この方の書籍? 参考書? コミック?
いかほど投資したでしょう。
一冊およそ1500円ほどの漫画。
高いとみるか、コストパフォーマンスに優れた作品か。
安すぎるのか。
これほど活字に溢れた漫画はみた事がない。
小林よしのり。
その著者は幼き頃、ぜんそく持ちの病弱な身体ながら
備わっていた漫画を描くという才能で皆を楽しませ、
東大一直線という漫画で少年ジャンプからプロデビュー。
ワタシがその名を知ったきっかけとなる
おぼっちゃま君
は、
ともだちんこや、おはヨーグルト、ぜっこうもん、など
上品さとは対極の表現で子供たちのハートをわしづかみ(笑)
(子供はうんことかちんことか大好きだからな)
誰にも迎合することなく、
強固な意志と専門家顔負けの教養・知識を兼ね備え、
世間で起きる受け入れがたい事実・事件・政治などを痛烈に批判する
ゴーマニズム宣言
というシリーズ化された漫画で自身の考える思想を
発信し続ける。
その多岐にわたる○○論シリーズはもはやその道で飯を食っているであろう、
専門家を打ち負かすほどの知識・見識を読者に与える。
ちょっと例に挙げてみるだけでも。。。。
戦争論1 2 3
新・戦争論
脱正義論
天皇論
昭和天皇論
新天皇論
脱原発論
国防論
台湾論
沖縄論
平成攘夷論
パール真論などなど。
まだまだ書き足りないほどの作品を世に発進している。
何故、ワタシがこの方の漫画をブログで取り上げたのか?
それはこの漫画を通して、
情報とは多角的に捉えるという気づきを与えてくれたものだから。
この方が漫画として出版するうえで
非常に緻密に繊細に大胆にそして、
傲慢に思想を世に放つ流れを知ったとき本当に衝撃を受けた。
その活字の多さに初めて見た方は圧倒され、
読む気をなくすほどの衝撃を与える(苦笑)
しかも、専門知識をひけらかすだけでなく、
ギャグ漫画出身者の面白さも織り交ぜながら読者を最後のページまで
誘ってくれるのだ。
そんな小林氏が新たに送り出した
民主主義の病
を書店で発見するや否や即購入。
皆さんの民主主義に対する捉え方はどのようなものだろうか。
多数決でしょ?
先進国が取り入れている政治の仕組みでしょ?
ヒトラーの独裁主義より絶対イイに決まってるよね?
そんな考えをぶち壊してくれるだろう。
我々は普段、情報をTV・ラジオ・ネット・新聞などから得ている。
その媒体から発せられた言葉や編集された番組をどのように捉えているだろうか。
公平さと真実が発信された確実なものと思い込んでいないか。
どこかで疑う視点はあるか。
先日のブログでもお伝えした多角的に物事を捉える視点の
気づきを与えてくれたこの漫画。
たかが漫画。
されど高尚なる漫画。
ワタシはこの小林よしのりというカルト宗教に侵されている。
完全に毒されてしまったのだ。
洗脳だ、確実に、今の所、骨の髄まで洗脳液に浸りまくっている。
どこか、弱点はあるはずだ、
ワタシのような音痴の歌好きにでもこの人を批判できる勘所は
あるはずなのだ、、、、、、、、が。
今の所、見当たらない。
悔しいかな、見つからないのだ。
TVが新聞がラジオが与えてくれない教養を
何かしら得ることが出来るだろう。
今回もこの漫画のせいで一センチほど
ワタシの教養レベルがアップした。
皆さんもこの小林よしのり教に入信してみないか。
因みにワタシは今の所、
4万円近くお布施を支払っている(笑)