プロフィール
合同会社めぐり代表社員の花城健です。
介護タクシー運営17年・のべ14,000名もの障がい者高齢者と付き添い家族へ外出をサポートしてきました。
(令和5年時点)
貸切観光ドライブは50組ほどの少数実績ですが、手足の不自由な障がい者とジェットスキーに引っ張られながらマーブルボートと海水浴を楽しみ、夜は熟女キャバクラを同伴したり(笑)、〝唯一無二の沖縄観光タクシー〟を提供しつづけてきたことは実績数値を超える濃厚な人生だなと自負しております。
日常生活に不便をかかえるお客様をサポートするなかで確信し続けることはただ一つ。
「外出先の向こうにある人とのつながりや思い出の品物を手にしたい 思い出の場所/魂が豊かになれる場所へ連れて行ってもらいたい それを唯一叶えられるのが介護タクシーなんだ」
そのような価値観を抱くお客様とだけつながり続けていますし、そのような価値観に共鳴してくださるお客様からお声がけいただきます。
いつもありがとうございます。
合同会社めぐり代表 兼 介護タクシーめぐり乗務員
花城 健 Takeshi Hanashiro
1978年 8月10日生まれ 獅子座 沖縄県金武町出身
特技:ウィングスーツ滑空妄想(マチュピチュ上空あたり)
浮気がばれた時のマスオさんの声モノマネ
目指す!300y&100切りアマチュアゴルフ
介護タクシーめぐりサイト運営&ブログ執筆者
介護タクシーで独立開業を志す人のためのウェブサイトも運営中です
所有資格
大型2種自動車免許
大型2輪免許
ヘルパー2級(現・初任者研修)
ガイドヘルパー(全身性/視覚)
運行管理者(旅客)
実務者研修
運営事業
●高齢者通院支援事業
●障がい者移動支援事業
●身体障がい者協会送迎事業
●発達障がい児送迎事業
●福祉機器販売・レンタル・リース事業
貸切沖縄観光実績数:50組
介護タクシーに携わったきっかけとそれまでの歴史

初代介護タクシーAZR60ノア・2代目介護タクシーZRR80Wヴォクシー
工業高校電子科の学生だったことから社会人はじめての仕事は仮設電気工事士。
きっかけは担任からの「電気関係だからいいんじゃない?」そんな何気ない一言でした。
神奈川県へ上京後、勤務初日にスコップとツルハシ持たされたあと、師匠から
え?電気屋ってスイッチつけて1㌢幅の細いケーブルつなげて天井に器具つける仕事じゃなかったの?
そんな思い込みは星飛雄馬のテーブル張りにひっくり返されました(笑)。直径12Mのトンネル掘削工事・川崎駅・東京ディズニーランドクリスマスイルミネ・八景島シーパラダイスイルミネ工事・100M建屋の火力発電所建設工事にかかわり、仕事の厳しさをを学びました。
次なるお仕事はベルトコンベアーに流れてくる車に部品を組み付けていく期間労働、そのあとは建設機械の整備と10トン車で重機を運搬回収する整備士。その次の造園業では山に登って木を切ったりダンプカー・トラックで資材運搬などと肉体労働系ばかり。
生来のアトピーで皮膚が弱いのに油やオイルにまみれる仕事をよく選んだなと、今でもあの頃の自分に感心します(笑)
手先が不器用で要領も悪いしアトピーで心が病んでいたため人付き合いも避けていました。手足や顔面に広がる湿疹がツラくて「どうせお前らも気持ち悪いと思ってるんだろ?」とひねくれる毎日。
みんな自分の生活に忙しくて〝それほどお前のことを見ていない〟のにね(苦笑)
きっかけはたった一言
職を転々としながらそろそろ沖縄に引き上げ時だな…と帰省した際に、兄から声をかけられたのが「介護タクシー 一緒にやらないか?」でした。
タクシービジネスは車に乗ってしまえば気楽にやれるし組織で勤めていたころのように人間関係のストレスになやまされることもありません。汗と泥にまみれる仕事じゃないし、快適エアコン空間なので、アトピー持ちの私にとって好条件だったので即快諾でした。
よく、「介護タクシーの前は介護職で経験あったんですか?」と聞かれますが、それまで介護施設に勤めていた経験一切なし、身内に障がい者がいたとかコミュニケーションをとった記憶も一切ありません。
今までに接したことのない人々への接客の不安よりも、人間関係のストレスから解放される喜びや、障がい者高齢者たちのお役に立てる仕事に関われることにやりがいを見出すワクワク感のほうが大きかったですね。
外出先のバリアに悩んでいる障がい者高齢者たち
それは物理的な環境バリア
玄関から外へ一歩出ると、芝生・砂利道・縁石・段差・階段・開きドア・凸凹などの健常者にとって当たり前の環境が、車いすユーザー・視覚障碍者・リウマチ・片麻痺の人々の移動をさえぎっています。
すり足で歩行する高齢者は1㌢強のちょっとした段差につまづき足を骨折。誰にも気づかれずに玄関内で起き上がれぬまま数時間経過して片足切断を余儀なくされました。
バリアフリー・ユニバーサルデザインなどそんな概念もない時代に作られた自宅での出来事です。
医療ミスや交通事故によって光を失った視覚障碍者は、数メートル先にある工事現場の穴や歩道に飛び出ている高さ1メートル50㌢の木々の枝を確認することができません。
行列でにぎわい美味さに定評ある沖縄そば屋さんのり口には段差が5つあったり・砂利が敷き詰められていたり・大人一人がやっと利用できる手すりなしトイレだったりで、健常者の家族や友人と同じ空間や匂いを共有することができません。
それは人間の無知がもたらすバリア
地域の交流や活性化が目的の祭りやイベントも、「車いすの人が来るわけない」「目の見えない人・耳の聞こえない人はライブに来ないだろう」という思い込みがありますから、運営するスタッフも、手すり付き仮設トイレや車椅子通行が容易なルートを用意しません。
シャトルバスは健常者だけを向いた車両設備ですし、手話通訳士を手配したり視覚障碍者来場を想定したサポート体制になっていない。
段差や傾斜坂を移動することがどんなに大変で危険性を伴うことかを知りませんから、障がい者専用乗降所には音響設備搭載のトラックや発電機が毎年鎮座している。
電話やメールで問合せても「そうですねぇ…はい…」と、右から左へ聞き流されて終わりです。いつ自分がその立場になるかなんてみじんも思っていないし、結局のところ自分事じゃなくて他人事だから指摘が耳に残らないんですね。
介護タクシーめぐりの使命感・仕事への価値観

