人生は何のためにある?それは文化・芸術に触れる為だ!伝統組踊・現代版組踊を鑑賞してきた。

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いやー。そういう事だと思うんですよ。ワタシは。

食べなきゃ生きていけない、新築家屋の返済ローンのため、子供を育てるため。

色々それぞれに人生を歩むうえでの人生に対する価値はバラバラでありましょうが。

何気なしに見かけたチラシがきっかけでユネスコ無形文化遺産の伝統組踊、

ユネスコ未来遺産の現代版組踊を生で見たいとう衝動に駆られて見てまいりました。

伝統組踊・護佐丸敵討について。

そもそも組踊とは琉球王朝時代の1719年に玉城朝勲(たまぐすく・ちょうくん)が編み出した

『歌三線(音楽)』・『唱え(せりふ)』・『舞踊』が組み込まれた歌舞劇。

どこか本土の歌舞伎にも似た特徴があります。

先日国立劇場おきなわで鑑賞した松竹大歌舞伎の記憶が印象に残っているだけに

リンクさせるものがありました。

ストーリーとしては、勝連グスク城主・阿麻和利と中城グスク城主・護佐丸の対決後、

敗れた護佐丸の遺児・鶴松、亀千代が仇討ちで阿麻和利を倒す、、、、という流れ。

歌舞伎も今回の伝統組踊もそうなのですが、古語や現在使われていない言葉・方言が

強烈な抑揚で役者の口から解き放たれるため、正直、聞き取れないのです(笑)

何言ってんだか分んねぇから動きのある場面でない限り眠気を誘う事は間違いないわけで(笑)

しかしながら場面場面で演奏されるベテラン三線演奏者のメロディが高貴な雰囲気と

アクションシーンでの動きに彩を与えてくれます。

映画も落語も舞台も一度見ただけでは内容が正確に掴めないため、事前にあらすじをネットで予習しておくなり、2度、3度と鑑賞を重ねる必要があるなと今回の護佐丸敵討を見て思いました。

やっぱり、生の舞台は面白い!

現代版組踊について。

いやー。

度肝を抜かれました。

というか、以前から現代版組踊・『肝高の阿麻和利』のイベントが定期的に催されている事は知ってはいたのですが。

何か、どうしても見に行きたい!という衝動に駆られなかった。

まぁ、ここ最近、沖縄の伝統芸能に関して気持ちが強くなった経緯もあるので2000年スタートの肝高の阿麻和利開始時には当然のことながら無関心を決め込んでいたわけでw

今回のイベントは5年に一度開催される世界のうちなーんちゅで海外から来られる移民の方々をもてなそうという意味合いも込められていたようで。

それは十二分に達成された事でしょう。

ワタシは後半涙ぐみそうになりましたから(笑)

初めて現代版組踊『肝高の阿麻和利』を見ていくつかの特徴を感じました。

  • うちな―ぐち(方言)はほとんど使われない
  • ミュージカル要素がかなり強い
  • 観覧席の通路も活用した役者陣のダンスが観客に高揚感・一体感・興奮を与えてくれる(ワタシは羞恥心で一杯だがw)
  • スピード感ある舞台転換が物語を見る上でのなかだるみを感じさせない
  • 舞台のすぐ下・観覧席1列目から4列目を取り払い、BGMを奏でる演奏者・歌い手が間近で見られる面白い構成
  • 多人数(100人はいたかと)の舞台役者がクオリティの有るダンスと躍動感あふれる動きがイイ意味での圧迫感を観客に与える
  • 平敷屋青年会のエイサー演舞も伝統と未来の融合を感じさせる
  • クライマックスシーンの役者人のあおりが見る側の高揚感をぐいっと引き立てる

この舞台は相当の練習量、稽古が積み重ねられて出来上がったものと感じました。

宜しければこのサイトから彼らの熱量を感じ取って頂き、生の舞台でその感激を味わっていただきたいと思います。

あ。

全てが素晴らしい舞台だったと言い切るわけではなく、個人的に気になった点もあったのですが。

ワタシの座席位置は舞台側から見て5列目の一番左端だったせいか?

役者のセリフが時々聞き取れないのです。

(中央席はどうだったのだろうか?)

ハウリング(エコーのような響き)のような感じでもあるし、それとも役者の独特の言い回しや時に早口になるセリフのせいなのか若干ストレスでもありました。

こちら側は一言一言を聞き取ろうとするのですが、やっぱり聞きづらい、言葉が聞き取れないからストーリーが掴めない、掴めないから動きやチラシを頼りに自分で想像するしかないのですが。

ここら辺の音響設備のセッティング・確認はあれだけの素晴らしい舞台を披露するだけに

ぬかりはないはずなのですが、改善の余地はあるだろうなと感じました。

が、しかし。

やっぱり文化・芸術は面白い!!!!

結論はそうなのでありました。

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花城 健

合同会社 代表社員兼 介護タクシーめぐり運転手  1978年 沖縄県・金武町生まれ   旅行をあきらめる障がい者・歩行に不安のある高齢者へ沖縄観光の成功を一緒に考え、現地ならではの情報提供を行い、ゆったり・ゆっくりの小旅行を企画する日本で数少ない駆け込み寺型の福祉・介護タクシードライバーでもある。 良質な情報に触れ・多少の不便を受け入れ・体験したいコトを明確にすれば、障がい者高齢者の旅行は必ず叶えられると確信しています。 THE  YELLOW MONKEYをこよなく愛す。 趣味・三線 読書 一人カラオケ ジムニ―イジり 落語・歌舞伎鑑賞 ウィングスーツ滑空妄想 資格: ヘルパー2級・視覚障害、身体障害者ガイドヘルパー・認知症サポーター・実務者研修(痰吸引・経管栄養)・手話3級・運行管理者(旅客)  実績事業: 障がい者外出の移動支援事業、高齢者通院支援事業を自治体より委託契約 身体障がい者福祉協会・会員の福祉向上送迎事業受託 発達障がい児通学送迎事業受託
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