先日、AM7:00着で片麻痺のお客様を那覇国際空港へと
安全に送り届けた。
何でもフィリピン・ミンダナオ島ダバオへ
大東亜戦争の戦没者の慰霊も兼ねた旅行だそうだ。
素晴らしいなぁと感慨深くなりそうだったが
空港についていくつもの不便さが露呈した。
まず、
公共施設で入り口に当然にあるべき
車いすが完備されていない。
左インフォメーションセンターは文字通り、
来場者への様々な問い合わせの窓口となるところ。
このあたりに3台くらいは備え付けられているかと思いきやナシ。
右側囲みにも見当たらない。
もう一度言うが、お客様は片麻痺だ。
(10数メートル杖を突いての歩行は可能だが段差がないことは必須)
この停車地から空港施設で入り口まで軽く見積もっても
15メートル。
いくら何でも杖を突いて歩かせるのは厳しい。
(このお客様の身体状況を考えると。)
一応、ダバオ現地先で使用するご自分の車いすは用意しているが
それは機内に持ち込めるよう、バンド・袋に詰めて搭乗手続きに手間を取らせないよう
事前にお客様自宅で梱包してあるのだ。
これをまた取り出して
使いたくはない。また詰め治すのに手間取る。
どこにあるんだ。
そうだ、空港スタッフに聞けばいい。
おいおい、
誰もいないがな(笑) 後日、分かったことだが、
インフォメーションセンター開業時間は8:30から。
その時間からの人員配置か。
実に使い勝手が悪い。
ワタシは次の運行予約客のお迎え時間にやきもきしながら
エレベーターで2階・3階フロアを駆け回った。
ご期待通り、全くない。
2階スタッフに聞いてみるも
『下のインフォメーションセンターで聞いてください』
だからないんだっつうの(苦笑)
改めて後日、
それ以外の空港設備がどうなっているのかもかねて
リサーチしてきました。
お昼過ぎ、インフォメーションセンターに女性スタッフが
3人いました。
『昨日はかくかくしかじかで。。。』
『何で車いす置かれていないんですか?』
『一応、1台は別の場所に置いてまして。。』
『そのまま持っていく人もいるんですよ』
『また、2階搭乗口に置いたまんまにされたりもしますし』
おいおい。
まず、盗んでいくバカは何としてでも止めよう。
車いすの手元や本体の目立つところに
国際線専用の何がしかの目印か名称のテプラなりを
取り付け、万が一施設外へ盗難者が持ち去ろうとしたときに
目で確認できるものにし、
引き止める。
空港で働いているスタッフ・警備員みんなで意識を共有して
やれば不可能ではないんじゃないか。
利用者が一階で入り口で使用して
搭乗口の2階で乗り捨てる場合には警備員なりにお願いして
エレベーターで移動してもらえればいいと思う。
理想を言えば一階に3台以上、
二階にもそれぐらいの台数を備え付けてほしい。
何にせよ、ワタシは次のお客様運行に向かわなきゃならなかったので
付き添い男性にその後の介助をお願いしたわけだが。
まだまだ書き足りないが
とりあえずこんなところで。
那覇空港ビルディングの管理者の方
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