病の受け入れ方は人それぞれ。有限な人生をどう生きるか、どう在るべきなのか。

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知ってましたっけ?

ワタシが生粋のアトピーっ子だってこと。

相変らず良くなったり悪くなったりの繰り返しですが、

30年以上もこの病と付き合っていると

それなりに、ある種、達観したような気持にもなります。

病と闘うにあらず。病と共生するという諦観。

どうでもいいや、の諦めるではなく、

現状を自分なりに咀嚼して見極める方の諦める。

作家の五木寛之氏の言葉が耳に残ります。

『明らかに見極めるをあきらめるというんだ、決してネガティブに浸るものでない。』

恐らく右側に寄りすぎることなく左側に寄りすぎることなく

中庸のスタンスを目指そうという事なんでしょう。

そういう風に読み解きました。

昔は掻き毟っていた皮膚からただれ落ちる血・噴出液・膿

を見るにつけ、落ち込み、

何とかしてこの状況を改善したいとありとあらゆる治療法をまさぐったものです。

どん底に落ちていた時は、あとは

這い上がるだけだと、

中国・上海まで治療の為に2か月に一回通っていた時期も

大変懐かしく思い出されます。w

そういったすったもんだの時期から振り返ると

今の皮膚の状態は良くなった方ですが

それでも皆様のようなすべすべお肌ではないわけで。

この世には数えきれない病気や難病があり、

それぞれがそれぞれの状況の中、日常生活を送っており、

何で自分だけこんなつらい思いをしなきゃならないんだ?と

一度は噛みしめながら、

そうやってふてくされるのにも飽きがきて

どうせだったら偽物笑顔でも練習しておこうかと鏡の前で口角を上げてみたり、

その病があったからこそ健康が第一なんだと気づけたり、

食生活が身体を創るんだと独学で学ぶも

心の弱さに負けて暴飲暴食に戻り、

ストレスが一番身体に駄目なんだからこれくらいの上手いモノ・酒飲ませろと

自分に都合のいい言い訳を自社工場で生産し、

やっぱり自分だけの身体じゃないんだと改めて気づけたり、

そうやって食生活・運動に気を使っても神様は試練を与える事を許さなかったり。

こうすればもっと健康に人生を歩めたはず。

こうしておけば絶対に後悔しなかったはず。

そんなボヤキを何度としただろうか。

しかし、人間の生きる世界で病の無い時代など決してなかったわけです。

歴史や周囲へのアンテナを張ると

皮膚が痒くて膿が出て見た目が不細工な肌のアトピーでも

これくらいの程度はまだ序の口なんだと

世の中にはもっと凄まじい病と向き合ってワタシ以上の笑顔を

皆に振りまいている人を見るにつけ

これからもこのボコボコ皮膚と向き合い続けていれば

少しはお前の精神・見識・器のレベルを上げてやるよと

どこかの神様が言っているような気がして

ああ、

これからもこの病と向き合っていけよというお示しなんだと

悟ったワタシなのでした。

いや、

食生活を見直し、酒も皆さん以上に控えりゃ

アトピーは改善されるはずなんですが。

学習しないバカなんですね、アタイ。

まぁ、これからも修行ですよ。

病と向き合い、

仕事と向き合い、

ヒトと向き合いながら。

少しずつ何かを得ていきたいと思っとります。

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花城 健

合同会社 代表社員兼 介護タクシーめぐり運転手  1978年 沖縄県・金武町生まれ   旅行をあきらめる障がい者・歩行に不安のある高齢者へ沖縄観光の成功を一緒に考え、現地ならではの情報提供を行い、ゆったり・ゆっくりの小旅行を企画する日本で数少ない駆け込み寺型の福祉・介護タクシードライバーでもある。 良質な情報に触れ・多少の不便を受け入れ・体験したいコトを明確にすれば、障がい者高齢者の旅行は必ず叶えられると確信しています。 THE  YELLOW MONKEYをこよなく愛す。 趣味・三線 読書 一人カラオケ ジムニ―イジり 落語・歌舞伎鑑賞 ウィングスーツ滑空妄想 資格: ヘルパー2級・視覚障害、身体障害者ガイドヘルパー・認知症サポーター・実務者研修(痰吸引・経管栄養)・手話3級・運行管理者(旅客)  実績事業: 障がい者外出の移動支援事業、高齢者通院支援事業を自治体より委託契約 身体障がい者福祉協会・会員の福祉向上送迎事業受託 発達障がい児通学送迎事業受託
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