プロフィール
合同会社めぐり代表社員の花城健です。
介護タクシー運営18年・のべ14,756名もの障がい者高齢者と付き添い家族へ外出をサポートしてきました。
(令和6年1月時点)
貸切観光ドライブは60組ほどの少数実績ですが、手足の不自由な障がい者とジェットスキーに引っ張られながらマーブルボートと海水浴を楽しみ、夜は熟女キャバクラを同伴したり(笑)、〝唯一無二の沖縄観光介護タクシー〟を提供しつづけてきたことは、実績数値を超える価値だと自負しております。
外出に不便をかかえるお客様をサポートするなかで確信し続けることはただ一つ。
【外出先の向こうにある人とのつながりや思い出の品物を手にしたい 魂が豊かになれる場所へ連れて行ってもらいたい】 この乗客の想いに応えられるのが介護タクシーなんだ
この価値観に共鳴するお客様とだけつながり続けていますし、何度もお声がけいただきます。いつもありがとうございます。
合同会社めぐり代表 兼 介護タクシーめぐり乗務員
花城 健 Takeshi Hanashiro
1978年 8月10日生まれ 獅子座 沖縄県金武町出身
特技:ウィングスーツ滑空妄想(富士山上空あたり)
浮気がばれた時のマスオさんの声モノマネ
300y&100切りを目指すC級アマチュアゴルファー
介護タクシーめぐりサイト運営&ブログ執筆者
介護タクシーで独立開業を志す人のためのウェブサイトも運営中です
所有資格
大型2種自動車免許
大型2輪免許
ヘルパー2級(現・初任者研修)
ガイドヘルパー(全身性/視覚)
運行管理者(旅客)
実務者研修
運営事業
●高齢者通院支援事業
●障がい者移動支援事業
●身体障がい者協会送迎事業
●発達障がい児送迎事業
●福祉機器販売・レンタル・リース事業
介護タクシーに携わったきっかけとそれまでの歴史

初代介護タクシーAZR60ノア・2代目介護タクシーZRR80Wヴォクシー
工業高校電子科の学生だったことから社会人はじめての仕事は仮設電気工事士。
きっかけは担任からの「電気関係だからいいんじゃない?」そんな何気ない一言でした。
神奈川県へ上京後、勤務初日にスコップとツルハシ持たされたあと、師匠から
え?電気屋ってスイッチつけて1㌢幅の細いケーブルつなげて天井に器具つける仕事じゃなかったの?
そんな思い込みは星飛雄馬のテーブル張りにひっくり返されました(笑)。直径12Mのトンネル掘削工事・川崎駅・東京ディズニーランドクリスマスイルミネ・八景島シーパラダイスイルミネ工事・100M建屋の火力発電所建設工事にかかわり、仕事の厳しさをを学びました。
次なるお仕事はベルトコンベアーに流れてくる車に部品を組み付けていく期間労働、そのあとは建設機械の整備と10トン車で重機を運搬回収する整備士。その次の造園業では山に登って木を切ったりダンプカー・トラックで資材運搬などと肉体労働系ばかり。
生来のアトピーで皮膚が弱いのに油やオイルにまみれる仕事をよく選んだなと、今でもあの頃の自分に感心します(笑)
手先が不器用で要領も悪いしアトピーで心が病んでいたため人付き合いも避けていました。手足や顔面に広がる湿疹がツラくて「どうせお前らも気持ち悪いと思ってるんだろ?」とひねくれる毎日。
みんな自分の生活に忙しくて〝それほどお前のことを見ていない〟のにね(苦笑)
きっかけはたった一言
職を転々としながらそろそろ沖縄に引き上げ時だな…と帰省した際に、兄から声をかけられたのが「介護タクシー 一緒にやらないか?」でした。
タクシービジネスは車に乗ってしまえば気楽にやれるし組織で勤めていたころのように人間関係のストレスになやまされることもありません。仕事場は汗と泥にまみれない快適エアコン空間なので、アトピー持ちの私にとって好条件だったので即OKしました。
よく、「介護タクシーの前も介護職してたんですか?」と聞かれますが、経験一切なし、身内に障がい者もいませんでしたし車いすユーザーとコミュニケーションをとった記憶もありません。
振り返ってみれば、今までに接したことのない人々への接客の不安よりも、人間関係のストレスから解放される喜びや、障がい者高齢者たちのお役に立てる仕事に関われることにやりがいを見出すワクワク感のほうが大きかったですね。
外出先のバリアに悩んでいる障がい者高齢者たちの日常
それは物理的な環境バリア
玄関から外へ一歩出ると、芝生・砂利道・縁石・段差・階段・開きドア・凸凹などの健常者にとって当たり前の環境が、車いすユーザー・視覚障碍者・リウマチ・片麻痺の人々の移動をさえぎっています。
すり足で歩行する高齢者は1㌢強のちょっとした段差につまづき足を骨折。誰にも気づかれずに玄関内で起き上がれぬまま数時間経過して片足切断を余儀なくされました。
バリアフリー・ユニバーサルデザインなどそんな概念もない時代に作られた自宅での悲しい出来事です。
医療ミスや交通事故によって光を失った視覚障碍者は、数メートル先にある工事現場の穴や歩道に飛び出ている高さ1メートル50㌢の木々の枝を確認することができません。
行列でにぎわい、美味さに定評ある沖縄そば屋さんの入口には段差があったり・砂利が敷き詰められていたり・大人一人がやっと利用できる狭い手すりなしトイレだったりで、健常者の家族や友人と同じ空間や匂いを共有することができません。
健常者の無知がもたらすバリア
祭りやイベントでも「車いすの人はそんなに来るわけない」「目の見えない人・耳の聞こえない人はライブに来ないだろう」という思い込みがありますから、手すり付き仮設トイレや車椅子通行がしやすいスロープ・ルートがないことも多々あります。
シャトルバスは健常者だけを向いたリフト/スロープ無しの車両設備ですし、手話通訳士を手配したり視覚障碍者来場を想定したサポート体制になっていない。
段差や傾斜坂を車いすでクリアすることがどんなに大変で危険性を伴うことかを知りませんから、障がい者専用乗降所には音響設備搭載のトラックや発電機が毎年鎮座していたり。
電話やメールで障害者との来場について問合せても「そうですねぇ…はい…」と、右から左へ聞き流されて終わりです。いつ自分がその立場になるかなんてみじんも思っていないし、結局のところ自分事じゃなくて他人事だから、バリアフリー/ユニバーサルへの体質改善が成されないんですね。
介護タクシーめぐりの使命感・仕事への価値観

