沖縄に癒しと感動と興奮を求めてくる障害者高齢者へ観光介護タクシーサービスを提供する中で、沖縄生まれ育ちの生粋県民である私はいつも気づかされ、考えさせられています。
それは、バリアフリー環境が整えられていたなら、健常者と同じ景色や空間を共に楽しめていただろうに ということと、自分なりの夢中になれる推しを見つけられれば、人生は潤うよなってことです。
そうそう、今回の車椅子ユーザーからのサッカー付き添い観戦依頼により、晴れて観光介護タクシーめぐりは初のJリーグプロサッカー観戦デビューを果たすことができました。
ありがとうお客様!!
タピック県総ひやごんスタジアム敷地内の車椅子ガイドについて
スタジアムの近くには無料駐車場が完備されているものの、熱量高いサポーターたちにあっさり停められてしまうことや車椅子マークがペイントされた障害者専用乗降パーキングも不正利用者がいることをふまえて、500mほど離れた有料駐車場をあらかじめ確保していました。
その駐車場からスタジアム設置のスロープ箇所に至るまでに、コンクリがひび割れていたり誘導員が誘導する通路にサンゴ石を敷き詰めたがゆえの凸凹で車いす通行に少しストレスがあったのは事実です。
そんなストレスをカンタンに超えられるのが観光介護タクシーなんですけどね(ドヤ顔)!!
アビスパ福岡サポーターと一緒の応援席で応援したいけれど
選手が出入りするメインスタジアム側にユニバーサルシートと区分けされた車いすユーザー観覧席が付き添い席と共に完備されてはいたのですが。
今回のルヴァンカップ・FC琉球 対 アビスパ福岡戦において、サポーターの観覧席はバックスタジアム側になっていて、アビスパ福岡サポーター側には車椅子観覧席が無かったんですよね。
お客様の立場になれば…というか、アウェイの地に訪れた時には、仲間と一緒に・同じ空間で同じ場所から推しのチームを応援したいじゃないですか。
それが、階段やエレベーター無しという物理的な理由によってメインスタジアム側からの観戦を余儀なくされるというのは、機会の不平等なんですよね。
健常者はメインスタント側からもバックスタント側からも観戦することができる。だって、当たり前に階段や段差を乗り越えられるし500mmの通行幅があれば通行できますからね。
障害を抱えたとしても、どの方向からも・どの場所からも観戦できるようなスタジアム環境整備を全国各地に求めたいものです。
そうそう、今回のサッカー観戦にあたって、運営スタッフの方々からの車椅子観覧席までの誘導や声掛けはとても暖かいものでした、ありがとうスタッフーーーーーー
自分なりの推しがあると人生が潤って幸せなのである

カメラの曇りが。。
推し活というと、好きなアイドルを応援するために会場でペンライト回してグッズを購入…みたいなイメージがあったのですが、何もアイドルだけが対象ではなくプロ野球やプロサッカーやアーティストも含まれますよね。ぶっちゃけ、富士山でも苔でも沖縄そばでもなんでもいいんですよ。
まぁ、推し活 という言葉くくりにとらわれる必要はなくて、「自分が好きなモノ・好きな人・対象を応援したい」これがあれば最強なわけです。夢中になれるものが見つかるだけでも、仕事のつらいことや人間関係のしんどさも乗り越えられるじゃないですか。
僕も友だちに声を掛けられたことがきっかけでゴルフにハマりましたが、大自然の中で仲の良い人たちとプレイできたり、できなかったことが出来るようになるまで練習に取り組める時間を日常生活の中に見出しただけでもまぁ幸せですよ、はい。
観光介護タクシーめぐりの使命
それは、沖縄本島にいらっしゃる人たちに、ストレスの元となる段差や障害物を避ける車椅子ガイドスキルと滞在中を一緒に楽しむ空間づくりを提供することです。一人旅でも親子3世代でも夫婦でも恋人同士でもヘルパー同伴でも、沖縄観光を楽しみたい!という願いに応えますので遠慮なく頼っちゃってくださーい!