男女問わず、障害を抱えたとしても、健常者と同じように大人の夜遊びを楽しみたい…というニーズが絶えることはないでしょう。だって、夜遊びって楽しいじゃないですか(笑)。
とはいえ、そんな気持ちがあったとしても、居酒屋・呑み屋・ショーパブなどにズバッとピンポイントアクセスできて、適切なタイミングで介助してくれる交通手段はなかなか見つからないものです。
それなら介護タクシーめぐりの出番じゃね?ということでリリースした夜遊び介護タクシーめぐり。
今回はなんとBIGゲスト・車椅子トラベラー三代達也さんことMiyoっちにご協力いただいて、那覇市の夜をザワつかせているあのショーパブを楽しんできました。いや、仕事ですからね、遊びじゃなくて仕事でリサーチなんですから。。
【車椅子トラベラー|三代達也さん 運営SNS】
Instagram・X(旧Twitter)
車椅子ウェルカムの沖縄美人が舞い踊る【ちゅらさん6】が何かとヤヴぁすぎた件
三代さんとの出逢いは不思議なもので、はじめてお見かけしたのがTwitterのタイムライン。ウユニ塩湖の湖上を車椅子でスーッと駆け抜ける動画が流れてきたときめちゃくちゃ衝撃的で。
時を経て、僕のFacebook投稿に三代さんからのイイねが突然舞い込んできて、そこからのつながりというわけです(おそらくO.Oさんが紹介してくれたと思ってる)。
いやぁ、情報発信を続けてきてよかったなぁ、こんな凄い人とつながれるなんて。
実は我々、ちゅらさん6に向かう前に近くの千ベロ居酒屋で1杯ひっかけてテンションを温めていたんですね(笑)。
写真を撮り忘れましたが、ちゅらさん6が収まるビルの真裏に広めのコインパーキングがあるので、車いす乗降にそれほど困らず3分以内にビルにアクセスすることができます。
ビル1階エレベーターまでに至る道のりも険しい段差はありませんので、車いす介助に慣れていない人でもガイドはそれほど難しくありません。
車椅子ユーザーと一緒の旨をあらかじめ予約していたので、店舗外のスタッフが無線で店舗内スタッフと連携とりつつ我々を楽園へ誘ってくれました。
唯一の鬼門といえばこちらのベニヤ板スロープの傾斜かな。まぁ、普通の成人男性なら息切れすることなく、車いすを押し上げたり後ろ向きに車いす介助できます。
三代さんもおっしゃってましたけど、車いすユーザーの来店を想定した設備が整えられていることが何より嬉しいんですよね。お金をかけずともできることってあるよなぁ。
いざ行かん!
われらの聖地へ
リサーチ当日はハロウィンの季節ということもあって、通路にはお化けやらお化けやらが盛大に我々を出迎えてくれました。
うっぷす!!
ここは平成の楽園ジュリアナ東京なのか??
色んな意味で攻めたお姉さまたちがお立ち台から笑顔で来場者を出迎えてくれました。
入ってみての印象は、とにかく広い(語彙力)。これから美人(ちゅらさん)たちが巻き起こすであろう熱狂と興奮の空間が、怪しいライトアップとアゲアゲBGMによってちりばめられています。
期待値がいやがおうにも高まるぜぃ。
会場内にある階段バリアの関係上、車椅子ユーザーの指定席は舞台から25メートルほど後方にある画像赤枠内になります。なお、トイレはのぞいた限りでは手すり付きの車椅子対応ではありませんでした。
って思ったそこの夜遊大好きZさん。安心してください、美女たちはYOUの目の前に来てくれますから。
この赤い幕はなんなんだ?
何かが絶対起こる予感を抱きながらも20:30にショーはスタート。
多くは語りません。
彼女たちの圧巻のパフォーマンスは興奮を超えて感動すら与えてくれますので。
あの赤い垂れ幕がストンと落ちたあとの目に飛び込んでくる映像美たるや!!!
会場内は「うぉーっ!!」という歓声とどよめきとBGMで、この夜だけの世界観が創り上げられました。
もうね、しつこいけど、ちゅらさん6は1回来たほうがいいです。
今まで琉球舞踊や落語や歌舞伎やモンパチフェスやイエモンのライブなどなど、様々な舞台パフォーマンスを鑑賞してきましたけど、本気の女性たちが魅せるショーパブってすごいですね。感動です、感動。
エロ視点を音速で超えるリスペクトと感動がここにあります。
この方の歌唱力も素晴らしかったなー
あ、そうそう。
ショーが繰り広げられているさなかに、パフォーマーの美女全員が何度も観客とコミュニケーションをとってくれます。そうすると、自分の推しを見つけ・応援したくなるような気持に掻き立てられます。
僕は沖縄県民なので沖縄の子を推しました(笑)。なんでもここに勤める女性たちのほとんどが本土出身らしく、彼女を含め沖縄出身はごくわずかだそうな。
僕を含め沖縄県民は、はじかさー(恥ずかしがりや)だからねぇ。
攻め攻めの衣装を着て舞台上で成りきることの覚悟や、ファンからの応援がどうしたってランキング化されることを考えると、応募をひかえちゃうかも。
まぁ、でも、沖縄県民に本気を出させたら怖いですよ! 気ぃちきらんねぇー、でーじすんどーひゃぁ
(何語?)
60分もの楽しいショーパブもあっという間に終了。
このあと大人の花園に行こうかと妄想していましたが、日中の観光介護タクシーのお客様との貸切ドライブの心地よい疲れがどっと押し寄せてきたので、トンコツ体臭関係ねぇとばかりに豚骨ラーメンを食らって帰ることにしました。
いやー、ここ最近夜遊びしていなかったので久しぶりに刺激と発見を満喫しましたよ。たまには夜遊びしなきゃね。
ということで、沖縄の夜を楽しみたい車椅子ユーザーからのお問合せ・ご相談お待ちしています。オリオンビールで乾杯して共に楽しみましょう!!