※2018年9月22日追記・リライトしました!
初の食べ歩きブログとなりましょうか。
そのお店を探して介護タクシーを走らせていたのではないのですが、
自分の脳みその中に顧客目線の新たなルートマップを書き込むべく、新規道路開拓(近道)を行っていたところ、たまたま、その方のお店にたどり着いたのです。
島唄、、というニューフレーズ・言葉・唄を世に知らしめた宮沢一史さん。
その方のプロデュ―スするカフェが沖縄市・与儀に存在します。
ネットで検索すると、バリアフリー対応施設と明記されているではありませんか!
障がい者・移動困難者をお連れするドライバーの私としてはリサーチせざるを得ない。
障がい者への情報提供も兼ねて取材観光であります、もとい、敢行であります。
外観のあちこちにイルミネの電飾が配置されてました。
夜も営業しているようなので、その時間帯には幻想的な風景が拝めるかもしれません。
これも感性豊かな宮沢さんならではですね。
沖縄県民なら、屋根か、出入り口門柱の左右に
オス(口を開けている) メス(口を閉じている)を配置してそれで終了となりがちなのですが。
こういった感性というかデザインのあしらい方があるんだなと、大変豊かな気づきがありまして私の芸術感性がアップデートされた模様です。
みやんち バリアフリートイレ状況
車いすの切り返しもゆうに行える、余裕たっぷりの設計。
便座に座ったとき、左側の手すりにちょいと届きにくい。
そこは残念です。
それでは、右麻痺のかたが左半身の力で立ち上がろうとする際、便座と、手すりの距離感が微妙に遠くて力が入りにくいんです。
そこは改善点かなと。
むしろ便器の位置をトイレットペーパー壁側に寄せて、
右側手すりの取り付け位置をずらせば問題は解決しそうな気がします。水道配管の問題が絡んでくるので簡単ではないですが(苦笑)
しかし、清潔感溢れる御トイレはそんな改善点を忘れさせてくれる好感漂うものでした。
宮沢一史目線 創作沖縄フードメニュー
みやんち 沖縄そば膳
どうですか。
器・トレー・お箸・スプーン・食材・飲み物すべてにこだわりがうかがえる
スペシャルコラボ。
これ以外にも、単品でもそばが頼めたり、デザート、お酒、おかずなどの美味しそうなメニューが満載。
少なくてもあと5回は来ないとな、と思わせる充実したメニューと、その美味しさを引き立てるお店の造り・穏やかな雰囲気がこちら側の感性を十分すぎるほどくすぐってくれました。
アーサー(海藻)、あさりが、自家製麺であろう、沖縄そばの上に盛り付けられ、
それぞれがそれぞれの味を打ち出して、全体的に一つの作品となっているのです。
スーチカ―自体が保存を前提とした塩による味付けなので、濃いめになっているのですが、
そこを加味した超あっさりスープのコラボが憎いやないかい!!
職業柄あちこちのおそば屋さんをめぐるのですが、ここまでのあっさりスープは味わったことないかも。
外食って基本味付け濃い方向に行きがちですからね、ここにも衝撃をうけたものです。
豆乳ドレッシングに絡ませながら、ニンジン・じゃがいもなどの季節の野菜を頂くのですが、個人的にニンジンの本当にちょうどいい固さ・食感が新鮮さを感じられ、大地の恵みをありがたく頂ける幸せをしみじみと噛みしめたものです。
無機質なステンレスのスプーンで頂くよりも、大地の養分を吸い上げた有機質・木製の手づくりスプーンで頂く方が美味いに決まってる!!
カシューナッツが降りかかったヨーグルトムースは、絶妙量のアサイ―ソースも色合いを引き立ていてとても美味しくいただけました。もし、可能なら、アサイーソース込みのヨーグルトをカサついた私の顔面にパッキングしてお肌の潤いを取り戻したいなとあくまでも心の中で叫んでいるのですが。
改めて、お食事を頂く際の、器・お箸・スプーンへのこだわりは非常に大事なものがあると認識させられたものです。
×2にも、3にもなりえるウマさ倍増効果がありますね。
写真を撮り忘れましたが、ドリンクの風月島茶は緑茶とレモンをミックスさせたもので、程よい苦みとハーブを頂いているかのような独特の香りにおいが鼻を抜けてとても美味しかったです。
マジ最高。
マジリスペクト。
みやんち 和カラソバ膳(ドリンク ミニデザート付き)

カラソバとは石垣島で食される汁なし沖縄そば麺の事。

これもおススメ!出汁スープなしでも濃すぎず薄すぎずしっかり味付けでGood

宜野湾産の田芋ボロボロじゅ~し~
薄味スープに浸かったお米と田芋が絶妙マッチング

しつこいくらいに言ってますが豆乳ドレッシングと新鮮やんばる野菜が美味し!

絶対に外してはならないデザートがそこにある。
アサイーソースとヨーグルトコラボにカシューナッツでトリプル最強コラボ

喉元を通り抜けるとスーっと香るカモミールが癒しも添えてくれる風月島茶
業務スーパーでは販売されていないであろう(笑)
一つ一つにこだわりが感じられます。素晴らしい。
みやんち 店内レイアウト状況

みやんちオリジナルの雑貨が店内中央と棚にラインナップされています。
店内は一種のアートギャラリーになっており、
宮沢さんが今までに撮りためた写真、輝かしい功績のレコード大賞・有線大賞やらのトロフィー、各種雑貨、オリジナルお菓子など見所満載なのであります。
店員に聞いてみたのですが、
外での食事は出来ないそうです。何かもったいない気がしました。
どうにか軒先のコンクリ部分でも、
テーブルを配置して出来ないものでしょうか。
そう思わせるほどの、好天気・雰囲気だったのですから。