お年を召された高齢車いすユーザーとイケメンヘルパー2人に、バリアフリー旅行代理店の先駆者ベルテンポ・トラベル・アンド・コンサルタンツ 高萩様が東京よりお越しになりました。
漢たち5名の観光介護タクシードライブと夜のバリアフリー体験記をご覧ください。
特に夜のバリアフリーガイド成功については、観光介護タクシーめぐりとして成長させて頂いた貴重でエキサイティングな体験なのでぜひ(笑)。
バリアフリーな沖縄旅行 初日
国際通り 首里天楼
お客様グループをお迎えする前に国際通りのバリアフリー飲食店をリサーチしていた活動がさっそく役に立ちました。首里天楼は国際通り飲食店のなかでも屈指のバリアフリー充実度を誇っています。
3階にて沖縄料理を頂きながら琉球舞踊も楽しめたり、2階は個室も完備されていたりと、用途に合わせたおもてなし接客を楽しめますよ。
バリアフリー居食屋 首里天楼で食した沖縄料理
豆腐チャンプルーも沖縄観光では抑えておきたい定番料理ですよね。
苦みを抜いた味付けはまさに観光客向けのお味でした。県民としては苦みが欲しい……
右奥にあるつぼみ状のチンゲン菜?を取り分けるのに苦労しました苦笑
この首里天楼では、琉球王国時代に政府役人ら貴族階級が嗜んでいた古典舞踊や、庶民の生活・仕事の色合いを表現した雑踊りを楽しみながら、沖縄料理を美味しくいただけます。
サクッと琉球王国へタイムスリップしたい方にはおすすめの飲食店です。
バリアフリー沖縄旅行 2日目
海洋博公園内の美ら海水族館とオキちゃん劇場
沖縄といえば美ら海水族館か首里城というくらい、名の知れた超人気観光地です。私はそれほど魚好きでもなく水族館LOVEでもないのですが、美ら海水族館だけは何度ご案内してもワクワクする不思議なパワーが漂っています。
お客様はこの美ら海水族館鑑賞を非常に楽しみにされていまして、テンション上がって、西部劇よろしくテンガロンハットを装着されました。カッケー。
10月初旬の観光OFFシーズンにも関わらず、中国人・韓国人が我先にと水槽前に陣取り、譲り合いなど一切匂わせない独特の振る舞いに苦笑いを50回ほど。
女性の癒しを浴びまくって元気みなぎるお客様と古宇利島へ向かいました。
古宇利島と古宇利大橋
宿泊ホテルのダイワロイネット那覇国際通りから北部の古宇利島まで移動距離およそ90キロの大移動。車いすユーザーのお客様にはたいへんなご苦労をおかけしましたが、その苦労が報われるほどの美しいオーシャンビューでした。
残波岬から眺める美しいサンセットをキャンセルして、早めに宿泊ホテルへと戻り、お客様は3時間ほど爆睡されました。
そこからの、、、しゃぶしゃぶディナータイム。
国際通りさいおんスクウェアのしゃぶしゃぶ屋さん
那覇市松山の熟女キャバクラで夜のバリアフリー成功したぜ
バリアフリー沖縄旅行のメインディッシュ・沖縄美人とのノータッチ限定ココロの触れ合いキャバクラツアーは見事成功。
カラオケまで声量たっぷりにご披露なさいました。
何より嬉しかったのが、熟女陣の皆さんが車椅子ユーザーお客様を心暖かくもてなしてくれたことです。酸いも甘いも知り尽くした熟女ならではの接客というかプロの仕事っぷりは流石でしたね。
沖縄の夜も満喫したお客様の幸せそうな笑顔を撮れて私も大大満足です。
バリアフリー沖縄旅行 最終日
ダイワロイネット国際通りから那覇空港まで
ダイワロイネット国際通りホテルの立体駐車場が満車の為、やむを得ずこの場所で待機させてもらうことになりました。
2泊3日の弾丸ツアーもいよいよ終わりを迎えようという中、少しばかりセンチメンタルジャーニーな気持ちになりました(苦笑)。
以下の画像はベルテンポトラベル高萩さんより拝借しました。高萩さん、今回のご縁をありがとうございました。
初めての沖縄旅行の節目節目に、女性の笑顔やホスピタリティー溢れる振る舞いによって、お客様のココロが彩られ・満たされ・包まれました。
3日間の疲れがどっと押し寄せたのでしょう、笑顔も厳しくなった車椅子ユーザーお客様(苦笑)。その疲れを癒すCAのバッチグーなスマイリング。
何日目だったかは覚えていないのですが、介護タクシーへの車椅子乗降介助をすませて次なる目的地に向かう為にハンドルを握った時、
「今が幸せだよ」
たどたどしくもか細い声で、確かにお客様はそうつぶやかれたのです。少し疲れて乾きかかっていた私の心は、光速で潤いにつつまれたのでした。