全盲の視覚障碍者や片麻痺の人や高齢者にとって、ワンボックス系のボクシー・ノア・エスクァイアに乗り込むことは簡単ではありません。
なぜなら、車内床下が高いうえに手ごろな場所に手すりがないからです。
年齢を重ねるごとに膝関節の可動域が狭まったり筋力が弱まると、床下380mm高さが大きなハードルとなるのですね。
高い場所に乗り込むには力の入る場所に手すりがあればなんとかなるものです。これまでの乗客にはカーショップで売っている簡易グリップで何とか乗降してもらいましたが、いかんせんご不便をおかけしていました。。。
①の手すりをにぎって乗降ステップに足を乗せ、車内に乗り込む際に②の簡易グリップを握って体勢変換を試みるのですが、いまいち力が入らない(場所が悪い)・次の動作に移ることが難しい そんなお客様の様子をいつも申し訳なく思っていたんですね。
なので購入しました。
サポトヨプラスのヘッドレストグリップを。

余談ですが、弊社のボクシーは平成26年式です。トヨタディーラーに問い合わせると、
むっちゃエエ感じです、無加工で取り付けられましたがな。
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◆トヨタディーラーもECショップスタッフも知らない平成26年式(2014)80系ノア・ヴォクシー・エスクァイアへの無加工ボルトオン
これまたちなみに余談ですが、ヘッドレストグリップは助手席用で販売されていますが、障碍者高齢者への乗降利便性を考えたら、運転席ヘッドレスト一択なんですよね。
スライドドア枠近くの標準手すり以外にも、ヘッドレストに手すりを増設したことによって、障碍者高齢者への乗降性能は格段に向上しました(そのはずです)。
介護タクシーめぐりは乗客への快適移送空間を提供するために、適切なタイミングでこれからも設備投資を行ってまいります。

視認性を良くするために塗装しました、満足満足