障がい者差別解消法がいまだに浸透しない・行政側に配慮が足りない件。全ての国民に捧ぐブログ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
DSC_2224

今回のブログタイトルの要点からズバリ行こう。

障がい者が日常生活・仕事を行っていくうえで出てくる・出ていた心理的差別や交通・移動・建築物等でのバリアを取り払っていこう、健常者と同じ立ち位置で社会で共生していこう、という議論を行う会合で事は起こった。

場所は厚生労働省庁舎、今月11日、委員の電動車いすユーザーが会合が行われる会議室にたどり着くまでに下り階段があり、電動車いすを含む150キロ以上の重さを人間で運ぶには危険だと判断され、電動車いすユーザーは会合に出席できなかったのだ。

詳細はこちらから。

そして、ここも見逃してはならない所だがその委員不在で会合が行われたという事。

委員・本人も全国脊髄損傷者連合会の副理事長だ。

(当事者にしてみれば不快感極まりないだろう)

大元の国の機関・厚生労働省で、介護保険や障害者自立支援法や障害者差別解消法の法律整備・管理する場所で、福祉とはなんぞや?と国民に指し示す機関で車いすユーザーが会議室にたどり着けないとはどういうことだ?

ワタシの介護タクシー運送業で例えるなら障がい者を目的地へ運ぶ運送業を行っているにもかかわらず寝たきりのリクライニング車いす利用者を普通乗用車で『お客様、お迎えに上がりました。!』と言っているようなものだ。寝たきりの方を車いすごと普通乗用車に乗せるなんて出来るわけないし、利用者からしたら『てめぇ、何しにきやがった?』となるだろう。

いや、今回の厚生労働省の対応だけが不味いのではなく、今回の様な事例はいまだ全国各地で起きている憂慮すべき問題だ。このブログをご覧の方で障がい者差別解消法が今年、平成28年4月1日より施行された事実をご存知の方はいらっしゃるだろうか。

障がい者差別解消法とは?→内閣府資料はこちら。

ワタシなりにざっくり説明するなら、、、、

  • 視覚障害者が盲導犬を連れて喫茶店に訪れた→お店側はその介助技術・福祉的接客が出来る出来ないにかかわらずお客が望むサービスに少しでも近づけるよう、できうる限りのサービスを届ける事(例・盲導犬を拒否してはならない・メニューの読み上げを行う・店内通路の障害物をよけてあげるなど)であったり、

  • 電動車いすユーザーが正面出入り口段差がある居酒屋で飲食を楽しみたいという意思を受けたら→お店側は今ある設備・道具を使ったりお店スタッフの介助で入店が出来ないか試みてみる、今後の来店の為に簡易スロープ購入を考える等

車椅子用段差解消スロープ/ポータブルスロープアルミ2折式タイプ(90cm)

伸縮アルミスロープ スロープ長さ約152.5cm 幅約15.5cm 耐荷重約270kg 2本セット 持ち運び可能 完成品 収納ケース付 介護用品 脱輪防止 車椅子用 車イス用 車いす用 バリアフリー アルミ 簡易 階段 段差解消 介護用スロープ 台車用スロープ 1525mm 5FT r01a5ft

※もし購入をお考えの方、電動車いすは旧タイプだと100キロ以上あるためスロープ耐荷重200キロ以上の品質をクリアする製品購入をオススメしたい。

  • 聴覚障碍者(言葉が出ない方など)が衣料品店のレジ前でボディランゲージを駆使して何やら意思表示を行っている。→今後利用してもらいやすいように手話を覚える・筆談用ボードを用意する・スマホ・アプリを活用する。

など、合理的配慮をしなければならないと義務付けられたのだ。しつこいが、今年の4月に。

この合理的配慮という言葉もぜひ、覚えて頂きたい用語だが、分かりやすく言うと、

『必ずしろよ!!』まで強い表現ではないものの『無視しないでください、今出来る事を最大限お願いします』という事だ。

役所・教育現場・公共交通機関ではこの合理的配慮をきっちり守らねばならないのだが民間企業には努力義務(なるべくお願いします)というフワフワとした一貫性のない法律となっているのだ。そのせいなのかどうなのか、この障がい者差別解消法自体を聞いたことない方もいらっしゃるだろうし、以前、TV・ラジオで見聞きしたという方もすでに記憶の彼方に置き忘れたとう方が大半ではなかろうか。

いや、本音を申せばこのワタシも勉強不足の所はあり、公的機関は義務、民間企業は努力義務という異なった見解だったとは初耳だった。うろ覚えで学びが足りないと反省だ。だからこそこのブログを書きながら頭に浸み込ませている。そして発信しなければいけないと感じた。

ワタシ程度の影響力で周知・認知が高まるとは思えないが、こうやって理不尽な応対を示された電動車椅子ユーザー委員が今後このような不快感を覚えないよう、そして、介護タクシーという運送業で関わる障がい者が少しでも生きやすい世の中となるよう、このブログ閲覧者が福祉に対しての知識・見識を上げて頂いて、今後の産業・サービス展開に役立ててもらえるよう願いたいです。

The following two tabs change content below.

花城 健

合同会社 代表社員兼 介護タクシーめぐり運転手  1978年 沖縄県・金武町生まれ   旅行をあきらめる障がい者・歩行に不安のある高齢者へ沖縄観光の成功を一緒に考え、現地ならではの情報提供を行い、ゆったり・ゆっくりの小旅行を企画する日本で数少ない駆け込み寺型の福祉・介護タクシードライバーでもある。 良質な情報に触れ・多少の不便を受け入れ・体験したいコトを明確にすれば、障がい者高齢者の旅行は必ず叶えられると確信しています。 THE  YELLOW MONKEYをこよなく愛す。 趣味・三線 読書 一人カラオケ ジムニ―イジり 落語・歌舞伎鑑賞 ウィングスーツ滑空妄想 資格: ヘルパー2級・視覚障害、身体障害者ガイドヘルパー・認知症サポーター・実務者研修(痰吸引・経管栄養)・手話3級・運行管理者(旅客)  実績事業: 障がい者外出の移動支援事業、高齢者通院支援事業を自治体より委託契約 身体障がい者福祉協会・会員の福祉向上送迎事業受託 発達障がい児通学送迎事業受託
シェアする
Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on LinkedInPrint this pageEmail this to someone
  • このエントリーをはてなブックマークに追加