ありまっせ、ただし、自己責任でやってね、というブログです。
自営業を営むようになってから購入し、これなしでタクシー運行事業と情報発信がままならないほどお世話になっているデスクトップパソコン。
このパソコンで介護タクシー事業関連の情報発信やサイト編集、運行事業関連の請求書を作成したり時に動画編集にもトライしたものですが、
ここ最近、いくつかの故障が見られるようになりました。
ヘチマよりスカスカの脳みそを奮い立たせ、記憶の限り、時系列で故障の状況を述べてみたいと思います。
購入したパソコン時期・使用年数とスペックもあらかじめ認識頂ければ。
- 2013年1月購入 ブログ執筆現在で使用年数5年半ほど
- ACER(エイサー)E-GG 型番S191HQL bd
パソコン操作中、モニター画面が突然フリーズ。時々、砂嵐のような状況に
ブログ執筆中やネットサーフィン中に突如として画面がフリーズしました。
あれ?ウィルスにでもやられたのかな?
コンセント関係や接続ケーブルなどの接触不良?
梅雨時期による湿気で接触に影響を与えている?
このモニター画面の突然フリーズ発生時期が、沖縄の梅雨時期真っ只中の5月中旬と重なっていた事もあり、その可能性も否定できないなと。しかも、画面がフリーズした状態でここから先の適切な対応方法や手順が思い浮かばない。
いきなりコンセントを抜いても何だかデーターがぶっ飛びそうで怖い(重要なデータはUSBに保存してるけど)
ググったりしながら導き出した結論はデスクトップ側の電源ボタンを5秒以上長押しして強制的に電源をOFFにする事でした。(それ以外のやり方知らんし、もうええわ 的なw)
その時点での最善の対策が「ホコリ・汚れの清掃」だと思い、
電源コンセント関連の清掃(ウェットティッシュ活用、ハンディ掃除機活用)と、モデムに繋がっているLANケーブル・モジュラージャックの抜き差しを行い、再度、デスクトップの電源をONにするとモニターは無事、復帰しました。
めでたしめでたし。。。。。。
デスクトップ本体の電源を入れると同時に警報音が
そのモニターフリーズから3,4日すると、
「ブーっ ブーっ ブーっ ブーっ」という一定間隔の警報音が鳴りだす。
何時もなら電源ボタンを押して1分以内にはモニター画面に
acer
というロゴが表示され、「ピッ」という電子音と共にモニターにパスワードを打ち込む管理画面に映る、、、、はずなのだが、、、、
モニターが黒いまま。フリーズして何分待とうが状況は変わらず。
しょうがなくデスクトップ・電源ボタンを長押しして強制終了させ、再起動を試みると、警報音は出なくなり何とかパソコンは使えたのだが。
後日、その故障の発生頻度が酷くなってきて、どうにもパソコン作業が進まない。
このままほっておいても状況は改善されないので私はある決断をしました。
今からデスクトップ本体バラすってよ(笑)
以前、パソコンのイロハを習っていたあるお方に言われたフレーズが耳に残っており。
「デスクトップに長年堆積したホコリを定期的に掃除したりするんですけど。。。」
このモニター画面フリーズやパソコン本体電源スイッチON時に発生する警報音の症状をどうにかせねばと考えると記憶の片隅から浮かび上がってきたそのフレーズ。そういった事例は過去にあるのかとググってみると、ほぼ、私の故障事例と同じサイトページも確認できて、意を決して、ホコリ清掃に着手する事に。
尚、この時、初めてデスクトップをバラすわけですが、
まぁ、壊れたらノートパソコンでも買えばいいなぐらいの軽いモチベーションでw
まずは電源コンセントを引っこ抜き、デスクトップ裏側にある配線関係をぶっこ抜く。
不安なら、私のように事前にスマホなどで写メっておきましょう。
んで、カバーを外すにはネジを外さなければならないわけで。
因みに、黄色○で囲っている場所にエイサーのメーカーシールが貼られていて、このシールを剥がさなければ本体カバーが絶対に外れないように組み上げられています。
このシールに切れ目が入っていたり破られたりしている→本体に手を加えた形跡の証
だとされて新品購入時に付けられているメーカー保証が受けられないのでそこんトコロ注意しておきましょう。
やるなら自己責任でね。
矢印方向に引っ張ればカバーが外れました。
あ、画像右下に何気に写っているドライバー、ご存知ですか?
