元日を家族で過ごす事の幸せ。2017年も介護タクシーはそのサポートを致します。

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それって30年前は当たり前の事だった。

親戚家族皆がこたつの前でおせち料理をつつきお年玉が子供たちに振る舞われ、「500円玉かぁ、、」「おお!千円札がっ!」と声が上ずったり落胆したりw。新春のスタートを祝う雰囲気や何か特別な空気感がその一か所に漂っていたものです。

近年の核家族の影響はその血縁の繋がりを薄める事実があり、昔は必ず正月回りを行っていた世帯へも付き合いが無くなったからと疎遠になりがちになったり。少子高齢化の流れ・晩婚化の影響が賑わっていた以前の正月ほどの新鮮さを薄めているんじゃないかと個人的に感じています。この時代に生まれ育った子供たちはそれが日常であり特別な事ではないのでしょうが。

元日に介護タクシーのご予約を頂いたお客様は以前、結婚式への参加を決意された車いすユーザーで今回のご利用で3回目。青空が広がる沖縄の新春は2017年の門出となるに相応しい気持ちの良い青空でした。

核家族化の現代であってもお盆や正月には離れ離れになった家族が一堂に会してそれぞれに語り合い笑い合える繋がりというのは本当に幸せな事なのかなとお客様の運行を通して確認したものです。

当たり前と思っていたことがいつしか当たり前に出来なくなったり受け入れられる空気じゃなかったり家族そのものが崩壊していたり。人の人生は様々であり、幸せと思えた一年も家族のいざこざ・親戚だからこそのギスギスドロドロ関係性で次の正月には顔を見せなくなったという家族の在り方など、正月模様も全国各地ではいろいろありましょう。

そうやって実体験と想像を膨らませていると、今回のお客様ご家族はとても幸せな家族なんだ、と実感するものです。そして、その下支えとなった介護タクシードライバーのワタシは舞台上の黒子的存在で表現者(依頼家族)の邪魔をせぬようパフォーマンスが気持ちよく発揮されるように舞台装置の音響や幕の開閉・舞台セットの配置転換を滞りなく、最後にはご利用者のかすかな笑顔を頂いて安全に移送は終了したのでした。

とはいっても、このブログを執筆中の1時間半後には次なるお客様を自宅から介護施設へ送り届けなければならないのですが(笑)

普段、介護施設に閉じこもりがちの障がい者・高齢者が実家への帰省外出を通じてリラックスして笑顔になれてかわいい孫たちに「じぃじ・ばぁば、また遊ぼうね~」と見送られる最後の瞬間というものはちょっぴり切なくもあり、その家族の温和な雰囲気を感じ取れる個人的にも大好きな瞬間でもあります。

それを味わいに元旦最後の介護タクシー運行に行ってまいります。

今年もどうぞよろしくお願いします。

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花城 健

合同会社 代表社員兼 介護タクシーめぐり運転手  1978年 沖縄県・金武町生まれ   旅行をあきらめる障がい者・歩行に不安のある高齢者へ沖縄観光の成功を一緒に考え、現地ならではの情報提供を行い、ゆったり・ゆっくりの小旅行を企画する日本で数少ない駆け込み寺型の福祉・介護タクシードライバーでもある。 良質な情報に触れ・多少の不便を受け入れ・体験したいコトを明確にすれば、障がい者高齢者の旅行は必ず叶えられると確信しています。 THE  YELLOW MONKEYをこよなく愛す。 趣味・三線 読書 一人カラオケ ジムニ―イジり 落語・歌舞伎鑑賞 ウィングスーツ滑空妄想 資格: ヘルパー2級・視覚障害、身体障害者ガイドヘルパー・認知症サポーター・実務者研修(痰吸引・経管栄養)・手話3級・運行管理者(旅客)  実績事業: 障がい者外出の移動支援事業、高齢者通院支援事業を自治体より委託契約 身体障がい者福祉協会・会員の福祉向上送迎事業受託 発達障がい児通学送迎事業受託
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