介護タクシー料金は高い?安い?やっぱり高いよね。それには理由がちゃんとありまして。

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背もたれも無段階で調整可能。

お仕事を頂けるというのは本当に有難い事だし、求められるという事は結果として承認欲求に繋がりそれこそが人生を送る意義の一つでもあるとワタシは思っている。ビジネスで成功を収め、最早汗水流して労働などせずとも不労所得が毎年ウン千万と入る状況も一年もすれば飽きてくるだろう。(貧乏人のひがみ)

不動産王といわれた、かのドナルド・トランプ次期大統領も有り余るほどの資産を築き上げ、ビジネス界で名をはせ、地位と名声を手にするとあとは未体験の政界で歴史に名を残したい・つまり承認欲求を満たしたいが為の大統領選挙出馬に至った理由の一つだと個人的に思っている。彼の場合はもう一つ飛び越えて自己実現欲求の段階だろうな。

介護タクシーは運賃だけではない、介助料金・機材使用料金が発生する。

おっと。またもや回りくどい前振りだった。話を戻そう。

先日、ご縁を頂いて新規のお客様を病院からご自宅へお連れする運行依頼を相談員経由で頂いた。内容は診察終了後の自宅までの戻りに利用したいとのご依頼。

新たなお客様という事でいつも緊張するし、利用して良かったと気持ちよく思ってもらえるような空気づくりと運行介助を行おうと現場に向かった。運行内容をあえて箇条書きにしてみよう、分かりにくかったらコメントを頂きたい。

  • こちらのリクライニング車いすを使用する(転倒による骨折の疑いがあり、身体を寝かせた状態で搬送してほしいとの依頼)
    簡易ストレッチャーとしても活用OK。バラシてコンパクトに収納も出来るお気に入りのヤツ。カワムラ製

    簡易ストレッチャーとしても活用OK。バラシてコンパクトに収納も出来るお気に入りのヤツ。カワムラ製

  • 病院のリクライニング車いすから当社のリクライニング車いすへ移乗介助を行った。
  • 安全にご自宅まで搬送。
  • 玄関口前の段差、玄関内の段差を乗り越え自宅内へ。
    30度ほど傾斜の付いたスロープ。頭に血が上らないよう頭を玄関先に向け車いすを押し上げました。

    30度ほど傾斜の付いたスロープ。頭に血が上らないよう頭を玄関先に向け車いすを押し上げました。

  • お部屋のベッドへリクライニング車いすからの移乗介助

以上がお仕事の内容でした。

お客様ご自宅到着後、付き添いの旦那さんは助手席に設置してあるタクシーメーターをしっかり確認していた。その表示料金は¥2660。しかしワタシが請求したのは¥5660。¥3000円の上乗せだ。お客様はえっ?と驚かれていた。それを察知したワタシは改めて介護タクシー料金の内訳を説明。聞くところによると自宅~病院までの往路は別の介護タクシーを利用してこられたとの事。

その介護タクシーはワタシよりも安い料金で請け負っていたのだろうか。そこまでは根掘り葉掘り確認はしなかったがその¥3000上乗せ分には

  • 車椅子から車いすへ、そして車いすから自宅内ベッドへの移乗介助料金
  • 移送中、お客様の身体の負担を和らげるクッション付きリクライニング車いす使用料金
  • 自宅敷地内の傾斜の付いたスロープ、段差を乗り越える労力と技術介助料金

が盛り込まれている。丁寧に説明させていただいた。お客様の反応はああ、そういうものなのか、と納得したかのようでもあり思いがけない出費に残念そうでもあった。こういった瞬間のお客様の反応を見るにつけいたたまれない気持ちになる。しかし、経営とは継続性が必須で提供したサービス・労力に対する料金を頂かない事には成し得なくなってくる。

介護タクシーとは経営認可を受ける国土交通省の管轄下にあり、れっきとしたタクシー運送業である。お客様対象が移動困難者の障がい者・高齢者という事もあり、福祉とは間接的なつながりがある。奉仕だ・ボランティア精神だという旧来から受け継がれた空気があり、世間には割安で利用できるのではないかという暗黙の認識がある。

ましてや介護タクシーという名称だから介護保険が絡んだ割引適用があるんでしょ?という空気もある。そこのギャップを心を込めた介助と運行でコツコツ埋めていくしかないと思っているし、都度都度、丁寧な説明も必要だとも思う。そして、ブログでの発信も欠かせない。

話は少しズレて、

飲食で儲けた、不動産で不労所得、インターネット事業飛躍で株価上昇、、、しかし。

福祉で大儲け、ぼろ儲けなどと今まで聞いたことがない、知らないだけかもしれないが明らかに他業種より収益性に欠けるだろう。世間の福祉に対する概念が「へぇ、福祉であんなに儲けるなんて何か悪い事してるんじゃ?」という偏見と事業者側がその空気を打ち破るべく執念と独創性をもって取り組めない、取り組めていない過去の歴史がそうさせるのか。いずれにせよ、ワタシは儲けたい、はっきり言って儲けたいのだ。

しっかりとしたサービスを提供してしっかりと儲けたい。ただそれだけだ。

法外なサービス料金を請求するわけでないが頂くべき料金はしっかりと頂き、継続性のある事業を行っていきたいと思ふのである。

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花城 健

合同会社 代表社員兼 介護タクシーめぐり運転手  1978年 沖縄県・金武町生まれ   旅行をあきらめる障がい者・歩行に不安のある高齢者へ沖縄観光の成功を一緒に考え、現地ならではの情報提供を行い、ゆったり・ゆっくりの小旅行を企画する日本で数少ない駆け込み寺型の福祉・介護タクシードライバーでもある。 良質な情報に触れ・多少の不便を受け入れ・体験したいコトを明確にすれば、障がい者高齢者の旅行は必ず叶えられると確信しています。 THE  YELLOW MONKEYをこよなく愛す。 趣味・三線 読書 一人カラオケ ジムニ―イジり 落語・歌舞伎鑑賞 ウィングスーツ滑空妄想 資格: ヘルパー2級・視覚障害、身体障害者ガイドヘルパー・認知症サポーター・実務者研修(痰吸引・経管栄養)・手話3級・運行管理者(旅客)  実績事業: 障がい者外出の移動支援事業、高齢者通院支援事業を自治体より委託契約 身体障がい者福祉協会・会員の福祉向上送迎事業受託 発達障がい児通学送迎事業受託
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