取材日:2018年 5月18日 PM18:00~19:45
「黄金の花」という名曲は沖縄民謡界の重鎮・知名定男氏の作曲と、名作詞家 岡本おさみ氏の出逢いにより生まれ、現在も沖縄県内外で歌い継がれています。
介護タクシー運転中の車内に流れてきたこのメロディーと一節の歌詞に何故か涙が溢れ、どうしてもこの名曲を生で聴きたくなり、その日のうちにライブハウス島唄に足を運んだのは今から5年前の事だったでしょうか。
素朴で純情な人達よことばの違う人たちよ黄金で心を汚さないで黄金の花はいつか散る

赤い看板が目立ちます。
路地を入れば右手側に駐車場があります。
弊社車両のボクシーのような高さ1800mmあるワンボックスカーとハイエース・キャラバンのような高さ2000mmの福祉車両でも駐車できるスペースがあります。腰の低い丁寧な対応のスタッフが分かりやすく誘導してくれました。
立体駐車場も同時併用されていますし、24時間営業のこちらの駐車場を活用しましょう。
因みに、ハイサイビル内の店舗で飲食・お買い物ご利用であれば30分無料になるそうです(レジスタッフにスタンプを押してもらう)
当然、ライブハウス島唄ご利用でも例外ではありませんよ。

駐車場受付のすぐ近くにハイサイおきなわビルへの入り口があります。

お土産店舗内の矢印奥に、スロープがあります。
登って左寄りに進んでいくとエレベーターがあります。
国際通り・歩道側からもアクセスが可能で、すぐ目の前にエレベーターが見えてきます。
歩道とはいさいビルの間には段差もなく滑らかなスロープ設計で安心です。
ライブハウス島唄は3階です。
ライブハウス島唄店内バリアフリー状況

開き戸構造の入り口です。

伸びやかなスロープはネーネーズの歌声とリンクします(個人的感想)

店内は広々とした雰囲気。50人以上の団体受け入れも十分可能です。
ライブハウス島唄・公式サイトよりフロアレイアウトの画像をお借りしました。
全席 約150席・ハウス内禁煙となっています。
店内入り口からCフロア→Bフロア→Aフロア→ステージへと繋がる動線設計です。
Cフロア・Bフロアの間にトイレがあります。

やや傾斜のあるスロープです。

高さ5センチ以下の段差

トイレ内から入口に向けての段差およそ1センチ

入口幅は630mmほど
ご覧のようなトイレ内設計となっていました。
店内に戻りましょう。
ご覧のように手製のスロープがフロアとフロアをつなぐ段差に設置されています。
今回、取材にご協力頂いたライブハウス島唄広報スタッフ土居様からお話を伺うと、車椅子ユーザーのご来店はよくあるそうです。
団体・個人どちらも対応出来るとの事。
事前予約を行い、ステージ最前列で出演アーティストと盛り上がっちゃいまSHOW TIME!!

ステージ横の特等席
奥に見えるベビーチェアをずらせば車椅子ユーザーの進入も可能でしょう。

まさに絶景アングルの特等席!
ライブハウス島唄提供メニュー
取材も早々に帰宅しようかと思ったのですが、せっかくですから、ネーネーズの歌声と美味しい沖縄料理を頂いて帰ろうではありませんか。
という事で、あり乾杯。

付け合わせ・モズク和えとオリオンフリー

ソウルフード・ご~や~ちゃんぷる~
こちらのゴーヤーチャンプルーは苦瓜の苦みを活かした絶妙な味付けでして、豆腐とスパム豚肉を口に放り込めば貴方もすぐさま沖縄県民への仲間入りです。
是非、食して頂きたいひ。

人参しりしり~
人参特有の甘みが食欲を掻き立て、箸が止まりません。

とろとろ豚軟骨ソーキ
軟骨コラーゲン摂取で私も2歳若返った気がしました。
広報スタッフ土居様より、提供メニューの画像をお借り出来ました。

沖縄県民ソウルフード・タコライス
また、店内提供の食事も事前相談により、刻み食にも対応できる余地はあるそうです。
嚥下障害をお持ちの方は是非ご相談されてみてください。
ライブハウス島唄:ネーネーズ ライブスタート
さぁ、ショータイムの始まりです。

5代目ネーネーズの登場
直立不動の佇まいとニライカナイを見つめているような視線が特徴のネーネーズのライブがスタートしました。

かと思えば、琉球古典舞踊の一端が垣間見えたり、

三線・太鼓も奏でながら楽しくライブを堪能できます。
ライブ間のフリートークも軽快にすすみ、少し緊張気味の観客の心を解きほぐしながらの、、、、

カチャーシータイム!

幸せな空気をかき混ぜる→カチャーシー!!

呑めや歌えのダンシングタイム!!
40分ほどのライブはあっという間に終了。
因みにネーネーズの出演日は毎週金曜・土曜日・日曜日・月曜日の週末・週明けにかけてが多いようです。
出演時間も19:00 20:30 22:00 と3ステージを行ってくれます。
しかしながら、ネーネーズは県外ライブも精力的に行っていますので、ご利用の前には公式サイトでスケジュールの確認をしっかり行いましょう。
国際通りには他にも島唄を聞かせてくれる居酒屋・飲食店が複数ございますが、
過去から連綿と受け継がれてきた沖縄民謡の核を大事にしながらも、レゲエ・ポップスの要素をちゃんぷる~して【進化し続ける島唄】を聴かせてくれるライブハウスはここだけではないでしょうか。
バリアフリー設計でないトイレではあったものの、
そのデメリットを超える感動と安らぎと美味しさがライブハウス島唄で得られるハズ。
現場から介護タクシーめぐりドライバー花城がお伝えしました。