車椅子ばぁばを手伝う未来のヘルパー?
今まで出来ていたことが出来なくなる不条理と葛藤をかかえながらも、それでも前を向いて笑っているハンディキャップたちの声を代弁できないか、そんな使命感を勝手に覚えたんですね。
当事者の言葉よりは決して重くないけど、
当事者と触れ合ってきた体験からにじみ出る言葉はけっして軽くはないだろう
外出をサポートするだけでなく当事者との運行を通して得られた気づきや価値観を、花城健というフィルターを通して世に発信して気づきを与え、無知のバリアと環境のバリアが少しでも取り除かれていくように、等身大の社会貢献を務めていきたいと思っています。
たとえ障害を抱えたとしても、大切な人と一緒に映画を見てライブではしゃいで、歌舞伎を堪能してオリオンビールで乾杯できる社会がいいじゃないですか。
弱者目線にとことん寄り添えとかそういう話じゃない。
機会は平等に与えられるべきです。
障がい者だろうが健常者だろうが、同じ景色を見て同じご飯を食べて同じように泳いで、価値あるパフォーマンスなら報酬をがっつり与えて評価する。
スタートラインは平等であるべきです。
お客様が障がい者だからハンディキャップだからお伺い立てるようにヘコへコすべきではないし、着飾った丁寧語もいらない。
障碍者本人ができることをわざわざ介助する必要はないしそれがサービスだとも思っていません。障碍者高齢者個々の特性を見極めて、どうしても出来ない部分だけをサポートして自立生活の意欲を奪わないように寄り添い続けています。
花城健が連れていく未来と解決策
外出先にある人のバリア・環境のバリアを、専門のスキルと専用車両でとりのぞき、大切な人や場所や叶えたい想いへピンポイントで連れていきます。
お客様の願いを実現するために現場を訪れて「自分の足で・目で・感性で」得た情報を、オリジナルの観光コースやオーダーメイドのプランに昇華させます。

お客様と一緒にとことん遊びます また水納島で泳ぎたいな(笑)
あと、介護タクシー事業以外にも、こんなこともやっています。
◆介護タクシー独立開業/経営者向けのフルサポートとコンテンツ販売
◆登録者150名ユーチューバー
◆福祉搬送機器代理店
◆福祉webライター
◆沖縄限定グッズ/商品買い物代行
こんなことはやらないし 付き合わない
■なれ合いの付き合い
■福祉/介護はサービスが良くて低価格が当たり前という認識の人
■無料で情報をせびる人
■利益にならない運行・介助
■金銭管理がずさんなお客さん
■メール/電話対応で何となく波長が合わない人
介護タクシー運行で沖縄(OKINAWA)の財産にふれてほしい
コバルトブルーの海・白い砂浜・スカッと抜ける青空・時間の緩さを求める障がい者高齢者のお客様は県内外に多数いらっしゃいます。
その人たちが求めている情報は?
何をきっかけとして外出への一歩が踏み出せるのか?
これをテーマに「バリアフリーホテル」「バリアフリー飲食店」「バリアフリー観光地」の取材を行い、自分の言葉で語れる情報発信を行い続けました。
その発信に触れた車椅子ユーザーが「あのカフェに行きたい」と申し出くださり、
「電動車いすユーザーだけど沖縄の海で泳ぎたい」と熱い気持ちを伝えて下さり、
「サプライズ沖縄旅行をプレゼントしたい」と聴覚障がい者が相談してきたり。
沖縄観光を求めてお客様が介護タクシーめぐりをご指名下さるようになりました。
「こんな綺麗な海がいつも傍にあるなんてアンタ幸せだよね~」
「ユニバーサル社会論を学んでいる息子にとって、今回の旅は良い体験でした」
「海が大好きで世界回ったけど、沖縄の海を外すわけにはいかなかったよ」
「今後は花城さんがホテルや観光業界のアドバイザーになってくれるとありがたいですね(笑)」
「またあの首里城を見たいです」
「母のふるさとにまたもう一度帰ってきたい」
たくさんのお客様に恵まれました。
沖縄観光ドライブだけにこだわるのではなく、
〝外出〟そのものを通してお客様本人とそのご家族が笑顔になり、ささやかな幸せを手に入れることが出来る。
ハンディキャップにとって外出や社会参加が普通になる・当たり前になる
そんな支えの役割を担うタクシーで在りたいと思いますし、そんな仕事に携わっていければと思います。
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