自分の存在意義を過去に求める可哀想な人々。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
DSC_1241

ウンケー(祖先迎え入れ)の前に

親父の墓の掃除を終える事が出来ました。

時々物思いにふける事もありますが、確実に言えるのは

時の流れが親父という存在の喪失感を埋めてくれるという事。

どうでもいいという意味ではないですが。

そんな墓掃除からふと降りてきたネタ。

前から思っていたんですよ。ええ。

俺の家筋は、ワタシの家系は、と居丈高の語り口調が残念な件

そもそも、家系なんて確固たる確証はないんですよ。

その家系図が記された年月日の信ぴょう性をどう裏付けるのか、とか、

自慢げに俺の家系は豪傑な武士の出身だから、といっても

そもそも武士なんてのは

群雄割拠の戦国時代、戦う兵士の不足を補うべく

そこらへんにいる農民も戦力として取り入れ、

そこで戦績を上げた人が名誉も手に入れその後、武士を名乗るようになったりと

士農工商の身分も過去からずーっと一切の変化もなく受け継がれてきたわけではありませんで。

長男がその家筋を引き継ぐという旧来からの慣習も

例えば息子が生まれなければよそから養子を取ったり、

ふざけんじゃねぇ、俺はこの家系を継ぐのなんか嫌だ!と

外に飛び出るパターンも昔からあったわけで。

つまり、

家系と言うのは血のつながりが保証されているわけでも無く

単なる家の繋がりと捉えてもいいんですね。

今現在、全国民に付与されている   と言うのも

明治時代から庶民も名乗れるようになったという経緯もあり

自分と他人を区別する記号のようなものなんです。

長ったらしくなりましたが、以上の経緯を踏まえて

時々いる

『俺の血筋は○○家の出自なんだよ』

という自慢げに鼻の穴ふくらまして

鼻毛を出している残念な人にはこう言ってやりましょうね。

はぁ~、凄いね!へぇ~~いいなぁ、流石だね、だからかぁ。

あくまで一部の人なんですけどね(苦笑)

そういう事でしか自分の存在意義を確かめられない残念な人たちなんです。

そこで偉そうにいう事で自分の非力さを隠しているんですね。

そういう人には思いっきり褒め倒してやりましょう。

それか、

そっとしておいてあげましょうね。

往々にしてそういう人ほど何か功績を残したわけでも無く

徳があるようにも見えず、

行動力があるわけでも無く

口ばっか達者なんです。

決して、先祖をバカにしているとか

家系の存在を見下しているわけじゃない事は伝わっているでしょうか。

過去の出来事を伝える、

単なるツール

だという事。

誇らしく思う事は良しとしても、

自分という存在を他力でごまかすんじゃないよ、という事。

因みにワタシのご先祖は

首里から流れてきた武家の出身らしく、

ワタシが生まれ育った地で製糖業やいくつもの事業を手掛け、

住民から権力ある人として存在していたそうです。

親父がそうつぶやいていました。

その事と

今現在のワタシという存在に

何の関連性もないですね。

誇らしいご先祖がいたからこそ受け継がれてきた

命のリレーがあり、

今こうやってブログで発信しているという事実は認識するも、

今ワタシはどういう事をしているのか。

何を成し遂げてきたのか。

どういう姿勢で人生を歩んできたのか。

これから何を成そうとしているのか。

それが大事だと思うわけで

先祖が立派であるからこそ自分自身の今の人生の歩み方が

正される気もするわけです。

今度、そういう偉そうな口調で血筋・家系を語る奴がいたら

こう言ってやりましょうね。

で?  あなたは何をしてるんですか、したんですか?

The following two tabs change content below.

花城 健

合同会社 代表社員兼 介護タクシーめぐり運転手  1978年 沖縄県・金武町生まれ   旅行をあきらめる障がい者・歩行に不安のある高齢者へ沖縄観光の成功を一緒に考え、現地ならではの情報提供を行い、ゆったり・ゆっくりの小旅行を企画する日本で数少ない駆け込み寺型の福祉・介護タクシードライバーでもある。 良質な情報に触れ・多少の不便を受け入れ・体験したいコトを明確にすれば、障がい者高齢者の旅行は必ず叶えられると確信しています。 THE  YELLOW MONKEYをこよなく愛す。 趣味・三線 読書 一人カラオケ ジムニ―イジり 落語・歌舞伎鑑賞 ウィングスーツ滑空妄想 資格: ヘルパー2級・視覚障害、身体障害者ガイドヘルパー・認知症サポーター・実務者研修(痰吸引・経管栄養)・手話3級・運行管理者(旅客)  実績事業: 障がい者外出の移動支援事業、高齢者通院支援事業を自治体より委託契約 身体障がい者福祉協会・会員の福祉向上送迎事業受託 発達障がい児通学送迎事業受託
シェアする
Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on LinkedInPrint this pageEmail this to someone
  • このエントリーをはてなブックマークに追加