こういう精密機器をバラす際、100円ショップのドライバーとかでやっちゃ駄目ですよ。すぐ、ネジ山をダメにしちゃうんで。
ドライバー一つくらい、イイもの持ちましょう。何かと出番が出てくる機会は多いですよ。機械いじり・車イジリしている方ならこのメーカーのドライバーの品質はご存知ですよね。
さて、本題に戻りまして。
この程度のホコリ、されど、ホコリは誇り
黒い扇風機のようなファンが、パソコン起動時・作動中に熱を持つコンピューター基盤への冷却効果をもたらす重要部品なのですが。
長年使い続けていると、このようにホコリが付着するんですねぇ。
早速、星印箇所のプラスネジを外して、ホコリ清掃に着手しました。
プラスネジ4つを外せば黒いファンだけが取れるかと思いきや、銀色のヒートシンクもついてきました。
黒いファンの奥に見える銀色のヒダヒダがヒートシンクなのですが、1mm間隔の隙間に付着しているホコリの除去がちょいと厄介。
こういった精密機械の清掃は荒っぽくやっちゃいけませんで。
それなりの道具を活用せにゃ、綺麗に取り除けないし、下手をすりゃ、傷つけてパソコン本体がオシャカになる可能性もありまっせ。
手元にあったこ奴らをこき使いました。
PB SWISS TOOLS 1620CN 精密ドライバーセット
本来の目的ではないですが(笑)、狭いスキマをかいくぐってホコリを取り除くにはうってつけだったもんで。いつかは使うだろうと思って購入していたんですが、まさか、パソコンのホコリ除去に使うとは(笑)
まぁ、針金とかアイスピックとかでもいいんでしょうけどね。
あと、
こういった精密機械のホコリを清掃する際は、市販のウェットティッシュも活用しながら汚れをきれいに取り除きましょう。
しかし、元来、せっかちな私ですから、チマチマした作業をやり続けるにもだんだんイラっとしてくる。
ズバッとホコリ取り除くには? おお、アイツを使えばいいじゃないかという安易な発想で取り出したるはこちら。
元々は介護タクシー車内のマメな清掃(シート・フロアマット)に活用しようと購入したものなのですが。この抜群の吸引力が今回のヒートシンク・冷却ファンホコリ吸引にも大きく役立ってくれました。
何せ、片手で扱いまわせる軽量タイプ(2キロ)は女性でも扱いやすいですし。トリガーを握った瞬間からパワフル吸引がスタートして、フルスロットル状態が10分ほどは持続しますよ。デメリットは吸引音がチョイとうるさいくらいw
PBの精密ドライバーとダイソン掃除機とウェットティッシュ3バカトリオ、、3大トリオが活躍してくれまして、ホコリは綺麗に除去できました。
さぁ、果たして、パソコンの故障はどうなったのか?
ありがとう、私、綺麗になりました。
デスクトップ本体内側のホコリ清掃後はこちらが思っている以上に大きな効果をもたらしてくれました。
- モニター画面のフリーズがなくなった
- 電源立ち上げ時の警報音がなくなった
- 電源立ち上げ時からパスワード画面表示までの経過時間が大幅に短縮された(1分→25秒以内)
- サクサク動く印象が感じられた
- 少々不安だったPC内データも異常なし
大量にこびりついているわけではなく、ホコリが多少付着しているという印象だったのですが、その程度のホコリ量でもパソコンの動きにダメージをもたらしていたんですねぇ。
まぁ、新品購入時から5年半も経過していたわけですから不具合が出てもおかしくはないわけで。
これがノートパソコンならこういったバラし作業は流石にやりませんでしたが、デスクトップタイプなら、カスタマイズ(処理速度UPとかバックアップデータ容量UPとか)や修理を前提とした余裕のある造りになっているんで、今回のようなホコリ除去作業なんかもやりやすいんですよね。
車イジリやバイクイジリを真剣に遊んだ過去の経験が、こういったパソコンリカバリーにも活かされました、
というお話でした。
※自信のない方は素直にメーカー保証で修理依頼を受ける事をおススメします。