車いすがそのまま入るマイクロバスや大型バスでこれから美ら海水族館へお出かけをお考えの各種団体の皆様へご案内したい必見ブログ。
車椅子ユーザーに限らず団体ともなると知的・精神障がい者、聴覚、視覚障がい者など障害の特性も多様で複数人数を引率して移動ともなると結構大変です。ましてや一度も行った事のない場所となると、どのようにアクセスできるのか、坂道はあるのか、路面に凸凹はないか、エレベーターはあるのか不安は尽きないでしょう。
いや、このブログ発信きっかけは先日の金武町身体障がい者福祉協会・会員らと美ら海水族館へお出かけした時の事、風雨強い悪天候で路面も濡れている最中の正面出入り口までのアクセスに時間と精神の疲労を大きく浪費したからなのです。
まずはその先日のアクセス状況を振り返ってみます。

県道114号線沿いに面するバス停
沖縄バス・第一交通バス・沖縄中央観光バスはこちらのバス停で停車されるのですがワタシら金武町身体障がい者福祉協会もこちらのバス停で降車。

回れ右でこのようなスロープも整備されているのですが。。。。
お出かけ当日は降りしきる雨の中、このバス停から美ら海水族館正面出入り口まで直線距離にしておよそ400~500メートルを歩かなければなりません。健常者の歩行とはわけが違います。片麻痺で杖を突いての歩行・車いすでの移動介助・目が見えない視覚障がい者の誘導介助・酸素ボンベカートを押し歩きながらの肺気腫の方が一同に移動するともなると大変です。
しつこいようですが、当日は大雨。傘をさしながら路面に気を付けての移動は我々健常者以上の精神疲労をきたすのです。
ナントかズバッとアクセスできるルートはないモノか。。。。。
調べました、見つけました。最短アクセスルートが!
このルートは総合案内の方へワタシが質問をし確認をとったルート。
後日、実際に自分の目で確かめながら歩いてみました。ただし、注意点が!
- 言わずもがな、健常者はこのルートは使えません。
- 一週間前に管理センターへ連絡、来園日・来園時間帯・参加人数・退園予定時間をしっかり打ち合わせしておきましょう。
- マイクロバス・大型バスサイズの団体での移動困難者向けに用意されたあくまで特例のルートです。
これらを踏まえたうえで活用したい、悪天候でも正面出入り口にズバッとアクセスできるルートをご紹介します。

この県道114号線をさらに北上しますと(左側へ進みます。)

左側のお魚看板を目標に。

標識看板P7、北ゲートはこちら。ガードマンに従って左折しましょう。

左折してすぐ右側にこのような管理用入口が。
しつこいようですが、管理センターへの事前連絡なしにこの出入り口は使用できません。事前連絡が現場のガードマンに行き渡ることでのみ、特例でこの出入り口が活用できるのです。

このように坂を下ると。。。

このようなゲートまでアクセスできます。
上記のゲートをくるっと回れ右すると。。。

大型バスも移動が楽なゆったり通路。
晴れの日なんかはこちらでバスから降車してもいいでしょう。
写真のイメージよりかなり広めだなと感じました。さぁ、先ほどのゲートを進むと。

このようにすぐにアクセスできます。

更に進めば右手側に水族館へのエレベータやエスカレータが完備されてます。
沖縄の天候は本当に読めません。来園予定日、雨が降るだろうという想定で管理センターへ連絡後、この最短ルートを活用させてもらった方がイイのかなと思います。ぜひ、参考にしてみてください。
スマホから管理センターへはこちらをクリック!→ 0980-48-2741