車椅子ばぁばを手伝う未来のヘルパー?
今まで出来ていたことが出来なくなる不条理と葛藤をかかえながらも、それでも前を向いて笑っているハンディキャップたちの声を代弁できないか、そんな使命感を勝手に覚えたんですね。
当事者の言葉よりは決して重くないけど、
当事者と触れ合ってきた体験からにじみ出る言葉はけっして軽くはないだろう
外出をサポートするだけでなく当事者との運行を通して得られた気づきや価値観を、花城健というフィルターを通して世に発信して気づきを与え、無知と環境のバリアが少しでも取り除かれていくように、等身大の社会貢献(情報発信・サービス提供)を務めていきたいと思っています。
たとえ障害を抱えたとしても、大切な人と一緒に映画を見てライブではしゃいで、歌舞伎を堪能してオリオンビールで乾杯できる社会がいいじゃないですか。
弱者目線にとことん寄り添えとかそういう話じゃない。
障がい者だろうが健常者だろうが、同じ景色を見て同じご飯を食べて同じように泳いで、価値あるパフォーマンスなら障害の有無関係なく報酬をがっつり与えて評価する。
機会は平等に近い形で与えられるべきです。
相手が障がい者だからハンディキャップだからお伺いを立てるようにヘコへコすべきではないし、着飾った丁寧語もいらない。
障碍者本人ができることをわざわざ介助する必要はないしそれがサービスだとも思っていません。障碍者高齢者個々の特性を見極めて、どうしても出来ない部分だけをサポートして自立生活の意欲を奪わないように寄り添い続けています。
花城健が連れていく未来と解決策
外出先にある人のバリア・環境のバリアを、専門のスキルと専用車両でとりのぞき、大切な人や場所や叶えたい想いへピンポイントで連れていきます。
お客様の願いを実現するために「自分の足で・目で・感性で」得た情報を、観光介護タクシーめぐり独自のサービスへと昇華させています。

お客様と一緒にとことん遊びます また水納島で泳ぎたいなぁ
あと、介護タクシー事業以外にも、こんなこともやっています。
◆介護タクシー独立開業/経営者向けのフルサポート
◆登録者340名ユーチューバー(笑)
◆福祉搬送機器代理店
◆沖縄限定グッズ買い物代行タクシー
介護タクシー運行で沖縄(OKINAWA)の財産にふれてほしい
コバルトブルーの海・白い砂浜・スカッと抜ける青空・ゆるーい時間を求める障がい者高齢者のお客様は、県内外に多数いらっしゃいます。
その人たちが求めている情報は?
何をきっかけとして外出への一歩が踏み出せるのか?
これをテーマに「バリアフリーホテル」「バリアフリー飲食店」「バリアフリー観光地」の取材を行い、自分の言葉で語れる情報発信を行い続けました。
その発信に触れた車椅子ユーザーが「あのカフェに行きたい」と申し出くださり、
「電動車いすユーザーだけど沖縄の海で泳ぎたい」と熱い気持ちを伝えて下さり、
「サプライズ沖縄旅行をプレゼントしたい」と聴覚障がい者が相談してきたり。
沖縄観光を求めてお客様が介護タクシーめぐりをご指名下さるようになりました。
「こんな綺麗な海がいつも傍にあるなんてアンタ幸せだよね~」
「ユニバーサル社会論を学んでいる息子にとって、今回の旅は良い体験でした」
「海が大好きで世界回ったけど、沖縄の海を外すわけにはいかなかったよ」
「今後は花城さんがホテルや観光業界のアドバイザーになってくれるとありがたいですね(笑)」
「またあの首里城を見たいです」
「母のふるさとにまたもう一度帰ってきたい」
たくさんのお客様に恵まれました。
沖縄観光ドライブだけにこだわるのではなく、
〝外出〟を通してお客様本人とそのご家族が笑顔になり、ささやかな幸せを手に入れることが出来る。
ハンディキャップにとって外出や社会参加が普通になる・当たり前になる
そんな支えとなるタクシーで在りたいと思いますし、仕事に携わっていければと思います。
花城健の価値観に共感くださりありがとう お問合せ先
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