介護タクシーのお客様に一定数存在する車いす利用・発端が脳梗塞である点。

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あくまで私見である。しかしながら脳梗塞という病は本人・家族やひいては仕事関係先にダメージを与えてしまうやっかいな病気である。初期症状が出た場合、いかに迅速に病院で見てもらう事が大切であり、、万が一倒れた場合、いかに早くリハビリ運動を展開する事がその後の身体機能の改善具合を計る物差しである事は医療業界では常識とされている。

改めて調べてみると発症率は40代では3人に一人・50代においては2人に一人という驚愕的な統計データではないか!こちらのサイト参照。

最早、誰にでも起こりうる病気と捉えるべきだろう。いや、このブログで恐怖と余計な不安感を煽りたいわけでなく(結果そうなっているが)、そこを見据えて今現在の人生の歩み方がこれでいいのか?と自分自身に問い掛ける必要がある。

分かっている。そういったブログ・ラジオ・テレビ番組で小うるさく流れる『人生いつ終わるかわからないから゛今゛という瞬間瞬間を精一杯生きよう、的な発信は我々は見飽きるほど見てきた。しかしながらやはり、その当事者と会話を交わすとその格言らしきものを意識せずにはいられない。

先日、知人からの紹介で介護タクシーをご予約いただいた。利用内容はリハビリ病院から介護施設に入所している祖母をお見舞いしたいという内容。そのお客様自身が脳梗塞で倒れて懸命なリハビリ活動に取り組んでいるにもかかわらず、自身が気落ちしているだろう、にも関わらず祖母を見舞いたいという利用内容に改めて身が引き締まるし、少しでも介護タクシーを利用してリフレッシュしたと言ってもらえるよう運行に望んだ。

お話を伺うと、夜21時過ぎ自宅リビングのソファでテレビを見ていたお客様はそろそろ寝ようかと思っていた矢先、急に左半身にしびれが発生、明らかに異常を感じ別部屋にいた旦那に知らせようと声を出そうにもろれつが回らなく声にならない声を絞り出したそうだ。勿論、それでは旦那が駆けつけてくれるはずもなく右半身をようやっと反転させ左側にあった椅子を倒してその異音に気づいた旦那が救急車を呼んだ、、、という流れ。

こういうお話を伺うと脳梗塞ってぇやつは予期せぬタイミングでいきなり降りかかってくる迷惑な病だ。

未だ来ぬ病を恐れて人生は歩みたくないがそういった予測不能な事態がいつ起きるやもしれない、という備えの心構えみたいなものは持つべきだろうと今回の運行を経験して思った次第である。ワタシはお客様のお話を傾聴する事に意識を注ぎながらも、自分のアトピーの身体を掻き毟る様はまるで高崎山のサルだよ、的な余計な情報を与え、

体質改善の為に自作野菜ジュース作りに取り組んでおり、ジューサーにぶち込む各種野菜を包丁を使って切り込むうんぬんなんたらかんたらを補足情報として付け足すと『あんたもあんたで大変だねぇ』と逆にねぎらいの言葉を頂いた次第である(苦笑

リハビリ病室まで送り届け、ワタシに向かって『ありがとう、結構、楽しかったよ』と声をかけて頂いたことに仕事の至福の喜びを感じたのだが、゛結構゛の部分に幾分か引っかかりがあったことはここだけの話である(笑)

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花城 健

合同会社 代表社員兼 介護タクシーめぐり運転手  1978年 沖縄県・金武町生まれ   旅行をあきらめる障がい者・歩行に不安のある高齢者へ沖縄観光の成功を一緒に考え、現地ならではの情報提供を行い、ゆったり・ゆっくりの小旅行を企画する日本で数少ない駆け込み寺型の福祉・介護タクシードライバーでもある。 良質な情報に触れ・多少の不便を受け入れ・体験したいコトを明確にすれば、障がい者高齢者の旅行は必ず叶えられると確信しています。 THE  YELLOW MONKEYをこよなく愛す。 趣味・三線 読書 一人カラオケ ジムニ―イジり 落語・歌舞伎鑑賞 ウィングスーツ滑空妄想 資格: ヘルパー2級・視覚障害、身体障害者ガイドヘルパー・認知症サポーター・実務者研修(痰吸引・経管栄養)・手話3級・運行管理者(旅客)  実績事業: 障がい者外出の移動支援事業、高齢者通院支援事業を自治体より委託契約 身体障がい者福祉協会・会員の福祉向上送迎事業受託 発達障がい児通学送迎事業受託
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