読むほどの価値もないブログ

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昨今のブログの在り方は良質な専門性に富んだ記事を発信し続ける事に価値があるという風潮らしいです。そんな流れを受けてこんな私的な事をブログという媒体で世界中に晒すことを世界中の誰かにお詫び申し上げます。

ここ最近のワタシのブログ発信ではカッコつけた文筆家ばりの【である・~なのではないだろうか】と自己顕示欲をさらし、心のどこかで「何かこの人の文体イケてる、会ってみたい」という顔立ちの美しい吉瀬美智子ばりの女性がお問い合わせフォームにコメントを入れてくれないかといまだに期待するのです。しかし、神様のいたずらでしょう、未だに届いてません、

ワタシが神とか教祖とか先生を嫌いになったのはここからスタートしたといっても過言ではありません。人生は不平等・不条理なのです。こんな事でめげては人生終われません。しかしながら過去を振り返ってみればワタシの異性との関りは貧困かつ体験に乏しいものでした。SNS上ではモノを売るな、体験を売れ!という教示が跋扈しておりますがワタシは自分の女性体験に値札をつけて売るほど確かなクオリティーと独創性に富んだ商品は提供できません。心よりお詫び申し上げます、世界のどこかの誰かに。

あれは高校3年生のアルバイトに明け暮れていたころでした。リゾートホテルのバーベキューテラスというセクションでウェイターとして働いていたワタシは時給530円という破格な賃金で仕事とは・社会とは・人間関係とは・を学ばせていただきそして、そこで出会った一つ下の女性に恋をしたのです。

帰り道のマイクロバスでいつも一緒になる事が多く、何気ない会話で盛り上がっていました。月日が重なるとワタシの告白欲が一層強くなりついにその一言を放ってしまったのです。彼女が降車するポイントがあと100メートルと差し迫ったとき

「単刀直入に言うけど、俺と付き合ってくれないか?」

何という事でしょう。何なんでしょう、単刀直入に言うけど、、なんてそんな堅苦しい前置き枕詞要らないじゃないですか。前振りなくいきなりすぎて彼女は魂を抜かれたように驚きの表情をワタシに見せてくれました。彼女は15秒ほどの沈黙空間を作り出した後静かにこう答えました。

「ごめんだけど、友達で。。。。」

切ないものです、人生は。告白から返事を貰うまで所要時間はわずか1分ほど。こんな刹那でワタシのハイスクールララバイ恋模様が結論付けられてしまうなんて悔しいではありませんか。こうやって人生の不条理を噛みしめながら男は男になるのです。

事の一部始終をルームミラー越しに眺めていたマイクロバス運転手のダンディーはワタシの家までワタシの悔し話を静かに笑って聞いてくださいました。「ははっ、よく告白できたねぇ、大丈夫大丈夫、大丈夫だから。」バッサリフラれたワタシは何が大丈夫なんだか理解できませんでしたがそれから20年の時を経た今、その大丈夫の意味がうっすら理解できるような理解できないような不思議な心もちなのでした。

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花城 健

合同会社 代表社員兼 介護タクシーめぐり運転手  1978年 沖縄県・金武町生まれ   旅行をあきらめる障がい者・歩行に不安のある高齢者へ沖縄観光の成功を一緒に考え、現地ならではの情報提供を行い、ゆったり・ゆっくりの小旅行を企画する日本で数少ない駆け込み寺型の福祉・介護タクシードライバーでもある。 良質な情報に触れ・多少の不便を受け入れ・体験したいコトを明確にすれば、障がい者高齢者の旅行は必ず叶えられると確信しています。 THE  YELLOW MONKEYをこよなく愛す。 趣味・三線 読書 一人カラオケ ジムニ―イジり 落語・歌舞伎鑑賞 ウィングスーツ滑空妄想 資格: ヘルパー2級・視覚障害、身体障害者ガイドヘルパー・認知症サポーター・実務者研修(痰吸引・経管栄養)・手話3級・運行管理者(旅客)  実績事業: 障がい者外出の移動支援事業、高齢者通院支援事業を自治体より委託契約 身体障がい者福祉協会・会員の福祉向上送迎事業受託 発達障がい児通学送迎事業受託
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