親孝行したい時に親はなし みたいな言葉を学生時代から見聞きしていましたが、自分の父親が突然他界した時にその意味を痛感したものです。
「あぁ、こういうことなんだね」と。
父親の死、そして、介護タクシーめぐり乗客との数々の別れを通じて やりたいと思っていたことを先延ばしにせず、はじめの一歩を踏み出す ことの大事さから高齢の母親へ東京・大阪旅行を贈ったのが2年前でしたかね。


その時に、母親の足元が不自由になりきる前に旅行を無事に終えたことの充実感/安堵感と、想像している以上に親の老いが加速している現実にびっくりしたんですよね。
介護タクシーでこれまでに何百人もの車いすユーザーへ外出サポートした立場(乗務員)なのに、 です。それくらい予想しとけよって話ですが、身内となると認識が変わるんですかね(笑)
祖父母の、両親の足元が不自由になる前に、
身体の状態がこれ以上悪化する前に、
もう少し優しくしておけばよかった と後悔する前に、
今のうちに南国沖縄への旅行・観光をプレゼントすることをおすすめするお節介ブログです。

誕生日に花を贈るなんてこっぱずかしくて考えられなかったけど、こんなことも出来る大人になりました(笑)
母親との東京大阪旅行の想い出を振り返りながらお伝えしていきましょう。
祖父母・両親の足元の不自由さが確定される前に、親孝行で沖縄旅行を贈るべき理由
その1. 老いてく日々が重なっていくと外出が嫌になるから

以前より膝が痛くなった…転んでしまった…などの身体的衰えを、高齢者は日々痛感しています。その月日が積み重なるごとに、日常生活圏外への移動や外出がおっくうになってしまうんですね。
「まわりに迷惑をかけることになるから…」
「歩けなくはないけど、しんどいから…」
住み慣れた自宅を離れて土地勘のない旅先への移動を否定するかのように、こういった理由付けをしてしまいがちです。
僕の母親も最初はかなりめんどくさがっていて、その反応を見る限りでは、嫌そうだから止めた方がいいかなと思ったものです。
ただ、完全否定ではなかったので、少々強引に旅行計画をすすめていきました。
この、完全否定ではなかった というのがミソでしたね。
その2 移動コストを抑えられるから

祖父母や両親の歩行がそれほど弱っていなければ、沖縄でレンタカーを借りて移動する方が、身内ならではのワイワイ感と共に自由度の高い旅行を楽しめます。
走り慣れていない土地での運転の不安さというデメリットはありますが、タクシーを貸切るよりも安くピンポイントで行きたい所に行くことが出来ますからね。
ちなみに沖縄は鉄軌道が充実しておらず、高速バス/路線バスのバリアフリー設備や乗務員の車いす介助スキルが不足しているので、旅行観光の充実には乗用車の確保が何よりも重要です。
余談ですが母親との東京大阪旅行では、電車と新幹線を多用しましたが、駅から駅への歩行や階段昇降に難儀な思いをさせてしまいました。
その3. 映える場所にたくさん行けるから、行きやすいから

足元が不自由になる前なら、ゴツゴツした琉球石灰岩の階段を昇った先にある写真映えする絶景スポットや、タクシー乗務員おすすめの美味しい沖縄そば屋さんやあのテーマパークを楽しむことが出来るんですよね。
要は、楽しめる選択肢が無数にあるってこと・行きやすいってことです。
19年以上、障害者高齢者への外出サポートを提供している私が断言しますが、誰の手も借りず縁石や段差も乗り越えられて傾斜を駆け上がれて急な傾斜の階段も昇れる って素晴らしいことなんですよ。
足が軽やかに動くうちに、旅行先の映えスポットを撮りまくりましょう。
もうね、写真はなんぼあっても困りませんからね。現代人は、映えスポットを撮る行為自体も幸せなんですよ、そうでしょ?
その4. やっぱり、沖縄が最高だから

離婚率がどうとか県民所得がアレだとか色々言われてますけど、やっぱり沖縄は最高な場所なんだってことですよ。
だからこそ移住者は増えるし国内外からの観光客たちが日々幸せそうに買い物や体験を楽しんでいるわけで。
人が優しい・海はきれい・文化や歴史は独自性を持っていますし、日本のようで日本ではないような南国リゾート感とゆったりとした空気感を、海外に行くよりもお手軽に楽しめるのがオキナワです。
1,600キロ以上も離れた東京と大阪に母親を連れて行ったからこそ、沖縄に生まれ育った有難さを感じました。故郷の良さっちゅうのは、ふるさとを離れないと分からないものですよね。
その5. 沖縄旅行をプレゼントされた という想い出が、脳裏に焼き付くから

住み慣れた故郷を離れて他国・他地域の食や文化を楽しむ旅行は、非日常だからこその、興奮と感動と安らぎを与えてくれます。
那覇空港着陸前の窓から見えるコバルトブルーの美しい海と琉球時代の名残を匂わせる赤瓦の街並みが、旅人たちの脳裏にワクワクと笑顔をもたらし、那覇空港離陸前に「もう1泊したい」と思わせてくれる魅力にあふれた島しょなんですね。
沖縄の魅力を一言でいうと、暖かい/温かい です。気候も県民性も空気もすべてがあたたかい。
改めて申し上げますが、沖縄こそが親孝行に最適な旅行地であり観光スポットであるわけさー。
めぐり的まとめ
旅行や観光がもたらすパワーは人々を幸せにしてくれます。
僕自身が母親を東京大阪に連れて行ったことで、彼女の脳裏には、故郷・沖縄では体験できない東京スカイツリー・浅草雷門・はとバス・大阪城・なんばグランド花月で見た景色や人とのふれあいや賑わいの数々が刻み込まれました。
親孝行は親の足腰が元気なうちにやっておきましょう。
とはいえ旅行や観光という形での親孝行は、計画するまで、そして計画中も調べたり確認をとったりめんどくさいことだらけです。
ただ、そのめんどくさいことを乗り越えた先には、「やってよかった・諦めないでよかった」という満足感が倍以上に返ってきますし、親の喜ぶ姿を見てこちらも幸せになるだけなんですよ。
あ、もちろん、足元が不自由になっても沖縄を楽しむ術(手段)はありますよ。
それが観光介護タクシーってやつです。ぜひのぞいてみてくださいな。

















