はい、とにかく、
お早めにお願いします!(笑)
というのは、介護タクシー事業者・こちら側の勝手な都合なのですが、
一般タクシー会社のように5台以上保有していない介護タクシー事業者がほとんどです。
なので、
今使いたい!と思ってもお応えできない場合があるという事を
ご理解頂きたいのですね~。
介護タクシーは流しが出来ない、予約運行により、初めてご利用開始となる
流しとは、
タクシーを街中で走らせながら、歩道などからお客様に呼び止められてタクシーに乗車、、、という、営業スタイルの事を指します。
(手を上げてタクシーを呼び止めた経験は一度はあるのではないでしょうか。)
介護タクシーはこの営業スタイルをやってはならない、と国土交通省の運行規程で決まっており、あくまでも営業所にお電話なり、メールなどでご利用の旨をお伝えしてもらい、
事業者が了承後に利用できる、、となっております。
なにせ、介護タクシーを利用できるお客様の対象が、
身体障がい者
精神障がい者
要支援者
要介護者
透析患者
知的障がい者。。。。などと
規定されており、こういった方々は健常者に比べて
その体の特性上、街中の歩道を移動されている事は少ないです。
(勿論、ゼロではないですね。)
言い方は相応しくないとは思いますが、
極論を言えば、
一般タクシーはお客様を乗せて、目的地に降ろすだけ、、という運行スタイルです。
一般タクシーお客様(健常者)は自らの力でタクシーに乗ることが出来、
自らの意思で目的地を運転手に伝える事ができ、
自らの力で料金を精算、
自らの力でタクシーから降車できるからなんですね。
介護タクシー利用のお客様はそうではありません。
片麻痺の方や、全く目の見えない方、耳の聞こえない方、腰から下が動かない下肢まひの方、
寝たきり状態の車いす利用者、自分の意思をはっきりと伝える事の難しい方などなど、
そのお客様の状況・状態は本当に様々です。
なので、利用なさる理由や、介助の有る無し、車いす等の福祉機材の準備、
付き添いが必要かどうか、等も電話などで事前に内容を把握しておかないと、
結果として、目的地に移動できなかった、という事になりかねないんですねぇ。
という事で、何はなくとも、ご利用なさりたいなと思いましたら、
なるべく早く、ご連絡いただき、
事業者としっかりと利用内容の確認をお願いしたいです。
いつまでに連絡すれば?利用当日でもいいの?
はい、オッケーです(笑)
絶対に利用日・前日じゃなきゃ受け付けません!という事は申し上げません。
通院利用なら、あらかじめ診察予約日が決まっているため、
予約申請もやりやすいでしょうが、例えば、
結婚式披露宴に車いすユーザーの祖父を参加させたい、、、と予定していても
体調の変化などが常日頃よりあり、
利用当日・体調悪化により参加させることが出来なくなった。。
という状況も想定されるため、ご家族の心情としては
「予約していいものかどうか。。」と
介護タクシー予約をためらう方もいらっしゃるかもしれません。
こういった状況は、どうしようもない事なので、
まずは電話・メール予約をして頂いて、当日やっぱり厳しい、、という状況でも
キャンセルの電話を頂ければ大丈夫ですよ。
大体の事業者さんは、納得いただけるはずです。
(予約先に車両が向かっている場合はキャンセル料が発生するでしょうね)
それは逆の立場に立てば理解できる事ですからね。
ただ、
ワタシはいまだ経験はないのですが、
同業者が予約先に迎えに上がったところ、お客がぶっきらぼうに
「あ、ごめんなさい、急に体調悪くなったからキャンセルでお願いね。」と
言われたそうです。
これってどうですか?w
明らかに常識ないでしょう。
こんな上から目線のお客様は願い下げですね。
どんな業種にでもいえる事だと思いますが、
相手の立場を慮る、思いやる考えを持つ
謙虚で頭を垂れる稲穂でありたいと
考えますがいかがでしょうか。