介護タクシー協会に加入したからといって仕事なんて回ってこないと心得よ

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ワタシの実体験に基づくお話。

そして、これから介護タクシーを開業しようと準備を進めている方へ捧ぐブログとなりましょう。

沖縄県福祉介護タクシー組合に加入していた当初、(今から3年ほど前か)月8000円の会費を支払っていても、組合経由の予約が回ってくることは3か月に1回あるかないかだった。はっきり言ってバカらしかった。というか、組合に加入したがゆえにワタシ自身が積極的にお仕事を取りに行こうとか、危機感を持って仕事に取り組んだ事もなかった(笑)恥ずべきことである、ビジネス意識の欠如感にまみれていたあの頃が懐かしや。

まぁ、当時は兄が事業主で自分の好き勝手に事業展開が図れなかったという側面があった。営業をかけるにしても経費を使うにしてもいちいちお伺いを立てなければならないプチ苛立ちもあったし、運行で動くのはワタシだけ、組合の理事会・定例会に参加するのもワタシだけ。

何だか俺が事業主みたいじゃないか、もう、どうせなら俺にやらしてくれという申し立てをして後に、兄から事業譲渡を行ったのだが。

冒頭から論点がズレだしたが、要は、組合員となって団体の傘の下に入る事と、従業員として雇われている事は同義だと思うのだ。

どっちも自分勝手に動けないというデメリット・ジレンマが出てくるだろう。A施設に営業したいと思っていても組合メンバー全体の事を考えて個人的な行動を控えたりとか、組合の輪を乱すような行為は基本行ってはならないはずだ。本土にもいくつかの介護タクシー協会・組合・団体をサイト上で目にするがどのような行動を行っているかは沖縄からは見えない。あくまでも自分の体験談をもとにこうじゃないかという見解で申している。

どのサイトも一定数の組合員がバックアップ体制を整えて病院・介護施設・旅行代理店からの貸切観光にも対応します、新規加入者には優先的に予約を振ってあげますので安心してご加入ください、、と表記されているが。

本当にその通りにうまく事が運んでいるのかな?と邪推してしまうのだ。

ワタシが組合員だった時、営業所を置く沖縄県北部地域の関係施設からお仕事は回ってくることはゼロに近く、上司にお仕事回してくださいと掛け合ってみても同・組合員の一部業者が独占するような状況で、ワタシと同じような気持ちの組合員も定例会で議題として提案してみても組合員・全体が潤うような状況には決してならなかった。

偏見であるが、そこに働く人たちが多ければ多いほど色んな価値観を持った人間の集まりが故に統率の執れた組織にならなくなると思うのですよ。単純に言って、加入者が増えれば増えるほどお客様を奪い合う構造になるし、協会当初からのメンバーはリピーターだけで売り上げを維持していけという事になるでしょう。

介護タクシーってざっくりなイメージでいえば個人タクシーのようなもので基本、一匹狼で動く事業主体なんです。まずは自分が儲けたいという気持ちがありますよね。

その我を通す事と組織員として円滑に回すという事にはどうしたってズレが出てくるんですね。どうしたって。

徐々に協会に加入してメリットあるのかな?組合費だけ支払ってそれ以上のリターンってないんじゃないの?っていう考えが出てくるんですよ、ワタシはそうでしたから(笑)

結局ねぇ、自分の力で切り開いた方がいいなって思えてくるんです。

そうやって、組合員が何名か抜け、ワタシも辞めました。

ここまで読んでいただいてどうですか、介護タクシー組合・協会・団体のイメージが悪く見えましたか?マイナスイメージを植え付けるためにこんなブログ書いているんじゃねぇよって思います?

よく読んでいただくとそうは言っていないんです。組織が大きいほど・大きくなっていくほど強烈なリーダーシップ的独裁者か人徳の有る役職が居ない限り、その組織の活動理念が組合員の中でしっかりと共有されていない限りただの人数の寄せ集め的団体になるんですよ。理念が共有されていないのでメンバー本人たちが組織の為にしっかりまとまって行こう!って思えなくなって個人個人がバラバラになり、定例会にも参加しなくなり、研修会にも参加しなくなり、懇親会にすら顔を出さないという事態に陥るんですね。

過去の歴史を振り返れば、ワタシは自分の事しか考えてなくて組合全体が盛り上がるには?とか、介護タクシー組合を活性化させて皆で儲けようじゃないか!、なんて積極的に動きませんでした。全て、組合任せ・自主的に動く事は嫌だね、というタチの悪い奴でした(笑)それに関しては反省するところです。

本土に各種ある介護タクシー協会はどうなんでしょうか。ワタシの偏見通りではなく、個々の組合員が組織を盛り上げるべく円滑に交流を重ね、介助スキルも向上、関係先からも高い評価を受けているよ!、というツッコミも聞こえてきそうですが。

それならそれで誠に喜ばしい事です。Facebookタイムラインで時折目にする、福祉タクシーが災害時に救急隊員と連携して負傷者を迅速に助けるという動きは本当に素晴らしい事だと思いました。このまま連携が図られれ、活動が維持されていけばいいなと思っています。

過去のバカ野郎自分に向けたブログとなってもいますが、これから介護タクシーを開業しようと志し溢れる貴方へ向けたワタシからの提言ですよ。

組合・協会なんかあてにせず個人で動くべきは積極的に動くべし。
組合加入費・月会費・活動状況を見て体験してデメリットと感じたなら一匹狼の覚悟をもって能動的にアクションせよ。

っちゅうことです。

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花城 健

合同会社 代表社員兼 介護タクシーめぐり運転手  1978年 沖縄県・金武町生まれ   旅行をあきらめる障がい者・歩行に不安のある高齢者へ沖縄観光の成功を一緒に考え、現地ならではの情報提供を行い、ゆったり・ゆっくりの小旅行を企画する日本で数少ない駆け込み寺型の福祉・介護タクシードライバーでもある。 良質な情報に触れ・多少の不便を受け入れ・体験したいコトを明確にすれば、障がい者高齢者の旅行は必ず叶えられると確信しています。 THE  YELLOW MONKEYをこよなく愛す。 趣味・三線 読書 一人カラオケ ジムニ―イジり 落語・歌舞伎鑑賞 ウィングスーツ滑空妄想 資格: ヘルパー2級・視覚障害、身体障害者ガイドヘルパー・認知症サポーター・実務者研修(痰吸引・経管栄養)・手話3級・運行管理者(旅客)  実績事業: 障がい者外出の移動支援事業、高齢者通院支援事業を自治体より委託契約 身体障がい者福祉協会・会員の福祉向上送迎事業受託 発達障がい児通学送迎事業受託
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