半年前からお問い合わせをいただき、この日の出逢いの為に幾度ものコミュニケーションを交わしておりました。
初めて会ったのに初めて会った気がしない。
不思議な感覚でした。
電話越しのお客様の声は気づかいと優しさにあふれていて、初対面したときもその感覚に間違いはありませんでした。
つい先日フィニッシュした沖縄観光のもようをブログにて振り返ってみましょうか。
介護タクシーでの沖縄観光first day
シンプルに沖縄そばを食らう
先ずはローカルの匂いが漂う沖縄そば屋さんにお連れしました。
お客様チョイスのソーキそばを写メってませんでした(笑)
どちらもワンコインで頂けるのでおすすめですね。
出入口が少し狭いので電動車いすユーザーは進入に気を配る必要があります。
※横幅700mmほどあるお客さまの電動車いすでギリギリといったところでした。
バリアフリー飲食店リサーチという名目で沖縄県内各地の食べ歩きをおこなっているのですが、専門店っていう分かりやすい強みと文字のカタチ・色使いに惹かれましてなぁ。
間違いなかったですね。
お客様にも喜んで頂けました。
さらっと市場中央通りの散歩を終えた所でネクストスポットはつい先日初お披露目された〝あのグスク〟へいざ参らん。
〝御内原(おうちばら)〟初お披露目の首里城観光
今回の貸切介護タクシーご依頼は社員旅行でいらっしゃる電動車いすユーザーお客様のガイドと介助でした。
大型バスに追走するかたちで介護タクシーめぐりは各地の観光スポットを回りましたよ。
首里城では撮影OKエリアとNOエリアが明確に分けられています。
基本的に、展示物(書物・琉球漆器・楽器・染物など)は撮影NGです。
気を付けましょー。
首里城はスロープ・エレベーター・昇降リフトが完備されていて、世界遺産グスクのなかでも屈指のバリアフリー充実度をほこっております。
守礼の門をくぐってバリアフリーコースと木曳門のあいだにある坂以外は快適にまわることができます。
琉球国王とその家族以外は男子禁制エリアであった〝御内原〟
そのエリア内にある国王の亡き骸を一時安置する〝寝廟殿(しんびょうでん)〟をお客様とともに楽しみたかったのですが、
那覇空港到着時間が予定よりも1時間押しだったためNHK紅白歌合戦なみに巻きめで首里城観光を終えねばなりませんでした。
次回はゆっくりと首里城観光しましょうね。
介護タクシーでの沖縄観光2nd day
本部町:癒しのフクギ並木ロードから
あいにくの曇り空でしたが、フクギ並木が醸し出す懐かしさと静けさはお客様にも感じ取っていただけたようです。
夫婦フクギを示す標識の向かいにある手のひらサイズのシーサーが目を引きます。
そのシーサーに魅入っているようでした。
何度も来ているのですが、
見ているようで見ていないんですね。
バイリンガル?古宇利オーシャンタワーにはカリスマ販売員が今日も活躍
お客さまの前方に見える縦長の物体はなんとカメラだそうな。
上半身にマヒの残る状態ながらも口にくわえた伸縮型スティックで器用に録画・撮影のボタン操作をこなしており、手ブレ補正やターゲット追尾機能も付いているそうで何ともうらやましい。
よだれを垂らしながら私は見つめておりました。
んで、
オーシャンタワーからの絶景ビューを見終えたあとお土産コーナーに移動するんですが、島かぼちゃでつくられた洋風まんじゅう「カボニー」の販売コーナーに立つ販売員・比嘉さんの中国語がスゴイ。
日々訪れる中国人との接客トークで披露されるおしゃべりのせいか、顔つきが中国人に見えてくるほど(←失敬)
記憶が確かなら彼は英語・韓国語も喋れたはずで、自動ドア向こうから入ってくる外国人の母国語を使い分けるトリリンガルだったはず。
異国先で自分の国のことばで話しかけられたらそりゃぁ嬉しくなって買い物意欲が増しますわな。
オーシャンタワー建設費の半分以上は比嘉さんの販売スキルによるものだそうな(ウソです)
名護市 雨も滴るいい漢とバリアフリー古民家 大家(うふや)
