できます、出来ますがな。
運行スケジュールをなんとか調整して、お客様が本土へ帰る最終日に5時間ほどの貸切観光ドライブをご一緒することになりました。
いやぁしかし、宇那志豆腐店のゆし豆腐をあんなに喜んで頂けるとは。。。。
今回の観光ドライブを通じて、私自身もあらためて〝沖縄〟のポテンシャルに気づかされましたよ。
往々にして、私をふくむ沖縄県民は地元の魅力に気づいていないことが多いですよね(苦笑)。
首里城(観光地)の魅力を引き出すのはガイド次第
首里城公式サイトはこちら
2019年10月末・あの悲劇(焼失)が起きる前に、私は首里城スタッフによる無料ガイドとNPO法人那覇まちまーいによる有料ガイドを受けて琉球王国の歴史を学んでいました。
その時に感じたのは、ガイドをつけずに観光地を周ると、目に見えるものでしか魅力指数を判断できないということです。
分かりやすく言いかえれば、100万円級の価値を堪能できずに「ここって20万円程度だよな」と自己判断しちゃうんですね。
それって超もったいないと思うんですよ。
たとえば守礼門にしても、〝邦之禮守〟という看板は中国からの冊封使が来るときだけしか掲げていませんでしたし、王族専用のど真ん中通路を平民がくぐって入城することなどありえなかったのです(笑)。
首里城内にあるもう一つの世界遺産・園比屋武御嶽石門で、観光ドライブの充実とお客様が安全に帰路につくことを願いました。
王族も首里城から出る際はこちらで旅の無事を祈っていましたからね。
首里城内で格式高い〝首里森御嶽〟にてご夫婦が沖縄パワーを受信中です(笑)。
不意をついて盗撮したのがバレました。マダム驚きの表情。
正殿の屋根を彩っていた龍の残骸や割れた基礎石を目の当たりにしています。
灼熱の炎がすべてを焼き尽くしたんですなぁ。。
正殿・北殿・南殿を一望できた御庭(うなー)で記念撮影。
ファミリーの来場を歓迎するかのように光が差し込んでおります。
なお、2021年10月1日から首里城スタッフによる有料ガイドがスタートしています。
通りすがるだけの首里城しか体験していない人は、ぜひ、ガイドさんの素晴らしい首里城愛に触れてみてください。
木灰そば とらやの自家製麺はコシがコシってる
これからは、麺のコシが最高級なら以下の呪文をとなえましょう。
2022年流行語大賞確定ですね(笑)。
写真撮り忘れましたが、とらやのかつお出汁スープは澄み切って美しいんですね。
見た瞬間に美味しいんです、はい。
余談ですが、私の沖縄そば実食の〆は、じゅーしーご飯を1/3残してから出汁スープを注いでお茶漬け風にして一気にかきこみます。
これが美味い。
隣りのマダムも私に倣っておりました(笑)。
車椅子ユーザーに超優しいDMMかりゆし水族館
DMMかりゆし水族館公式サイトはこちら
北(本部町)の美ら海水族館・南(豊見城市)のDMMかりゆし水族館ときたもんです。
お話を伺うと前日は美ら海水族館を満喫されたようですから、なおさらDMMかりゆし水族館との違いが堪能できることでしょう。
沖縄県内において、数々の車椅子ユーザーをご案内した経験から言えますが、DMMかりゆし水族館のディスプレイは車椅子ユーザー目線高さ1mを意識して設計されています。
(そうじゃなかったらごめん)
亜熱帯の森林と生命の源泉・コバルトブルーの海が融合した施設内には緩やかなスロープが設置されていて、車椅子ユーザー自身も介助者もラクに水族館鑑賞を楽しめます。
素晴らしいゼDMMかりゆし水族館。
おっと(Oops)!
まえにいた観覧客がペンギンと戯れていたので旦那様も我慢できずにペンギンをイジりだしました(笑)。
吠えてます、ペンギンが呼応するかのようにめっちゃ吠えてますがな!!

許可なしに撮るんじゃねぇよ!!
盗撮しようとしたらバレて怒られてしまいました。。ぴえんからのぱおん。
凝り固まった疲れをも食べてくれるドクターフィッシュに触れてみよう との父の図らいに、車椅子ユーチューバーも意欲満々です。
浄化中、ただいま浄化中でございます。
ナマケモノとのゼロ距離感が度肝を抜くゼ
なんと!!
ナマケモノの気分次第で飛びかかってくるんじゃないか?と疑念を抱くほどに、来場者との間にバリアが無い。
手を伸ばせば鋭利なツメでえぐられてしまうゼロ距離感が、我々の興奮度を急上昇で高めてくれます。
水族館スタッフのお姉さんがいなければ、ナマケモノは来場者の腕をつかまんばかりに、ぬぼーーーっと手を出してきます。
この危機感がクセになりそう(笑)。
お客様も興奮してXジャパンのライブ並みにヘッドバンキングしてますw
ちょうど水槽のお掃除タイムでして、気さくな海潜り兄ちゃんが手を振ってくれました。
こういうちょっとしたアドリブ魂が観光気分をアゲてくれますよね。
神秘的かつ雄大な自然が凝縮された水族館を満喫した後は、いよいよアレの登場ですよ
マジで焦げ付く5秒前 宇那志豆腐の美味さは独自の製法にあった
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あえて少量生産にこだわり、地元・糸満市にしか卸さない理由は「出来立ての美味さを頂いてほしい」という代表者の熱い思いから。
焦げ付くギリギリまで炊き上げることで糖度8パーセントの甘みを引き出せるんだそうな。
琉球の名残を匂わせる赤瓦と、昭和の汗がしみ込んだコンクリートブロック塀が、宇那志豆腐本店の試行錯誤の歴史を感じさせてくれますね。
車椅子ユーザーとそのご家族へ、評判のゆし豆腐がどのような感じで作られているのかを伝えるべく、無理を言って撮影させてもらいました。
宇那志豆腐店の皆様 ご協力と美味しい豆腐をありがとうございました。
これ!
このゆし豆腐が超美味なのよ。
工場で作って3分以内に頂けるって新鮮直送の旨味を超えた〝誕生イートイン〟〝出来立ての向こう側〟みたいなもんでしょう。
何が嬉しかったって、車椅子ユーチューバーとご家族が一心不乱にゆし豆腐に食らいついていた様子を見れたこと(笑)。
こんなに喜んでもらえたのも、宇那志豆腐店の広報特攻隊長・呉屋氏のあちこーこー(訳:アツアツ)な配慮あってこそでした。
ありがとう呉屋氏!
行くんだ、ゴヤ氏!!!
今回の観光ドライブは、沖縄が持つ自然・歴史・食文化の偉大さに私自身が気づかされた思いでした。
またいつでも帰ってきてくださいね、ご案内できるポイントはたくさんあるので(笑)。
追伸:車椅子ユーチューバー【つばさの翼】を刮目、そして登録セヨ!
楽しい観光ドライブ中のおしゃべりの中で車椅子ユーザーの彼がユーチューバーであることが判明しました。
ご自身の障害・脳性まひについて分かりやすく説明していますし、バンジージャンプしたり2020東京パラリンピックの聖火ランナーだったり、ホストになって女性を楽しませたり、お色気入浴シーンを公開したり!!!!!
企画内容もバラエティに富んでいて面白いですし、障碍者ってなんだかよく分からない・どうやって接したらいいか不安 と考える健常者に向けた投稿内容だと思います。
是非ご覧ください。