このような悩ましい出来事は後を絶たないようだ。こちらをご覧いただきたい。→盲導犬受け入れ拒否。宮城県で後を絶たず
身体障がい者補助犬法とは? 障がい者差別解消法とは?
何かどこかのニュースで見聞きしたような気がするけど内容までは、、という方が多いのではないか。世間に深く浸透しない理由の一つに伝え続けていないという事もあるかと思う。上記の法律なども施行される前後にはTV新聞雑誌等で発信されるがその時だけで終わっているのだ。
いまや若者・中年問わず、いや、意欲的な高齢者がスマホを片手にSNSで情報をあさり、交流を重ねている現状で盲導犬協会側が積極的に継続的にそこのインターネット世界に情報発信し続ける必要があるかと思う。一応、盲導犬公式サイトからTwitter・Facebook・ブログの媒体を見させてもらったら継続的であるものの発信内容が盲導犬の発育段階の写真添付が多かったり、イベント告知で終わっているものが多い印象であった。。。。と思ったが、この記事は素晴らしいなと思った。→支援があっての盲導犬育成
写真とテキストをうまく織り交ぜて盲導犬の訓練内容を伝えている。これを読むと盲導犬が視覚障害者と生活を共にするまでにどのような訓練を行っているかの一端が掴める。
こちらもぜひご覧いただきたい→訓練犬がコンサートを鑑賞しました!
ああ、盲導犬を連れた視覚障碍者が劇場でコンサートを楽しむ事って可能なんだなとイメージがつかめる内容となっている。このような有益な情報を発信し続ける事が必要なんだろう。
おっと、先ほどから上から目線で講釈垂れているワタシはそれが出来ているのかって?。。。(苦笑 まぁ、我慢して最後までお読みいただきたい。
今回の事例で改めてワタシも盲導犬に対する知識を少しばかり深められたつもりだ。盲導犬に関する事をいくつか述べてみた。
- 全国で220人・220頭のユーザーと盲導犬が存在する。
- 飲食店で食事の際は足元で待機させることによりユーザー・盲導犬双方が安心していられる。店内を汚すような事がないように徹底的に訓練されている。
- 畳の上でも暴れることなく静かに待機できる、爪切り・脚を清掃する事をユーザーが行うため畳が傷ついたり汚れる心配もない。
- 盲導犬の糞・尿のケアもユーザーがしっかりと管理する。そこら辺にまき散らすなどマナーの悪い排せつが行われないようきっちりしっかりと訓練されている。
これは情報の一部だが、このブログ読者の方も是非盲導犬受け入れ拒否・事例集を読んでいただきたい。各業界でクレームが起きた後の協会側のアプローチとそれに答えた業界の答えが分かりやすく記されている。これを読んで予習とするだけでも有益なんじゃないだろうか。
まずは知る事、そして、知らせる事。伝え続けること。
今回のニュースを見て盲導犬の受け入れが全国各業界で広まるとイイなと思ったし、自分のお仕事の介護タクシー情報発信の未熟さと改善点を洗い出せたような気がする。