悪ふざけが過ぎた記事タイトルの意味が、物語中盤あたりで理解できることでしょう。
さて、たいへん頭の良い自称専門家の方々が飽きもせず口角泡を飛ばして「ステイホーム!人流をおさえて!!」と叫ぶ中、陽性者・死亡者減少の現実を祝うかのように、世間は活気を取り戻していました。
そんな最中に沖縄観光ご依頼をありがたく頂戴しまして、さっそく那覇空港へと介護タクシーを走らせた次第。
数か月前から観光プランのすり合わせをメールで何度も行っているので、テキストから伝わるお人柄で〝初対面なのに初対面じゃないような〟不思議な感覚に陥りますが、到着ロビーでお迎えする直前はいつも緊張するものです。
しかしながら車椅子ユーザーお母様と娘さんの笑顔が、私の緊張を解きほぐしてくれました。
(普通は逆)
那覇空港1F・空港食堂
宿泊ホテルの夕食に間に合わないということで、沖縄県民の大好きなB級グルメが並ぶ人気の空港食堂へご案内。
にんじんしりしり~、満足いただけたようです、良かったよかった。
さぁ、フライトで疲れた身体を癒すべくホテルへ直行しましょう。
2018年8月にOPENしたハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄は、エントランスホールのライトアップが非日常空間を彩っており、とても美しいです。
車椅子ユーザーにも優しいユニバーサルルームも1室あります。
さぁ、明日はがっつり沖縄観光です。天気予報によると快晴だそうな。
沖縄の美しい海を堪能してもらうには絶好の機会となりました。
恩納村・ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄
天気予報はうそをつきませんでした、でーじ晴れたさーねー(訳:とても晴れたよねー)。
ラグジュアリーな場所でも違和感なく見劣りしない弊社介護タクシー車両。
色とカタチにこだわってホントに良かった。。。
名護市・ひんぷんがじゅまる
名護市のシンボル的存在・ひんぷんガジュマル前を素通りすることはあっても、車を停めて対峙するところまで身体はなかなか動かないものです。
沖縄独特のヒーリングパワーを浴びて観光ドライブの幕開けとなりました。
二人ともめっちゃいい笑顔、私も嬉しい。
ワルミ大橋
沖縄本島と屋我地島をつなぐワルミ大橋から、漁業・運輸関係者の頭を悩ませる軽石を目の当たりにしました。
かめはめ波で宇宙にぶっ飛ばしたいですね、1秒でも早く無くならないかな。。。
母娘同士の仲の良さがビンビン伝わってきますな。
余談ですが、昭和世代の父親と息子が写真と同じポーズを撮ったらなにか違和感ありますよね?
男性ならではのあの感覚、なんでなんだろう……
今帰仁村・古宇利大橋
カメラに対して構えていない、こういう一瞬を切り撮るのが大好きです(笑)。
幸いなことに、古宇利大橋下には軽石が漂っていなかったので、美しい海を堪能してもらうことができました。
さぁ、ランチタイムです。
お食事処は古宇利愛らんど広場内にあるいつもの食堂です。
観光ドライブ中、娘様はスマホやデジカメを駆使して色々な沖縄を撮られていました。
お母様の表情を見ると、
そのように伺えます(笑)。
私もお客様も海ぶどう丼を頂きました。
個人的にはシークワーサーポン酢をかけて頂きたいところですが、醤油でも十分美味しいです。
タイトル「はしゃぐ娘を慈愛のこころで見守る母」 といった感じでしょうか。
いやー、しかし晴れて何よりでした。ギラつく陽射しがあることで古宇利の海の青さが際立ちますから。
余談ですが、お客様が帰った翌日はどしゃ降りの雨でした(苦笑)。
本部町・フクギ並木ロード

タクシーおじさんの会心の笑顔にモザイクいれようかしら。。。。
おっと!!
いきなり視界に現れたのはお客様ご家族と旅を共にするジャンウォではありませんか!
なんでも日本各地の観光地を渡り歩いてきたそうで、初沖縄だそうな。
フクギ並木のイオンシャワーを浴びた3人。
とてもいい笑顔です。
お母様とくに凛々しい表情だなぁ。
あの琉球家屋
お客様からのヒアリングを行う中で沖縄特有の家屋を見たいとのリクエストがありましたので、こちらへお連れしました。
母屋から前方に出っ張った雨端(アマハジ)のおかげで、沖縄特有の突然の雨や強い日差しも遮ってくれます。
まぁ、この独特の間取りや外観が癒されるんですよね。
観光プランを創るヒアリングの中でお二人は北海道出身ということが判明。
ほんの束の間でも琉球時代にタイムスリップしてほしい願いを込めて、私はお二人に、沖縄の代表的ドリンクとお菓子のさんぴん茶とちんすこうをプレゼントしました。
屋敷の主が客人をもてなす「一番座」でこそ、お二人のおやつタイムにふさわしい場所です。
ちなみに私は、お客様から【北海道限定】じゃがポックルを頂戴しておりました。
北海道出身のお二人が沖縄の有名菓子・ちんすこうを頂き、
沖縄出身の私が北海道の有名菓子・じゃがポックルを頂き、
沖縄県民のソウルドリンク・さんぴん茶で乾杯
琉球家屋の一番座から沖縄の風と空間を共有する。
何という至福の時間!!!
このめぐりあわせは偶然というか必然だったのでしょう、そうに違いありません。
おっと!
ジャンウォ君も嬉しそうな顔で記念撮影に臨んでおりますね。
県民の台所・かねひでスーパー
こちらへのリクエスト、予想外でした。
県民がどんなお肉や魚を食べているのか興味津々だったそうです。
ひと際黄色い声が聞こえたかと思いきや、興奮しながら撮影しているお客様。
何を撮っているのかなーと確認すると……
イラブチャー!!!
美ら海水族館にもいる、この、美味しそうなイラブチャーに惹かれましたか。

画像引用元:カミヤマライトゲーム「フカセに習い イラブチャー連発!」より
エキゾチックな魚のぶつ切り鑑賞を堪能したあとは、疲れた身体を休めるべくホテルへ直行と相成りました。
別れの朝・ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄
いつも、この最後のお迎えの朝が切なくなるんですよね。
お、車椅子乗降介助の瞬間を撮られることはないので、これは個人的に貴重なショットです(笑)。
記憶にないけどホテルスタッフが撮ってくれたんですね、ありがとうございます。
さぁ、お別れの那覇空港へ出発です。
沖縄の貝殻に触れてみたい
幼少期の頃はチャリンコ飛ばして5分圏内に海がありました。沖縄県民にとって貝殻やサンゴのかけらは見慣れたものですが、こちらの日常はあちらの非日常なんですなぁ。
沖縄の砂浜と貝殻にふれて頂きましたよ。
軽石さえなければ、もっときれいな砂浜なのに。。。。
北谷町・デポアイランド
カメラ好きな方だったら、デポアイランドはかなり楽しめますよ。
ご覧の通り、映えるスポットがあちこちに点在しているからです。
そうそう、夜のライトアップも美しいんですよね。
あっという間の沖縄観光でした。
またお逢いできる日を誓ってしばしのお別れです。
またん うちなーんかぃ めんそーりぃよ~さい!!
(訳:また 沖縄に いらっしゃってくださいね~!!)