沖縄は昔、琉球という一つの独立した国だった。。。
沖縄の観光地で誰もが知る、首里城についての
車いすユーザー目線のブログです。
過去の記事をリライトしたものです。
けっして手抜きではありませんで、ご了承くださいね。(笑)
観光パンフにも必ずや掲載される
守礼の門をくぐると
守礼の門
上部に掲げられている『守礼ノ邦』は
礼節を重んじる・大事にする国という意味合いだそうです。
近年の沖縄県民はマナーを守る・礼儀正しい人たち、、となっているでしょうか。
本心を聞いてみたいものですね。
このように一般コース、首里城の正門 観会門方向と
車いすコースの2方向に分かれております。
ワタシは介護タクシードライバーなので
車いすユーザー目線の立場で歩いてみる事にしました。
一応、観会門向けに歩くとすぐに
世界遺産 園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)が
目の前に現れてきます。
国王・役人たちが旅の無事をこの場所で祈り、
出発したそうですね。
この門の向こう側が森のような木々が生い茂っており
神が降り立つ御嶽(ウタキ)であったことから、とても重要な場所であったという事。
向こう側をのぞいてみましたが
木々はすっかり、スッキリ刈り取られてました。(笑)
車いすコースに向かうとまたもや分岐点が。
右側は傾斜がきついです。
指示通りに左側のなだらかなコースを選びましょう。
先日のブログで座喜味グスクのアーチ門について触れましたが
首里城・木曳門はアーチの中央にくさび石は発見されませんでした。
現場で生で体感してもらいたいものですよ。
奉神門前の
首里森御嶽 (すいむいうたき)
こちらも祈りの場所であります。
木々の荒々しい枝の生えっぷりを見ると
カミが宿っているという神秘的なオーラを感じるような気がします。
気がしただけかもしれません。
ご覧のとおり、しとしとピッちゃんで足元は濡れております。
ワタシが中学生なら思わず意味なく、ダイビングジャンプしてみたくなったでしょうが
絶対怒られます、
あ、全然 礼節を重んじない県民ですね(笑)
尚 金福の弟 尚 布里が王位継承を争って
首里城は燃え尽きてしまったそうです。
身内のごたごた、ドロドロ群像劇はこんな時代からも
受け継がれているんですね。 くわばらくわばら。
沖縄戦も含めると4度も消失しているそうです。
マッチ一本火事のもと。火の用心ですね。
このように場内は車いすユーザーに配慮されたつくり。
エレベーターも完備されてましたよ。
粋な庭が我が家にも欲しいものです。
でも、この良質な状態を保つための維持管理費はねん出できるほど
稼いでいないので長者番付けにランキングされてから考えるとします。
豪華絢爛とはまさにこのこと。
限られた資料から当時はこうであったであろう、という首里城復興に携わった
関係者の熱意・熱量が現場に表れてます。
さぁ、介護タクシーめぐりで生の雰囲気を体感しようではありませんか(笑)
首里城正殿・上部から御庭(うなー)を見下ろす設計となっているようです。
人間を見下ろす態度をワタシがとってしまうと
すぐさま廃業にまっしぐら、、となるため
日々謙虚に生きねばなりませんが、
一度くらいは群衆を膝つかせ、頭を垂れさせたいという思いは
ない事もないです。
沖縄県民も一度は足を運ぶことをお勧めします。
自分が生まれ育った過去の時代背景を
学び、
歴史の伝統や人々の感情の揺れ動きを感じる事は
自分の今置かれている立場・現状を見つめなおすきっかけと
なるやもしれません。
[su_button url=”https://meguritaxi.com/contact” style=”3d” background=”#4cf16c” color=”#191111″ size=”10″ class=”flo-r”]沖縄観光予約・相談はこちらから[/su_button]