弊社・介護タクシーめぐりとのバリアフリー沖縄観光6日間をご一緒した電動車いすユーザーのお客様・丸山様は介護事業を手掛ける社長でございました。
脳性マヒという障害を抱えたからこその視点・共感性は、身体に不自由を覚える障がい者・高齢者お客様へ提供されるサービスが温もりと優しさを伴い、説得力を保つ事業運営が成されているのではないかと若輩物ながら感じた次第。
本日は琉球王国へタイムスリップしたいと思います!
未だ未完成の世界遺産グスク 首里城
お世辞もかなり加わっていると思っていますが、沖縄県民のもてなしや優しさに触れた事をきっかけとして移住を決めた/沖縄観光をリピートしている、、、という若者・熟年の声を何度か聞いた事があります。
果たして礼節をもってもてなしているのか・もてなせているのか
沖縄県民を私は深堀する癖が抜けませんで。
守礼の門を潜り抜けてもう一つの世界遺産・園比屋武御嶽石門につながるエリアで遺構の発掘作業が行われていました。
今や、沖縄観光と言えば、、、を代表する首里城も全容解明には至ってなくて、日々深堀される歴史解明タスクが途絶える事はありません。
観光エリアも順次拡大し続けているのです。
禿げ上がった頭髪と自分を客観的に見て、老いていく事の現実から14世紀へタイムスリップしたい衝動。
画像の御庭(うな~)では、琉球王国の繁栄と文化を感じ取れる様々なイベントが年間を通して行われています。
特に、こちらの冊封儀式は歴史好きにはたまらないイベントかと。
夜限定のイベントもこちら御庭で行われたりするのでこまめに公式サイトをチェケラしてください。
首里城館内はリフトやいす式階段昇降機も完備されているので、ストレスフリーで観覧を楽しめます。
お土産コーナー有する南殿へも、画像の通り昇降リフトでアクセスできます。
観覧を終えるとちょうどランチタイム。
酷暑の沖縄ですから、不必要な直射日光は避けるべきです。
ヘルパースタッフ・阿部君より老いている私とお客様は一刻も早くクーラーの利いた食堂で昼食を取りたいのです。
という事で首里城公園内の食堂に秒速で駆け込みました。
お客様のビールを頂いたあとの幸せそうな顔を幾度となく拝見し、是非ともお酒をご一緒したかったと何度思ったことか。
まぁ、いいです、このお顔を拝見できれば(笑)
ただの中華定食だろうと舐めていましたが、口に入れた瞬間にほのかなハーブの香りが漂い、ピリ辛とあいまって食欲がとまらなくなりました。
美味いじゃないか。
与那国馬と戯れるバリアフリー海水浴・うみかぜホースファーム
お客様が運営する介護事業所でヘルパーとして働いていたヤングスタッフが、うみかぜホースファームで活躍されているという事で南城市へと向かいました。
THE・のどかの極み であります。
ノスタルジー溢れる厠も完備されており。
バイオトイレと名付けたこの厠 もとい、トイレは水道の配管など一切なく小便・大便のカケラは床下の敷地へそのままダイブto the 草地へ。
昭和世代ならご存知いわゆるポットン便所のメカニズムですが、ポットン便所との違いは、空気に触れる構造であること・便が草に触れること・それらをサムタイム時々かき混ぜることで悪臭も発生せず、有機性あふれる土へと還るのです。
せっかくですのでワタクシもナパーム弾を投下しました(用を足しました。)
そんなエクセレント レストルームを開発したジェントルダンディ(画像・右端)とスタッフとの談笑風景をパチリ。
元・ヘルパースタッフ(画像・左端)との再会を果たされたお客様は感慨深そうに、そして嬉しそう。
懐かしき思い出トークもそこそこに、いよいよ、与那国馬と戯れてスイミングのアクティビティ会場へと介護タクシーを走らせまして候。
着きました、本日の海。
今回訪れたビーチはプライベートビーチらしく、たまたま人が居ませんで、我々は天候とタイミングに恵まれました。
もう、開放感しかありません。
画像の4.8倍は感動する美しさと開放感でした。こんな場所で海水浴するとわ。
ライフジャケットを装備して浮き輪も抱えていざOKINAWAN OCEANへ。
お客様と戯れていた与那国馬・ロパ君がなぜかお隣のGALの所へとたまたま足を滑らせ。
考えてみれば、我々は雄でした。
そうなるのも無理はありません。
海上散歩をなんなくこなす与那国馬のポテンシャルとつぶらな瞳にGAL3人組もテンションMAX・スマホ連写・最後は馬にまたがるという偉業を成し遂げまして終了。
穏やかな海には刹那の青春が漂っておりました。
与那国馬の保存・繁殖と乗馬体験を通して得られるヒーリング効果で健常者も障がい者にも喜んでもらい、ヨナグニウマを世に発信する。
そんな活動理念と実績が口コミで広まり、今や幼児教育との触れ合い学習として、また、障がい者団体らの外出余暇事業としても声がかかり活躍されているそうな。
一般の乗馬体験なら落馬の危険性を孕んでいますが、
海上での乗馬なら落馬してもダメージなし。ライフジャケットも装備ですから安心安全。
個人的には、発達障がい児・者に凄く喜ばれるふれあい体験だろうなと感じました。
お客様からの延長利用も申し出もあり、近くの知念岬へと介護タクシーを走らせました。
地平線と海と知念岬
いやーーー、本日も晴天なりで天候に恵まれました。
こうやって何にも考えず(考えてしまうけど)、ボーっと地平線を眺めるだけでも癒されます。
ボーっと出来る時間があるって幸せですよね。
さぁさぁ、明日はバリアフリー沖縄観光のメインイベント水納島バリアフリー海水浴へ臨みます。
車いすユーザも海水浴を楽しめるっちゅう事を世に知らしめてやりましょうか!!!
介護タクシーで巡るバリアフリー沖縄観光Days5【車いすユーザーも水納島で海水浴編】はこちら