バリアフリー沖縄観光ご利用当日を迎えるまでに、2か月間メールによるヒアリングや提案/確認を行い、お客様ご家族と共に観光プランを練り上げました。
車椅子ユーザー2人とお母様2人を那覇空港でお出迎え、ドキドキとワクワクの観光介護タクシーめぐりが出庫しましたよ。
介護タクシーでバリアフリー沖縄観光 First Day
那覇空港から車でおよそ10分、炙りソーキにワサビ&からしをチョン乗せして喰らう沖縄そばをご紹介したく、いしぐふー小禄具志店へご案内しました。
待ち時間なしで入店できればラッキーくらいの超人気店なのですが、ギラつく太陽の快晴ぶりが我々を祝福しているかのように、比較的スムーズに入店することができました。
はつらつとした店内スタッフも車いす2名・ご家族2名の座席をすぐにセッティングして頂いて、ホスピタリティ最高です。
大学でユニバーサルツーリズムを学ぶユウダイ君(写真・右)は、今回のバリアフリー沖縄観光2泊3日に関わる飛行機・宿泊・観光地・移動手段などの全てを率先して手配し、4人全員が沖縄に来て良かったと思える【旅行プラン】を確立しました。
同じく、大学に通う 車椅子ユーザー大石マイちゃん(画像・左)は心理学を専攻しているCOOLビューティーGIRL。
沖縄で着るからこそ映える琉装を体験したいとさっそくお二人がチャレンジ。
自立歩行がきびしいお二人ながらも貸衣装部屋入口の段差をなんとか乗り越え、無事、写真撮影成功と相成りました。
スタッフの方も笑顔で全面サポートして下さいました。
※演舞中の写真撮影・動画撮影はNGです。
「はい、シーサー!!」
ばっちり掛け声とポーズも決まりました。うん、やっぱりシーサーですね。
こうしてバリアフリー沖縄観光 初日は嘉手納ビーチサンセットのように、穏やかに終了しました。
介護タクシーでめぐるバリアフリー沖縄観光 2Days
実は観光初日の昼食後にモーターパラグライダー体験を予定してたのですが、運営会社のブルースカイ沖縄 から「風が吹かないので中止です……」との切ない連絡を受けて、急遽南城市 おきなわワールドへ行き先を変更した、、という経緯があったんですね。
観光2日目は適度に風も吹いて絶好のパラグライダー日和となりました。
飛行開始へ向けて着々と準備を進めていると、何かがおかしい。。。
だんだんと……
ユウダイ君がグロッキー状態にうなだれていくではありませんか(笑)。逆にマイちゃんのテンションアゲアゲMA———-X状態。
土壇場で根性見せるのはやっぱり女性ですね(笑)
タイミングが少し遅れましたが、動画も撮影することができましたので、サクッと25秒ご覧あれ。
古宇利大橋手前の休憩所・「海のカフェ」でトイレ休憩をはさみました。こちらに車椅子専用トイレも完備されております。
2023年現在、海のカフェは運営停止となっています
個人的にはこのバーガーを食らってみたかった。。。
右下のローストビーフバーガーは何と¥4000!!
古宇利大橋からの美しいオーシャンブルーを目の当たりにして皆さん、大変に感動されておりました。沖縄観光の鉄板ドライブスポットは、いつ来ても・何度来ても裏切らない美しさを魅せつけてくれます。
生まれ育ったころから当たり前にあったこの景色、実は恵まれているんですよね。
さて、全長2キロの大橋を渡り切った後はランチタイム。
ローカルな雰囲気の古宇利島食堂で、私はまたもやこのメニューをチョイス。
お客様はインスタ映えを狙って海ブドウサラダを付け加えました。
今帰仁城跡で記念撮影
さぁさぁ、ギネス記録を持つ分厚さのアクアリウム水槽前へ急ぎましょう。
大人気観光地・美ら海水族館でのジンベエザメに圧倒される
うーん、美ら海水族館も何度来ても発見があって面白いですね。
介護タクシーめぐりでのバリアフリー沖縄観光 Last Day
お母様が私のブログ THEBOOM宮沢一史プロデュース『みやんち』は車椅子ユーザーにも優しいカフェスタジオだを読んでくれたようで、こちらに行きたいとのリクエストもあり、沖縄観光最終日の昼食はみやんちに決定しました。
私は初注文の和カラそば・ドリンクデザートセットをチョイスしました。
ユウダイ君のお母様が写真内に入っていないのが悔やまれますが、今回ご一緒した【介護タクシーめぐりと行くバリアフリー沖縄観光♪】の写真の中でのベストショットです。
みやんちは車椅子ユーザーウェルカムの手すり付きトイレ完備なので、ぜひお立ち寄りください。
次なる目的地はマイちゃんリクエストのブルーシール牧港本店です。
この3日間、本当に、天候に恵まれて何よりでした。沖縄観光に来て 曇り・雨 とかホント心苦しいですからね(苦笑
併設施設ではアイスクリーム作り体験コーナーが設けられていました。
さぁさぁ、観光介護タクシーめぐりでの3日間を締めくくるにふさわしい、バリアフリー充実度も最高峰の首里城公園へGOGOしましたよ。
私のピースがダサすぎます。。。
あらためて正殿を見上げると、感嘆の声を上げたくなるくらい見事な美しさと煌びやかさを放っておりました。首里城スタッフは車椅子ユーザーの案内にも慣れております。
※2019年10月の焼失後、首里城は【魅せる復興】をテーマとして、2026年11月正殿公開を目指しています
さぁさぁ、そろそろフィニッシュのお時間が近づいてきました。
首里城公園から戦後復興のシンボル的ロード 【奇跡の一マイル 国際通り】へと介護タクシーを走らせましたよ。
沖縄お土産の鉄板商品・ちんすこうです。久しぶりに頂きましたが美味しかったです(紅イモ・ゴマ塩・パイン・etc)
ユウダイ君もマイちゃんも、微笑みの貴公子ペ・ヨンジュンかと思うほどににっこり笑って生パインをほおばっておりました。
一年越しの出逢い そして、再会を願って
この沖縄観光実現のきっかけは、予約を受けるちょうど一年前のメール問い合わせから始まりました。
その時も詳細なやりとりを行っていたのですが、お客様の諸事情によりキャンセルとなって、それから一年後に再び観光依頼をくださいました。
とても嬉しかったですね。
ああ、覚えててくれてたんだって。
車椅子ユーザー目線の取材や情報発信に共感したそうで、家族での沖縄観光は是非、介護タクシーめぐりにお願いしたいと思っていたそうです。
正直、こんな情報発信って誰かの役に立ってんのかな?意味あんのかな? って空しくなるときあるんですよ(笑)。
今度こそは、THE OKINAWA これぞ沖縄という海にお連れしますね。