大型バス専用駐車場と乗用車駐車場はべつに分けられています。
このような雨天時は障がい者優先停車場を活用させてもらいましょう。
詳しくはこちらのブログをチェケラ。
↓ ↓ ↓
バリアフリールームでお客様とあぐー豚のしゃぶしゃぶをぶしゃぶしゃしました。
新鮮野菜とあぐー豚と〆の沖縄そばも添えられており、出汁スープにちょちょいっと豚肉をくぐらせりゃあっという間にしゃぶしゃぶ。
ゴマダレ・ポン酢だれを交互に味わいながらワサビ・紅塩で変化をつける。
これほどの幸せはございません。
お客様の粋な計らいにより、デザートもいただけました。
両手を使わずとも口まわりの筋肉を動かして箸をくわえたかと思うと箸先についたご飯粒をより分けたり、あぐー豚肉をつかんで出汁スープにくぐらせ胡麻だれをつけて召し上がるお姿を横目で見て、
言葉にならない感情が沸き上がってきました。
ネクストスポットはカンヒサクラが美しいやんばるの世界遺産グスクへ。
数億年前の古生代石灰岩が見つめる今帰仁グスクの〝いま〟
雨に降られるとほんと申し訳なくなるんですよね。
沖縄に来られたからには、やはり、青い空と青い海を感じていただきたいわけです。
まぁ、雨は雨で味わい深いものはあるのですが。
ご覧のように足元が凸凹していて車いすユーザーには刺激が多いのですが、お客様の電動車いすが発揮する回転トルクの前では心配ご無用。
とはいえ、もう少しのバリアフリー整備を求めたいところです。
秘密のオーシャンビュー
今回の沖縄観光3日間のなかで一番喜んでいただけたかな?というシークレットエリア。
いつまでもこのままでいてほしい、、、と思うのはこちら側の勝手な都合で、
時代が変われば景色も変わります。
何時まで見られるのやら。
激混み必至の美ら海水族館
〝家族経営〟という言葉がしっくりくる雰囲気。
終始笑いの絶えない3日間を過ごされていました。
水族館を入ると水槽エリア前では
- 写真を撮りたい人
- サッと見て通り過ぎたい人
- じっくり魚を観察したい人
に分けられますが、
このような区分けを施せば少しは混雑も柔らぐでしょう。
美ら海水族館も何度訪れたか覚えてませんが、来場するたびに障害者目線の配慮があちこちに感じられて私としてもうれしくなります。
お客様アンケートやSNS・ブログで発信されているニーズをくみ取って快適な環境づくりに努められているのでしょうなぁ。
アクアリウム水槽・右端に車いすユーザー専用観覧エリアが設けられています。
美ら海スタッフが
と声をかけられた人々はお客様とともに働く社員一同でした(笑)
しばしジンベエザメをぼーっと鑑賞。
介護タクシーでの沖縄観光 last day
早くも最終日。
こちらもエブリディ混雑の道の駅。
許田・道の駅
こちらの試食コーナーで頂いたモズクそばが美味。
出汁スープにもモズクが使われていて美味。
でも買いませんでした、ごめんなさい。
ばら売りしてくれんかな。
サトウキビ味ってすごく気になる。
こちらのお土産コーナーには有名菓子企業と沖縄特産物のコラボ商品が多くみられます。
駐車場増設された恩納村 万座毛にて
万座毛といえばこのポイントなのですが、車いすユーザー視点高さおよそ1メートルに画像右下の雑草がおおいかぶさってきて健常者が見ている景色(↑の写真)を共有できないんですね。
安全帯さえ貸していただければ鎌で草刈りしますのでって心の中で呟いておきました。
ハブVSマングースは過去のこと 琉球村
車いすユーザーでも琉装体験をすぐ行えるように羽織型になっていました。
お客様お召しの衣装は琉球王国時代の三司官がまとうもので、行政トップクラスしか着用が許されないもの。
あっという間の3日間。
また、何時でも沖縄に帰ってきてくださいね。
介護タクシーめぐりでは、お客様が叶えたい目的地・体験・思い出の場所にお連れすることができます。
貴方だけの沖縄の想い出づくり、ぜひお手伝いさせてください。
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