久しぶりの万座毛です。
今回練り直したサイトへの掲載写真を撮りに来た事がメインなのですが(笑)
来場時点で季節は10月の後半。
まだまだ日中は暑い。観光シーズンのピークは過ぎているのですが駐車場は80%の占有率。
沖縄の魅力は色あせる事はないようです、韓国人が多かったな。
さぁ、早くも万座毛のメインスポット。
こんだけの有象無象、おっと失敬。
これだけの観光客が群がればベストスポットの場所を確保するのに時間がかかります。
譲り合いの気持ちがお互い大事なのですが、非日常を味わうべく沖縄に来られている観光客が
うかれまくってキャアキャアはしゃぎたてるので多少の辛抱が必要であります。
まぁ、逆の立場にたてばワタシもハワイ島・キラウエア火山でぎゃあぎゃあ騒ぐだろうからなw
この断崖絶壁、打ち寄せる波しぶきが見たいじゃないですか。
それこそが万座毛の醍醐味でもあるんですが。
しかし、そこでワタシはふと思ったんです。
車いすユーザーってこの視点で眺められているのだろうか?
って。
大体このような形状の車いすが主流ですので今回それを参考にしてみました。
この車いすの座面・つまり地面からお尻の高さが450mm。
163センチの僕が座ると目線の高さが1000mmでした。
それじゃあ、先ほどの絶景ビューポイントに置き換えるとどうなるか?
この撮影時、高さを計る道具を持ち合わせていなかったのであくまでも自分の経験をたよりに
写真を撮ってみたのですが。
実際、この手すりの高さは?
自分の身体をこの縦軸の手すりに沿わせ(腰骨のあたりでした)後日、スケールで高さを測定しなおすと900mmでした。
矢印の角度がいまいちですが(笑)要するにこの手すりの向こう側に先ほどの断崖絶壁が見えるのです。
先ほどの計測に基づけばこの900mm縦軸より100mm高いポイントから見えたという事になります。10センチほどのズレはありましたがおおよそこういう感じで車いすユーザーは万座毛の絶景を眺めているのではないか。
これじゃあ、何か寂しいじゃないですか。
周りはウオー凄い!とかはしゃぎたてるのに当の車いすユーザーはほぼほぼ見えていないことになります。
どうにかあの絶景ビューを見られるようにならないものか。
手っ取り早いのは手すり外に生える雑草を刈り取れば幾分か見やすくなるはずなのですが、
もしかすると定期的に刈り取りは行われているのだろうか?
それでもこうやってワタシが訪れた時には雑草が邪魔をして見えていないわけで。
そこで提案。
ここの部分を埋め立てて踏み台が作れないものだろうか?
くぼんだ所を少し埋め立てて、乗降しやすいようにスロープもつけて
高さ200mmの踏み台があれば。。。
せっかく万座毛に来ていただくならその醍醐味も持ち帰ってもらいたいもの。
しかし。
こういう踏み台が出来たがゆえに転倒によるケガや不慮の転落事故も考えられなくもありません。
そういった場合に備えて立て看板なりを近くに添えて(日本語・英語・韓国語・中国語)
この踏み台で起こり得た事故に関して一切の責任を管理者は負いません。
ときっぱり明記してはどうでしょうか。
あくまでも自己責任の範囲で活用してもらうもの。利用する方々も自分たちで安全に配慮しながら写真を楽しんでもらえたら、という表記で。
老婆心のブログでしょうが、関係者の方、参考までに。
あ、このビューポイントから数十メートル進むと。
眼下に見えるきれいな海や打ち寄せる波しぶきが堪能できるかと思います。