ザ・コンサルタント主人公は自閉症スペクトラム。ベンアフレックの自然体な演技が二度目の観賞動機を生み出してくれる。

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ベンアフレック

というように、今回限りでなく2回目の映画鑑賞を決意した次第です。それくらい物語の構成・役者陣の演技が際立って面白い物でした。

映画の中で描かれていた映像を基に書き綴ってみると主人公クリスチャン演じるベンアフレックは幼き頃から強いこだわりと他者とのコミュニケーション障害を併せ持つ自閉症者であり、姉も発達障がい者。

弟だけが健常者という兄妹構成です。もっと言いたい事は山ほどあるのですがネタバレになってしまいますのでこの辺で(笑)

何かが乏しければ何かに秀でている

これって健常者・障がい者限らず人間そのものに共通するものではないでしょうか。

  • 物覚え悪いけど運動神経抜群
  • 記憶力は抜群、しかし、極度の恥ずかしがり屋・対人恐怖症ぎみ
  • 取り組んだ物事の集中力は尋常でないも、私生活はだらしなさ過ぎる

発達障がい者はその傾向が健常者よりも際立っていてその特性を理解する事が出来れば偏見の解消にもつながり、健常者・発達障がい者という区分けすらも無意味なんじゃないかというのが理想像なのかなと個人的に感じます。

それぞれに個性があり、特徴があり、癖があるという事ですから。

よくよく考えてみると何にもおかしい事でもないわけで。誰もが同一なんてむしろ気持ちが悪いですよね(笑)

ベンアフレックの演技力が素晴らしかった。

自閉症者にある程度共通する感情表現の乏しさ・読み取りにくさを彼は見事に表現してくれています。特に、目つきが絶妙です。何だか眠そうなんだけど目ん玉の奥では突き刺すような視線を他者に送り付けていたり。

天才的な頭脳の持ち主である会計コンサルタントと腕利きの殺し屋を両立させる彼は自分の信念に基づいて敵とみなす奴らを躊躇なくヤッっちゃいます(笑)そのとどめを刺すガンシューティングが面白い。いや、面白いと言っては不適切な表現かもしれませんが、やっぱり面白くて笑えるんです。

余りにもあっさり殺すもんですから。w笑いをこらえるのに必死でしたよ。

この映画はコンサルタントの凄腕ぶりを強調しているよりも自閉症者と家族の在り方、自閉症者がその後の人生を歩むうえでの苦悩・葛藤、自立して生きていくには?などに焦点を当てているなと感じました。

ワンシーンワンシーンに自閉症ならではの特性が感じられる表現が見られます。あ、これってこういう問いかけを視聴者に投げかけているのかなって。それを再確認するうえでも一回の観賞だけでは納得できなさそうです。なにせ記憶力の乏しさ・貧困具合に定評のあるワタシですから。

誰か、ワタシと二回目のザ・コンサルタントを見に行きたいという意欲ある風変わりな淑女はいらっしゃいませんか?

問い合わせフォームより連絡されたし。淑女限定でお待ち申し上げております(笑)

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花城 健

合同会社 代表社員兼 介護タクシーめぐり運転手  1978年 沖縄県・金武町生まれ   旅行をあきらめる障がい者・歩行に不安のある高齢者へ沖縄観光の成功を一緒に考え、現地ならではの情報提供を行い、ゆったり・ゆっくりの小旅行を企画する日本で数少ない駆け込み寺型の福祉・介護タクシードライバーでもある。 良質な情報に触れ・多少の不便を受け入れ・体験したいコトを明確にすれば、障がい者高齢者の旅行は必ず叶えられると確信しています。 THE  YELLOW MONKEYをこよなく愛す。 趣味・三線 読書 一人カラオケ ジムニ―イジり 落語・歌舞伎鑑賞 ウィングスーツ滑空妄想 資格: ヘルパー2級・視覚障害、身体障害者ガイドヘルパー・認知症サポーター・実務者研修(痰吸引・経管栄養)・手話3級・運行管理者(旅客)  実績事業: 障がい者外出の移動支援事業、高齢者通院支援事業を自治体より委託契約 身体障がい者福祉協会・会員の福祉向上送迎事業受託 発達障がい児通学送迎事業受託
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