※このブログはタクシーを利用なさるお客様へ向けての内容です。
かれこれ7~8年ほどのお付き合いのご利用者様に
タクシーの待機料金について説明しているつもりなのですが、
こちらが思っているほどに伝わってません。
改めて、コミュニケーションの難解さ、伝える事の難しさを味わい尽くす日々であります。
待機料金っていくら?どういう時に発生するの?
ズバリ 30分車両待機により、 ¥1,000です。
※(沖縄本島区域内において・普通区分車両)
そして、お客様の都合により、車両を待機させる場合に発生・収受となります。
また、誤解が生まれるといけないので述べておきますが、
全てのタクシー事業者がこの待機料金設定ではないという事。
そのタクシーの車両サイズ (特定大型・大型・中型・小型)
そのタクシー事業者の方針・考え方 (どちらの料金区分を選んだのか)
そのタクシー事業者の営業地域 (沖縄と本土では違いがあります)
主にこの3つがキーポイントとなります。
まぁ、はっきり言えばタクシー事業者は国土交通省の定められた自動認可運賃に基づいて
お客様から収受しなければならず、
あんまりA事業者とB事業者で待機料金に振れ幅が出てしまってはいけないのですが。(苦笑)
とにかく、面倒でも確認、確認しましょう。
こちらから求めないでも、サービス提供側が言うべきだろ、という受け身の姿勢では
人生は豊かになりません。
もっと言うと、『お客様は神様』の都合のいいフレーズを居丈高に吐き散らす輩は
残念でなりません。非常に。
ニュアンスとしては千原ジュニアさんがお兄さんに対して放つ、「残念」に似たような
気もしないでもありません。(笑)
はっきり言って、移動運賃も安くないうえに、
30分・車両待機で¥1000もとるのか!このぼったくり介護タクシー!
って言われるとせっかく頭皮に優しいケアを施しても、クレームによるストレスで毛髪の増進効果も半減してしまいますので勘弁して欲しいものです(笑)
私としても利用者側の目線に立てば、
30分 ¥1000は決して安くない料金だと感じています。
どうせ、車内で待っているだけでしょ?
どうせ、暇つぶしに週刊誌の芸能スキャンダルばっかり見てるんでしょ?
と思ったこともあるやもしれませんが、
この待機料金を頂く代わりに介護タクシーめぐりが心構えていることは
お客様の次の要望に瞬時に応えるように態勢を整えているので、突発的な介護タクシー依頼があってもお断りする。(このジレンマは介護タクシー事業者でなければわからねえんだぁ(笑)
通院利用となると、例え、予約診察であっても待たされることは当たり前で、
その診察時間も薬受け取りも考えると、お客様はどうやったって終了時間を断定できない。
そんな状況で車両待機させれば、3時間で¥6000も発生となると
やってらんねぇ!少しは安くしろよ!
…ごもっともですが、
介護タクシー事業者は、多くが、個人事業主・一人一台で運行しており、
一般法人タクシーのように保有台数が10~30台なんて当然所有しておらず、
無線で連絡してその病院の近くにいる別のタクシーを駆けつけさせる…なんて
気の利いた芸当は無理なのであります。
しかし!
その手痛い所をサポート、お客様の不利益にならないように介護タクシー事業者は
他の事業者ともつながっており、
どうしても他の予約運行対応で迅速にお迎えに上がることが難しい場合は
他の同業者にヘルプ依頼をしてお客様の不利益にならないように配慮も出来ます。
ええ、そういった事も当社は行っております。
これから初めて介護タクシーを通院などで利用なさる方は
当社の提案するポイントを押さえて電話予約なり、メール問い合わせなり、なさってくださいね。
- 通院利用の場合、機待料金を発生させてでも、一分でも早く帰りたい事情があるのか。
- 待機料金を発生させたくない場合、その旨を伝える。そのかわり、状況によっては、30分・1時間待ってもらう事も心構えて頂きたい。
また、こちら側の都合を述べると、
Aのお客様を病院へ送り届けた後、次のBのお客様の運行依頼を受けている場合があることもあり、
その時は無条件に待機料金は発生しませんからね。
もう一つのお客様目線の問い合わせポイントは
- 私たちの後にも介護タクシー予約者はいるんですか?
と確認してみましょう。
ヒトって楽しい事に使うお金は羽振り良く支払ったりしますが、
こういった、身体の健康状態を保つために必要に迫られての、通院・入退院などの病院運行送迎では
同じ¥6000でも心理的に重みが違いますよね。
少しでも、介護タクシー・待機料金の理解の一助となれば
幸いにございます。