何故、起業したのか。なぜ介護タクシーでなければならないのか。

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先日のリザスト勉強会で突き付けられた一つの質問。

あなたがやっている仕事の理念は何ですか

そう問われたとき、

すぐには答えられない自分がいました。

すらすらと言葉に表現できないもどかしさ、そんなに深く自分自身と

向き合ってないから、ストレートに説明できない。

その自分自身の信念・骨みたいなものがふわふわしているため、

それが日々の運行業務・介助・接客・営業に現れているんだと思います。

極端に介助が悪いとか、言葉が悪いとかではなく、

利用者目線からすると、

まぁ、それなりにサービスはしてもらってるんだけど、

何か、心に残るものがない。

残るものがないから口コミにもならない。

未だ、介護タクシーの存在すら知らない、知られていない現状。

今、振り返ってみると、ただただ仕事をこなしていただけなのかもしれない。

それじゃあ、僕は何でこの仕事をしているのだろう。

何でこの仕事じゃなきゃダメなんだろう。

この仕事で無ければならない理由はあるのだろうか。

そのモヤモヤしていたものは、

先日の運行で少し見えてきたような気がしました。

いや、確認できました。

今回で8回目の利用となるリピーターさま。

ご利用パターンは定期診察→終了後の外食→施設へ帰宅。

基本、施設に、こもりきりにならざるを得ない、ご利用者様。

診察利用とはいえ、介護タクシーで外出し、外の晴れ晴れとした景色を

車内から眺める事はリラックスにもなり、

一番楽しみにされている外食はご利用者にとって、

介護タクシー利用のメインディッシュにあたる(笑)

メインイベント的なものなのであります。

その弱った握力で、あらかじめ一口サイズに分けてもらった握り寿司を、

口に運ぶまで5秒以上の時間をかけ、

時には、シャリがパラパラとお腹のあたりに零れ落ちながらも、

美味しそうにほおばり、

奥様とワタシで食事介助を行いながら、時に生まれる、その場でのふとした笑い、

笑顔を見ると、

ああ、僕の仕事って、ささやかながらこういった食事を楽しんでもらっているきっかけに

なっているんだ、

移動手段の一つかもしれないけど、そこで提供できる相手にとっての幸せ、笑いに貢献できているんだ、

と確認できたのです。

なら、もっと喜ばれることってないのか。

相手が幸せと感じ取ってもらえる価値が与えられないのか。

自分の最大の働きかけが、他者にとって、幸せとなる。

今出来る事をもっともっと深く考えて、

笑顔になってもらえる介護タクシーでありたいなと思いました。

今回の勉強会は非常に為になりました。

為になりました、だけで終わらせないように

自分の理念・

移動の喜び・そこで実感できる笑い・幸せを提供できる介護タクシー

を日々、振り返り、確認し続ける必要があります。

明日も頑張ります!!

いつもご利用ありがとうございます、皆様!

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花城 健

合同会社 代表社員兼 介護タクシーめぐり運転手  1978年 沖縄県・金武町生まれ   旅行をあきらめる障がい者・歩行に不安のある高齢者へ沖縄観光の成功を一緒に考え、現地ならではの情報提供を行い、ゆったり・ゆっくりの小旅行を企画する日本で数少ない駆け込み寺型の福祉・介護タクシードライバーでもある。 良質な情報に触れ・多少の不便を受け入れ・体験したいコトを明確にすれば、障がい者高齢者の旅行は必ず叶えられると確信しています。 THE  YELLOW MONKEYをこよなく愛す。 趣味・三線 読書 一人カラオケ ジムニ―イジり 落語・歌舞伎鑑賞 ウィングスーツ滑空妄想 資格: ヘルパー2級・視覚障害、身体障害者ガイドヘルパー・認知症サポーター・実務者研修(痰吸引・経管栄養)・手話3級・運行管理者(旅客)  実績事業: 障がい者外出の移動支援事業、高齢者通院支援事業を自治体より委託契約 身体障がい者福祉協会・会員の福祉向上送迎事業受託 発達障がい児通学送迎事業受託
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