お知らせでございます。
介護タクシーめぐりの運行とお客様への快適移動を10年以上支えてくれたカワムラ製RR41NBリクライニング型車いすが、このたび引退の運びと相成りました。
次世代型リクライニング車椅子へとバトンタッチであります。
手入れをしながらモノを大事にする/製品寿命を永らえさせる
知らず知らずのうちにDIY魂を父親から学んだ私はそのような心持ちでこのリクライニング車椅子と付き合ってきたのですが、病室・お客様自宅での身体介助を行うなかで、メリットよりもデメリットとして感じることが多くなっていました。
つまり、扱いやすい/快適ポジション提供という価値観が、扱いづらい/お客様が不快なのでは? という価値観にすり替わってきたのですね。
簡単に言えば、古いんです、時代にフィットしていないんですね。
10年前に設計された車椅子は当時の介護環境と介助スキルを踏まえて形づくられたものです。
そりゃあ現代の車椅子のほうが、介助もやりやすくてお客様も快適と感じるはずですよね。
なぜなら、介護/看護現場の意見をフィードバックして、利用者&介助者が現場で快適にラクに過ごせるように開発・設計・洗練された専用ツールだからです。
【Mikiミキ】次世代型リクライニング車椅子 NEXTROLLER_spⅡ ネクストローラー
世間の承諾なく、勝手に次世代型車椅子認定であります。
病室やお客様自宅内のベッドから車椅子への移乗介助がラクに行えるよう、
- アームレスト(肘置き)
- フットレスト(足置き)
- ショルダーサポート(肩まわりを支える)
各所がワンタッチでフリーモードに切り替わります。
お分かりでしょうか。
先ほどの画像と見比べると、矢印方向からの移乗介助がやりやすいように各部品が取り外されたり・縮んだり・外開きになっています。
以前使用のRR41NBリクライニング車椅子は、ノブねじをゆるめて取り外してまた取り付けて…という手間がありました。
ワンタッチ取扱い性能が格段に向上しています。
特筆すべきPRしたいポイントは、レバーをサクッと握れば簡易ストレッチャー状態にも変化する油圧ダンパーの機能です。
画像では伝わりませんが、
リクライニングと同時に座面高さが140mm上昇しているので、病室ベッドからの水平移乗介助もやりやすくなっています。
また、背もたれが倒れると同時に座面が上昇するので、お尻の前ズレが発生しにくいニクい配慮がなされているんですね。
背もたれを戻すときも利用者の体重(自重)を利用して座面がスムーズに下がりますので、介助者も疲れ知らず・利用者も腰に負担がかからずの安心設計となっています。
また、お尻下と背中まわりの張り調整が行えるマジックベルトテープが備わっていますので、
個人の体格に合わせたフィッティングが可能です。
リクライニング車椅子では、運行中のブレーキングによりお尻の前ズレが起きやすいので、お尻下のベルトテープを調整して座面角度の変更を行いました。
意図的に沈み込みをつくったので、前ズレを和らげる効果をもたらすはずです。
介護タクシーめぐりは、お客様から頂いた貴重なお金を、お客様が快適に移動できるような機材や設備や研修活動に役立てております。
中長時間の移動に不安な寝たきり高齢者や障碍者の外出を検討されている ご家族やケアマネからのご依頼をいつでもお待ちしております。
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