施設虐待はこうして行われているのかもしれない。

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以前の出来事になるので告白しておこう。

介護タクシーでショッピングセンターへお出かけした時の事だ。

職員一人と

車いすユーザー Aさん Bさんの二人

ワタシの合計4人だ。

職員とはその車いすユーザーが入所している

介護職員の事。

介護タクシーにすべての人が乗車してから

しばらくしてそれは始まった。

ワタシの運転席の後ろが付き添い席、

そして、

運転席の斜め左・後ろに車いすユーザーの乗車位置と

なっている。

その職員が車いすユーザー  →Aさん

をいじりだした。

最初は親しいが故のコミュニケーションと思っていたのだが。

そのAさんは自分の気持ちを言語で発信することが出来ない。

タクシーに乗る前から眠たそうな顔だったが、

職員がその顔をぱしぱしと軽く叩くアクションを行った。

『Aさん、起きて!せっかくお出かけしているのに。』

『外見てよ、眠っている場合じゃないよ』

気にかけている風で軽くバカにしている感じだ。

しかし、

次の一言で完全に見下しているんだなと確信した。

一番後ろに乗車している入所者へ→Bさん

話しかけたのだ。

(その入所者は会話もしっかりしている)

『Bさん、これ、全然、外見ないよ、眠ってばっかだよ。w』

1人の人間をこれ扱いだ。

結構ショックを受けた。

そのイジリは目的地に到着するまでもたびたび行われ、

センター内でも食事介助の時にも

『これは口の前に食べ物持っていけばいくらでも食べるよ』

『バカみたいに食うから咳き込んだりするんだよ』

と、

Bさんとヘラヘラ笑いながら食事介助を行っていた。

介助はしっかりしている。

言葉のイジメなのだ。

ここからはワタシの推測だが、

様々な人間が入所する施設では日中決められたプログラムに沿って

食事介助・排せつ介助・ベッドから車いすへの移乗介助・

入浴介助などをこなさなければならない。

これは我々が予想する以上にハードだろう。

ましてや介護職員が不足する昨今、

そのしわ寄せは今現在働いている職員一人一人に及んでくる。

その入所者の障害の状況や性格、親しみやすい、

生理的に受け付けない入所者など

状況は統一ではないだろう。

その中でこなさなければならない仕事に追われながら

ストレスも相当に溜まり、

そのはけ口をどこかに探すのだろう。

そこでうってつけの対象者が

自分の気持ちを自分の言葉で伝える事ができない障がい者なのだ。

障がい者によっても表情の喜怒哀楽を読みにくい

人もいるわけで。

嬉しい時に笑い

悲しい時に眉尻を下げ

怒る時には眉間にしわを寄せ

楽しい時に口角が上がり白い歯が見えたり。

その判断がわかりづらい障がい者は確かにいる。

そこを狙ったのだろう。

はっきり言って不快だった。

あれは道具扱いされていると同じものだ。

ある日を境にその職員はAさんをストレスのはけ口の

ターゲットに選んだのだろう。

コイツはいじっても文句言わないし、

誰かに告げ口される心配もないし、

何よりイジメがいがあるし。

はっきり言ってこの職員はクズだ。

いくらストレスが溜まっているとはいえ

道具のように扱ってイイ訳はない。

言い訳にもならない。

しかし、このような職員から障がい者へのイジメ・

時に、

エスカレートした虐待は日常茶飯事にあるのかもしれない。

施設は基本・閉鎖的だ。

日中、外部からの視察者が出入りするわけでも無いし、

親御さんがイレギュラーにお見舞いなりを頻繁に

行われるわけでも無いだろうし。

一年の内の何日か行われる

祭りなりイベントを催したり、監査が入る時に

しっかりと対応している風を装えばいいのだから。

今、バレてないだけでどこかで行われているイジメ・虐待。

(TVなどで度々報じられてはいるが。)

人が人として扱われないふるまい。

想像力があればこのような接し方は本来行われないはずだが、

人材不足・施設の管理体制や施設長の方針、何よりも

人間の奥底にある、

妬み

憎悪

怒り

などの感情が合わさってイジメ・虐待は行われる。

だからと言って許されていいわけがない。

それを防ぐ手立ては?

監視カメラの設置?

管理体制の刷新?

職員への教育体制?

色々あろうが

ワタシ個人の意見でいえば幼少期や学生時代で

教育プログラムに障がい者との触れ合いを組み込んでみてはいかがだろうか。

義務化するのだ。

そのスポンジのようなあらゆる事象を吸収する大切な時期に

健常者と障がい者が共に生きていくという

当たり前の社会の仕組みを授業で教えていく。

施設訪問なり、イベントに授業を組み込んで

触れあう頻度・回数を多くする。

接触回数が多くなれば親しくなりやすい考えと一緒だ。

勿論、そこには障がい者との初めての接触に対する

心理的ハードルが絶対にあるため

(ワタシも最初は怖かった。)

そこを指導する経験豊かな、相手の気持ちを慮れる人を

指導者とする。

普通に語り掛けていいんですよ

怖がる必要はないんですよ

貴方が笑えば相手も笑うんですよ

貴方が警戒すれば相手も警戒するんですよ

言葉は発せずともあなたの言葉は確実に相手の心に届いてますよ

これを刷り込んでいくしかない。

何回も何百回も何千回も。

同じ人間なんだと語り掛けるしかない。

話は少しズレるかもしれないが

外国人は障がい者に対して日本人よりもフレンドリーだ。

ワタシのリピーターの車いすユーザーからも証言を得ているが

何か困っている状況を見るや否や

『大丈夫ですか?手伝う事は?』

と笑顔穏やかに接してくれるのだ。

これもワタシの憶測だが、

島国・日本人は外国のように周りに国境がないため

多種多様な価値観を持つ他民族との触れ合いが

圧倒的に少ないため

思考や想像力に欠けているのではないか。

島国日本という村社会の歴史でここまでこれた

ゆえの凝り固まった思考ならではなのかもしれない。

とはいえ、

最低のクズはここにもいる。

それはワタシ自身だ。

その状況を見て注意する勇気もなかった。

今後の付き合いを考えれば、、という

自分自身の事しか考えられなかったのだ。

その日さえ凌げれば売り上げを頂けるから。

はっきり言ってその職員以下の、

いや、

未満の

屑野郎なのだ。

次回の運行に活かしたいと思う。

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花城 健

合同会社 代表社員兼 介護タクシーめぐり運転手  1978年 沖縄県・金武町生まれ   旅行をあきらめる障がい者・歩行に不安のある高齢者へ沖縄観光の成功を一緒に考え、現地ならではの情報提供を行い、ゆったり・ゆっくりの小旅行を企画する日本で数少ない駆け込み寺型の福祉・介護タクシードライバーでもある。 良質な情報に触れ・多少の不便を受け入れ・体験したいコトを明確にすれば、障がい者高齢者の旅行は必ず叶えられると確信しています。 THE  YELLOW MONKEYをこよなく愛す。 趣味・三線 読書 一人カラオケ ジムニ―イジり 落語・歌舞伎鑑賞 ウィングスーツ滑空妄想 資格: ヘルパー2級・視覚障害、身体障害者ガイドヘルパー・認知症サポーター・実務者研修(痰吸引・経管栄養)・手話3級・運行管理者(旅客)  実績事業: 障がい者外出の移動支援事業、高齢者通院支援事業を自治体より委託契約 身体障がい者福祉協会・会員の福祉向上送迎事業受託 発達障がい児通学送迎事業受託
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