沖縄観光入客数1200万人目標設定はズレていないか。顧客満足度よりも数字増加に意識が大事?

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先ずはご覧いただきたい。

沖縄観光1200万人目標。2021年度までに観光収入1.1兆円に

このニュースをご覧になって「いいね!年々、沖縄観光客増えてるから間違いないね!」

と本気で思うようなら脳内コスモス畑体質だと言わざるを得ない。

委員会の皆様はこの目標設定が砂上の楼閣だとは思わないのか。

ワタシが持ち合わせている脳内キャパを絞り出してみれば疑問点はいくつか

出てくるのだが。

  • 増加分・観光客数の受入れ移動システムは?(慢性的渋滞・ゆいレール進捗状況)
  • 国内・インバウンド観光客の現時点での顧客満足度はリサーチ出来ているのか

  • 那覇空港国内線・国際線到着ロビーから交通機関利用までの動線、国際線チェックインカウンターの不効率

レンタカー・自家用車・バス・タクシーでいつも渋滞ですが

沖縄観光にいらっしゃる人が増えるというのは単純に有難いし嬉しいものである。

端的に言えば魅力があるから に尽きる。

楽しそう・癒し・ビジネス目的など訪れる目的は様々であろう。

しかし。

今に始まった事ではないが沖縄の慢性的渋滞は問題解決には至っていない。

バス会社は工夫を凝らし沖縄市から那覇市までを電車の快速便のようなイメージで

利用できる試験的手段も打ち出している所だが実情はどうか。

法人タクシー・個人タクシーそしてワタシも営業している介護タクシーが

合わせて3000台近く存在する中で、そして、相変わらずタクシードライバーの

質の低いサービス提供レベルが蔓延している中で観光客はまた来たい、と思って

もらえるような印象を与えているのか。

アンケート調査からも課題は山積。やる気のないドライバーが逆に悪印象を与えていないか。

英会話スキル(翻訳機のリリースを待つ?)は?

因みに最近乗車したある法人タクシーはクソなみの接客だった。ぶっきらぼうに「どこ?そこ曲がるの?」と舐めた口調で運転。

Uberのようなオンライン上で分かる顧客満足度指数が整備されるべきだろう。

レンタカーをこれ以上増やすのか、効率的な経営モデルを構築するのか、

大人一人一台所有のクルマ社会沖縄の現状とゆいレールの北部横断も2021年まで

叶わぬ夢だろうし。

滞在日数を上げる取り組み・超富裕層の受け皿は。

この本を読んで驚いたのだが。

というか、是非、読んでほしい。

この内容を読むと今現在、観光業に携わっているいくつかの業種・組織は

はらわた煮えくり返るやもしれない刺さる言葉が書き連ねられている。

一日の宿泊費100万以上を軽々と支払えるアラブの国王レベル級の

超富裕層が満足できる受け皿が整っていない事をまず知る事が出来る。

こちらの記事も合わせて読み込むべきだろう。

首里城は空っぽ?沖縄観光の課題とは

年収数十億円の経営者が未開発・離島の宿泊施設料金・1泊2千円にがっくり。

道がきれい、マンホールデザインが面白い、人が優しいなど他に褒めたたえるべき

素材が見つからないが故の空気を読んだ外国人の本音である。

冒頭の沖縄タイムスの記事にもあったが1人当たりの消費額・滞在日数が伸び悩んでいる

という報告にもあるように観光客数は増えているものの観光収入は計画を下回る現実なのだ。

リピーター観光客の手厚いもてなしも大事だが、1回の消費額がばかデカい超富裕層の

取り込みを行う方が結果、観光収入の増益につながるのではないか。

勿論、それに見合うハードを整え、ソフト(人材)の接客スキルアップ・英会話スキル、

彼らが求める沖縄観光へのニーズ調査をしっかり行い逆算して人材育成に力を入れるべき

なのではないだろうか。

那覇空港国際線の自動化システムの整備を求めたい

チェックインカウンターの混雑ぶりは訪れるたびに目にするところであるが。

過去のワタシの記事も参考までにご覧いただきたい。

那覇空港・国際線搭乗手続きの化石対応。

今現在、那覇国際線の離発着便は限られたアジア地域からのみである。

欧米・欧州からもストレスなく沖縄観光に来られるような飛行機便の流れ、

搭乗手続きのITシステム活用で並ばされる事へのイライラを少しでも解消する

ような取り組みも大事ではないだろうか。

国内線の到着ロビー前・駐停車設備も車両停車スペースの不足からくるマナーの悪さ

なのか、連日、大小のトラブルは後を絶えない。

国際線に至っては更に駐停車スペースが減少、今現在、タクシー車両・バス車両専用スペースの工事も行われているようだが。

調べてみると解決策に期待が持てる記事も見つかった。

那覇空港国内線と国際線ビル連結へ。年間2150万人受け入れ可能に

ん?

先ほどの1200万人から2150万人?

どういう試算なの?と気になったがあえてスルーしよう(笑)

さて、

こうやって批判するべきは簡単である。

自己を客観視するよりも他者の粗さがしが簡単なのはどこか心当たりが

あるのではないか。

ただ、冒頭の記事の印象だけでいうと年間1200万人の目標設定実現への

根拠が打ち出されていない。それが可能かどうかも大事だが少なくとも

読者がこれなら、と思ってもらえるような対策・取り組み案を提示すべきじゃないか。

委員会で承認されました、、だけではもろ手を挙げてバンザーイ!とは

いかない不安な心理に陥ってしまう。

沖縄観光が盛り上がる空気は醸成されているものの

手取り収入が増えてウハウハだ、と実感できている沖縄県民はどれほどいるのか。

ほぼいないのではないか。

少なくともワタシの周りにはそんな人はいないし耳にも聞こえてこない。

訪問者を増やすよりも収益を増やしたくはないですか?

と思えてならないのだが如何でしょうか。

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花城 健

合同会社 代表社員兼 介護タクシーめぐり運転手  1978年 沖縄県・金武町生まれ   旅行をあきらめる障がい者・歩行に不安のある高齢者へ沖縄観光の成功を一緒に考え、現地ならではの情報提供を行い、ゆったり・ゆっくりの小旅行を企画する日本で数少ない駆け込み寺型の福祉・介護タクシードライバーでもある。 良質な情報に触れ・多少の不便を受け入れ・体験したいコトを明確にすれば、障がい者高齢者の旅行は必ず叶えられると確信しています。 THE  YELLOW MONKEYをこよなく愛す。 趣味・三線 読書 一人カラオケ ジムニ―イジり 落語・歌舞伎鑑賞 ウィングスーツ滑空妄想 資格: ヘルパー2級・視覚障害、身体障害者ガイドヘルパー・認知症サポーター・実務者研修(痰吸引・経管栄養)・手話3級・運行管理者(旅客)  実績事業: 障がい者外出の移動支援事業、高齢者通院支援事業を自治体より委託契約 身体障がい者福祉協会・会員の福祉向上送迎事業受託 発達障がい児通学送迎事業受託
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