その新規ご依頼は介護施設のケアマネ推薦と出入口に置かせて頂いているリーフレットの相乗効果によるものでした。
30数キロ先にある自宅へたった1時間滞在する為に、ご本人は1時間もの移動を耐えなければならない。
車椅子ユーザーとの外出を共にしたことがない人にお伝えしますと、健常者よりも筋力が弱り・健常者よりも路面凸凹からの突き上げに弱い車椅子指定席の構造上、移動に対する疲れが増していくんですよね。
お客様は倒れたことによる障害で下半身まひ、そして、発声が明瞭でない言語障害も患っています。
沖縄ならではの美しいオーシャンビューを介護タクシー車内から眺めつつ、60分ほど時間をかけて自宅につきました。
ご予約時に相談されていた屋内までの経路にいたる段差は、弊社スロープを使うことなくいつもの段差介助でクリア。
お迎えまでの待ち時間中に新たな沖縄そば屋さんを開拓!!
出入口には段差もなく店内も広々・少し高めのカウンター席もあるので、体格の大きい車椅子ユーザーや電動車いすでも食事を楽しめると。うん、本島北部やんばる地域の観光ドライブではこちらもランチの選択肢に入れようそうしよう。
美味い沖縄そばをateするとあっという間にお迎え時間に相成りまして。するってぇとお孫さんや娘息子夫婦が総お出迎えで和気あいあいと
過ごされた幸せな空間が私を包んでくれまして。
差し出されたのはとても美味しそうなマンゴー
もうね、そんな歴史が作り出したマンゴー、美味いしかないじゃないですか。
介護タクシービジネスのやりがいって、外出サポートを提供して役立ったという実感と売上を得るだけじゃなくて、障害を負うまでに至るお客様の歴史を共有して自分の至らなさを知れることなんです。
物思いにふけりながら立ち寄ったコンビニで買うアイスコーヒーの美味いこと!!我ながら本日もいい仕事しました(笑)。
明日も安全運行で頑張ります。愛情込められた美味しいマンゴー、ありがとうございます!!