広島へ行こうと決めたきっかけは
先日お伝えしたイエローモンキーライブでハッスルするためだったのですが、
いや、
この広島でのライブも虎視眈々と狙ったわけでなく、
埼玉・福岡どちらかを狙って抽選した結果、落選となり、
じゃあ一番近い日に行われる場所はどこだ、、と検索すると広島グリーンアリーナ
だっただけで。
おお、行ったことないし、ましてや、
原爆ドームも見れるじゃないか、という結果として好都合だったと
思わざるを得ない流れだったのです。
TV・ネットで伝わらない空気がそこにはある。
これはちょい、感動したな。
なんだか、ビートルズのアルバムジャケットを想起させるのは
ワタシだけ?
疲れ果てているビジネスマン・切ない表情のウーマンも
電車で見かけたっけ。
会社員から10年以上も遠ざかったワタシは
改めて今の立場、自分でビジネスを展開できる喜びのようなものを
ふと感じました。
吉井和哉さんは、日本人が本場アメリカのロックを表現するという
スタイルが何だかダサくてそれがイイじゃんと、
黄色のサル
との意味あいのバンド名にしたんだそう。
あとは吉井のYから始まるバンド名を考えていたとか、
色々諸説あるのですが、
カッコいい名前をつけようぜ、、という姿勢じゃない所がカッコいいわけで(笑)
最高でした。ライブ。
日曜日ということもあり、人通りは少なかったな。
ライブ会場からそんなに離れていなかったから観客が勢いそのままに
呑みに出てくるんだろうな、と思ったのは外れでした。
濃厚で美味かった。
でも、コイツのせいか胸がむかむかしてきて30分で店を出たよ(笑)
前日、興奮して寝れなかったから体調不良だったんだな。
カプセルホテルで一泊後、
翌日朝の7時15分から出動しましたよ。
あ、
この2つの写真でここがどこかわかりましたか?
広島記念公園、
ワタシが訪れる1週間ほど前、オバマ大統領が戦後初の
原爆投下を行った国の代表として亡くなられたかたへの哀悼の意を
捧げに来られた場所ですね。
主語がない、といわれるモニュメント。
世界で唯一、核爆弾を落とされた国が言葉だけを捉えたら
日本が過ちを犯したような文言。
これにはいろいろ意見があるようで。
自分で様々なアンテナ、意識を働かせ、学びましょう。
真実は一つなのか、
見方が変われば正義は悪になるのか。
悪は正義になるのか。
投下国?なのかが定かではないですが、
この近くに原爆が落とされたという事実をその目で確認して
何かを学んで帰るのでしょう。
何かは学べるはずです。
悲しくて泣けてくるとか、
そんなんじゃないんです。
言葉に表せない感情ですね。
それが正式名称です。
当時の物産品の展示・販売、時には博物館としても活用されたそう。
B-29 エノラゲイはリトルボーイ(どこがリトルだ)という
ウラニウム爆弾を投下。
(600メートルが一番、殺傷範囲が大きいとの予測込みで。)
この近くにある平和記念館、平和記念資料館の展示物資料で
分かったことですが、
B-29 エノラゲイは原爆を投下した後に
すぐさま、爆弾の威力の検証を図るべく、
別の温度検知器・圧力測定器・放射線測定器のような
投下物を落としています。
写真で確認できました。
つまり、
投下国が振りかざす、長引く戦争を終結させるためにやむなく投下した、
という彼らの正義は
素直に受け入れられない事実があります。
原子爆弾の殺傷効果がどれほどのものか
実験材料として
投下されたのですね。
そのために約14万人の広島県民や当時の日本の植民地、朝鮮人・中国人
台湾人・アメリカ捕虜も亡くなられました。
戦時中の緊迫感があったとはいえ、
その日はまさかこんな悲劇が行われるとは微塵にも思わない
人々が
笑っていたり、
しかめっ面だったり、
訓練に励んでいたり、
朝ご飯を食べ終わって仕事に向かう所だったり、
銀行前でちょいと一休みと腰かけていたり。
ワタシは確実に、
明瞭な明確な言葉で表せない感情・学びを経て
沖縄に帰ってきたのでした。