験したいコトを明確にすれば、障がい者高齢者の旅行は必ず叶えられると確信しています。 THE  YELLOW MONKEYをこよなく愛す。 趣味・三線 読書 一人カラオケ ジムニ―イジり 落語・歌舞伎鑑賞 ウィングスーツ滑空妄想 資格: ヘルパー2級・視覚障害、身体障害者ガイドヘルパー・認知症サポーター・実務者研修(痰吸引・経管栄養)・手話3級・運行管理者(旅客)  実績事業: 障がい者外出の移動支援事業、高齢者通院支援事業を自治体より委託契約 身体障がい者福祉協会・会員の福祉向上送迎事業受託 発達障がい児通学送迎事業受託
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